◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆ 2013/06/08（土）発行
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週も非常に荒い展開となり、日経平均は派手に下落した。」
Ｍ「依然としてボラティリティ大きく、振り回されやすい相場となったな。押し目
買いも見られいるようだが、依然として先物には仕掛け的な売りも見られているし
、見切り売りも増えてきた感じだ。」
Ｔ「ああ。特に今週は中小型株まで派手に崩れてきたからな。投資家心理が一気に
悪化したといえる。」
Ｍ「そうだな。日経平均は先月下旬から派手に下落してきたが、新興市場はその前
から先行して下落していたと言う面もあり、結構下げ渋っていたんだが、ここに来
て力も尽きたようだ。」
Ｔ「荒い日経平均を横目に見ながら、地合に影響を受けにくい新興市場銘柄を買い
に向かっていた個人投資家も多いようで、それが下支えになっていた面もある。」
Ｍ「だろうな。先週の投資主体別売買動向見るとマザーズ市場で個人投資家は買い
越している。海外勢は売り越しだ。」
Ｔ「暴落スタート週の先々週も個人投資家はマザーズ市場で大量に買い越していた
よな。」
Ｍ「ああ。5/20～24の週には96.6億円も買い越していた。マザーズの市場規模から
考えると、これはかなり大きな規模だ。その週も海外勢は売り越していた。」
Ｔ「そういった買いが今週、投げてきて新興市場暴落に繋がったのかもな。」
Ｍ「恐らくな。日経平均の下げが止まらず主力系株の下落が一段と酷くなってきた
ことで痛手受けた個人投資家が、新興銘柄も売ってきたんだろう。」
Ｔ「中には追い証絡みで、売らざるを得なかったという個人投資家も多いようだ。」
Ｍ「ただ、ある意味、ようやくセリングクライマックス的な雰囲気は出てきたと言
える。」
Ｔ「ああ。ストップ安まで売り込まれた銘柄も少なくないだけに、新興市場は確か
にセリングクライマックスという期待もありそうだ。」
Ｍ「まあ、昨日の下落で更に追い証発生となった個人投資家も多いだけに、まだ追
い証絡みの売りというのは出てくる懸念はあるものの、セリングクライマックスは
近いと言えるかもな。」
Ｔ「幸いにも昨日の米国市場は爆上げした。雇用統計への警戒感が強かったんだが
、何とか無事通過した感じだ。」
Ｍ「ああ。非農業部門雇用者数は17.5万人増となり、市場予測をやや上回った。た
だ失業率はやや悪化した。」
Ｔ「非常に判断迷うような結果となり、発表直後は株安円高に進む場面も見られた。」
Ｍ「ああ。ドル円は1ドル95円割り込んで94円台付けたし、日経先物はナイトセッシ
ョンで12500円まで売られた。」
Ｔ「でもすぐに切り返して上げていく展開となっている。米国株もしっかりと上昇
した事で、日経先物は更に上昇し13270円でナイトセッション引けている。」
Ｍ「シカゴ日経先物の終値は円建てで13220円で引けている。これにより、週明けか
ら日本株は大幅反発で始まることが期待される。」
Ｔ「雇用統計は恐らく丁度良い結果だったんだろう。」
Ｍ「だろうな。良くもなく悪くもない。つまり量的緩和縮小懸念を強めることにも
ならないし、景気減速懸念にも繋がらない。予測をやや上回るという微妙な結果と
なったことが功を奏したと言えるかもな。」
Ｔ「ああ。それに事前に警戒感もかなり強かっただけにアク抜け的な動きもあった
んだろう。」
Ｍ「そうだな。前日には投機筋が円売りポジション手仕舞い強めて急速に円高が進
行していたしな。とりあえず手仕舞いたい向きは事前に結構手仕舞いしていた可能
性もある。」
Ｔ「恐らくな。その過程でストップロスもかなり発動させられているだけに、ある
意味シコリもほぐれたと言えるかもな。」
Ｍ「とりあえず重要なイベントを無事通過したことで、来週は大夫落ち着いてくる
期待もあるだろう。」
Ｔ「ああ。そう期待したいモンだ。」
Ｍ「ただ、これで全ての懸念が払拭されたと言うわけではない。それだけに簡単に
戻すという事も無いだろうな。当然、上値にはシコリも多いだろうし、来週はメジ
ャーSQを控えている。」
Ｔ「ああ。今度は国内での重要イベントだな。」
Ｍ「今更、上げられても困る投機筋もいるかも知れず、来週も売り仕掛け的な動き
が見られるか注目したい。」
Ｔ「だな。まずは週明けしっかりと戻して日経平均13000円越えで終えられるか注目
だな。」
Ｍ「来週は日銀金融政策決定会合もあるだけに、底打ちを明確にするためにも、
サプライズを期待したいモンだ。」
Ｔ「ああ。期待したい。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週も非常に荒い展開となり、日経平均は派手に下落した。」
Ｍ「依然としてボラティリティ大きく、振り回されやすい相場となったな。押し目
買いも見られいるようだが、依然として先物には仕掛け的な売りも見られているし
、見切り売りも増えてきた感じだ。」
Ｔ「ああ。特に今週は中小型株まで派手に崩れてきたからな。投資家心理が一気に
悪化したといえる。」
Ｍ「そうだな。日経平均は先月下旬から派手に下落してきたが、新興市場はその前
から先行して下落していたと言う面もあり、結構下げ渋っていたんだが、ここに来
て力も尽きたようだ。」
Ｔ「荒い日経平均を横目に見ながら、地合に影響を受けにくい新興市場銘柄を買い
に向かっていた個人投資家も多いようで、それが下支えになっていた面もある。」
Ｍ「だろうな。先週の投資主体別売買動向見るとマザーズ市場で個人投資家は買い
越している。海外勢は売り越しだ。」
Ｔ「暴落スタート週の先々週も個人投資家はマザーズ市場で大量に買い越していた
よな。」
Ｍ「ああ。5/20～24の週には96.6億円も買い越していた。マザーズの市場規模から
考えると、これはかなり大きな規模だ。その週も海外勢は売り越していた。」
Ｔ「そういった買いが今週、投げてきて新興市場暴落に繋がったのかもな。」
Ｍ「恐らくな。日経平均の下げが止まらず主力系株の下落が一段と酷くなってきた
ことで痛手受けた個人投資家が、新興銘柄も売ってきたんだろう。」
Ｔ「中には追い証絡みで、売らざるを得なかったという個人投資家も多いようだ。」
Ｍ「ただ、ある意味、ようやくセリングクライマックス的な雰囲気は出てきたと言
える。」
Ｔ「ああ。ストップ安まで売り込まれた銘柄も少なくないだけに、新興市場は確か
にセリングクライマックスという期待もありそうだ。」
Ｍ「まあ、昨日の下落で更に追い証発生となった個人投資家も多いだけに、まだ追
い証絡みの売りというのは出てくる懸念はあるものの、セリングクライマックスは
近いと言えるかもな。」
Ｔ「幸いにも昨日の米国市場は爆上げした。雇用統計への警戒感が強かったんだが
、何とか無事通過した感じだ。」
Ｍ「ああ。非農業部門雇用者数は17.5万人増となり、市場予測をやや上回った。た
だ失業率はやや悪化した。」
Ｔ「非常に判断迷うような結果となり、発表直後は株安円高に進む場面も見られた。」
Ｍ「ああ。ドル円は1ドル95円割り込んで94円台付けたし、日経先物はナイトセッシ
ョンで12500円まで売られた。」
Ｔ「でもすぐに切り返して上げていく展開となっている。米国株もしっかりと上昇
した事で、日経先物は更に上昇し13270円でナイトセッション引けている。」
Ｍ「シカゴ日経先物の終値は円建てで13220円で引けている。これにより、週明けか
ら日本株は大幅反発で始まることが期待される。」
Ｔ「雇用統計は恐らく丁度良い結果だったんだろう。」
Ｍ「だろうな。良くもなく悪くもない。つまり量的緩和縮小懸念を強めることにも
ならないし、景気減速懸念にも繋がらない。予測をやや上回るという微妙な結果と
なったことが功を奏したと言えるかもな。」
Ｔ「ああ。それに事前に警戒感もかなり強かっただけにアク抜け的な動きもあった
んだろう。」
Ｍ「そうだな。前日には投機筋が円売りポジション手仕舞い強めて急速に円高が進
行していたしな。とりあえず手仕舞いたい向きは事前に結構手仕舞いしていた可能
性もある。」
Ｔ「恐らくな。その過程でストップロスもかなり発動させられているだけに、ある
意味シコリもほぐれたと言えるかもな。」
Ｍ「とりあえず重要なイベントを無事通過したことで、来週は大夫落ち着いてくる
期待もあるだろう。」
Ｔ「ああ。そう期待したいモンだ。」
Ｍ「ただ、これで全ての懸念が払拭されたと言うわけではない。それだけに簡単に
戻すという事も無いだろうな。当然、上値にはシコリも多いだろうし、来週はメジ
ャーSQを控えている。」
Ｔ「ああ。今度は国内での重要イベントだな。」
Ｍ「今更、上げられても困る投機筋もいるかも知れず、来週も売り仕掛け的な動き
が見られるか注目したい。」
Ｔ「だな。まずは週明けしっかりと戻して日経平均13000円越えで終えられるか注目
だな。」
Ｍ「来週は日銀金融政策決定会合もあるだけに、底打ちを明確にするためにも、
サプライズを期待したいモンだ。」
Ｔ「ああ。期待したい。」
