◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆ 2013/08/10（土）発行
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週も非常に荒い展開だった。」
Ｍ「ただ基本的には軟調だったと言えるだろう。週間ベースでこれだけ派手に下げ
たんだ。」
Ｔ「だよな。今週は日経平均上げた日も2営業日あったんだが、如何せん下げる日が
大きくて・・・。」
Ｍ「先週末にかけ2営業日で800円近くも日経平均上昇したと思えば、今週は2営業日
で800円近く下げている。7月下旬から随分と荒い展開が続いている。」
Ｔ「そうだな。CTAなどのヘッジファンドが先物市場で大暴れだ。」
Ｍ「先物主導でこれだけ派手に動かされると、一般の投資家は振り回されてしまう
。それにより投資意欲も減退してしまうだろう。」
Ｔ「だよな。暫く手控えようって向きだって増えてくるだろうし・・・。」
Ｍ「CTAなどと一緒に短期トレードに徹するか、あとは地合の影響で一緒になって売
られた優良株を中長期目線で拾っていくのが無難かもな。好業績銘柄とかな・・。」
Ｔ「まあ短期資金も最近の理不尽な動きに結構振り回されている方も多いようだが
・・・。」
Ｍ「確かに。同じ短期投資でもかなり保有する時間軸を短くしないと難しいかもな
。」
Ｔ「だよな。なんせ方向感が非常に不安定だからな。場中の動きすら方向感が見え
ない日が非常に多い。」
Ｍ「強く上げたと思えば、それ以上にあっさりと下げたりと、確かに場中の動きも
かなり不安定だ。投機筋による売り買い交錯しているような感じであり、上手く便
乗できれば良いが、安易に乗ると振り回されるのがオチだ。」
Ｔ「デイトレでも結構時間軸短くしないと厳しくなっている様子だ。」
Ｍ「デイトレというより分トレ的なトレードだな。中には秒トレがもっとも有効的
との見方もある。」
Ｔ「まあスキャルピング的なトレードだな。」
Ｍ「ただ個別株見ると、地合関係なく買われている銘柄も中にはあるからな。まあ
そういう銘柄にはやはり好業績なものが多いが・・・。」
Ｔ「確かにそうだな。決算発表今週も多かったが、好決算銘柄には買われている銘
柄も目立っていた。」
Ｍ「短期資金もそういった銘柄を中心に集まってきている感じだ。」
Ｔ「そうだな。ただ好決算発表して数日も経てば、短期資金も乏しくなり、垂れて
くる銘柄も見られている。ただある意味、そういった感じの銘柄などは地合によっ
て更に売られれば中長期目線で拾っていくのも面白そうだ。」
Ｍ「今週は為替市場も大きく動いている。ドル円は1ドル95円台まで円高進む場面も
あり、それも日本株の重しになっている。」
Ｔ「まあ、日本株の下落をうけ、円高に進行している面もありそうだけどな。」
Ｍ「確かに為替市場も投機筋の動向に大きく左右されるからな。CMEの先物市場で投
機筋は円売りポジションを大量に抱えている。それが、ここ2週間減ってきているこ
とが明らかになっている。」
Ｔ「つまり円売りポジションを手仕舞いしてきている投機筋が増えてきたと言うわ
けだな。それが円買いに繋がり円高要因になっていると・・・。」
Ｍ「ああ。2週連続で減っているとはいえ、依然として投機筋による円売りポジショ
ンは高水準だ。まだ円買い戻しの動きが続くようだとやっかいだな。」
Ｔ「でも、今週になってから再び9月量的緩和縮小の可能性が高まってきている。
それによってドルも買われやすくなっているだろうし、更に円高進行すれば、逆に
円売りに動く向きが出てきても不思議はない。」
Ｍ「確かにそうだ。米量的緩和縮小の懸念でリスクオフムードになりつつあり、そ
れが投機筋の円売りポジション解消に向かっている要因ともいえるんだが、米国が
量的緩和縮小へ動き出せば、ドルは買われやすくなるし、円は売られやすくなる。」
Ｔ「正確には量的緩和縮小開始となる前からそういった動きになるんだろうな。相
場は先行して動くモンだし・・・。」
Ｍ「当然そうだな。9月に量的緩和縮小開始になるならば、そろそろドル買いが強ま
ってきても不思議はない。先週末に発表された米雇用統計が弱い数字になったこと
で、今週はドルが売られてきたんだが、その売りも来週には一巡しても不思議はな
いだろう。」
Ｔ「そうだな。そうれば円高も止まり、円安へと戻していく期待もあるかもな。」
Ｍ「今週は9月FOMCでの量的緩和縮小開始の可能性を示唆するような要人発言が相次
いだ。ハト派と言われる向きからの発言もあり、それにより再び9月縮小開始説が強
まってきている。」
Ｔ「来週には米経済指標発表も多い。それら次第では一段と9月縮小開始説が増えて
きそうだ。」
Ｍ「まあ、逆に弱い経済指標相次げば、9月縮小開始説が減ってくるかも知れないが
・・・。」
Ｔ「ただ今週の要人発言から考えると、既に市場に警告を発しているように感じる
けどな。9月に縮小やる可能性もあるぞ、そうなっても慌てないように今の内から準
備しておけと・・。」
Ｍ「確かに・・。つまり市場に、9月縮小開始をそれまでに織り込んでおけっていう
ことなんだろう。
Ｔ「織り込まず、いざ縮小開始となれば、波乱相場に繋がるからな。」
Ｍ「ああ。時間をかけて織り込む分には、波乱にもなりにくいし、結果的に相場へ
の悪影響も最小限に抑えられる可能性があるからな。」
Ｔ「いずれにしろ、今の市場の関心は量的緩和縮小開始がいつなんだと言うことに
なってきている。来週はどういう方向に傾くのか注目だな。」
Ｍ「そうだな。注目しておきたい。あとドルの動向だな。早期量的緩和縮小を織り
込むような動きになってくるのかも注目だ。」
Ｔ「円高進行が止まれば、日本株も買われやすくなる。押し目買いも入りやすくな
るからな。」
Ｍ「ああ。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週も非常に荒い展開だった。」
Ｍ「ただ基本的には軟調だったと言えるだろう。週間ベースでこれだけ派手に下げ
たんだ。」
Ｔ「だよな。今週は日経平均上げた日も2営業日あったんだが、如何せん下げる日が
大きくて・・・。」
Ｍ「先週末にかけ2営業日で800円近くも日経平均上昇したと思えば、今週は2営業日
で800円近く下げている。7月下旬から随分と荒い展開が続いている。」
Ｔ「そうだな。CTAなどのヘッジファンドが先物市場で大暴れだ。」
Ｍ「先物主導でこれだけ派手に動かされると、一般の投資家は振り回されてしまう
。それにより投資意欲も減退してしまうだろう。」
Ｔ「だよな。暫く手控えようって向きだって増えてくるだろうし・・・。」
Ｍ「CTAなどと一緒に短期トレードに徹するか、あとは地合の影響で一緒になって売
られた優良株を中長期目線で拾っていくのが無難かもな。好業績銘柄とかな・・。」
Ｔ「まあ短期資金も最近の理不尽な動きに結構振り回されている方も多いようだが
・・・。」
Ｍ「確かに。同じ短期投資でもかなり保有する時間軸を短くしないと難しいかもな
。」
Ｔ「だよな。なんせ方向感が非常に不安定だからな。場中の動きすら方向感が見え
ない日が非常に多い。」
Ｍ「強く上げたと思えば、それ以上にあっさりと下げたりと、確かに場中の動きも
かなり不安定だ。投機筋による売り買い交錯しているような感じであり、上手く便
乗できれば良いが、安易に乗ると振り回されるのがオチだ。」
Ｔ「デイトレでも結構時間軸短くしないと厳しくなっている様子だ。」
Ｍ「デイトレというより分トレ的なトレードだな。中には秒トレがもっとも有効的
との見方もある。」
Ｔ「まあスキャルピング的なトレードだな。」
Ｍ「ただ個別株見ると、地合関係なく買われている銘柄も中にはあるからな。まあ
そういう銘柄にはやはり好業績なものが多いが・・・。」
Ｔ「確かにそうだな。決算発表今週も多かったが、好決算銘柄には買われている銘
柄も目立っていた。」
Ｍ「短期資金もそういった銘柄を中心に集まってきている感じだ。」
Ｔ「そうだな。ただ好決算発表して数日も経てば、短期資金も乏しくなり、垂れて
くる銘柄も見られている。ただある意味、そういった感じの銘柄などは地合によっ
て更に売られれば中長期目線で拾っていくのも面白そうだ。」
Ｍ「今週は為替市場も大きく動いている。ドル円は1ドル95円台まで円高進む場面も
あり、それも日本株の重しになっている。」
Ｔ「まあ、日本株の下落をうけ、円高に進行している面もありそうだけどな。」
Ｍ「確かに為替市場も投機筋の動向に大きく左右されるからな。CMEの先物市場で投
機筋は円売りポジションを大量に抱えている。それが、ここ2週間減ってきているこ
とが明らかになっている。」
Ｔ「つまり円売りポジションを手仕舞いしてきている投機筋が増えてきたと言うわ
けだな。それが円買いに繋がり円高要因になっていると・・・。」
Ｍ「ああ。2週連続で減っているとはいえ、依然として投機筋による円売りポジショ
ンは高水準だ。まだ円買い戻しの動きが続くようだとやっかいだな。」
Ｔ「でも、今週になってから再び9月量的緩和縮小の可能性が高まってきている。
それによってドルも買われやすくなっているだろうし、更に円高進行すれば、逆に
円売りに動く向きが出てきても不思議はない。」
Ｍ「確かにそうだ。米量的緩和縮小の懸念でリスクオフムードになりつつあり、そ
れが投機筋の円売りポジション解消に向かっている要因ともいえるんだが、米国が
量的緩和縮小へ動き出せば、ドルは買われやすくなるし、円は売られやすくなる。」
Ｔ「正確には量的緩和縮小開始となる前からそういった動きになるんだろうな。相
場は先行して動くモンだし・・・。」
Ｍ「当然そうだな。9月に量的緩和縮小開始になるならば、そろそろドル買いが強ま
ってきても不思議はない。先週末に発表された米雇用統計が弱い数字になったこと
で、今週はドルが売られてきたんだが、その売りも来週には一巡しても不思議はな
いだろう。」
Ｔ「そうだな。そうれば円高も止まり、円安へと戻していく期待もあるかもな。」
Ｍ「今週は9月FOMCでの量的緩和縮小開始の可能性を示唆するような要人発言が相次
いだ。ハト派と言われる向きからの発言もあり、それにより再び9月縮小開始説が強
まってきている。」
Ｔ「来週には米経済指標発表も多い。それら次第では一段と9月縮小開始説が増えて
きそうだ。」
Ｍ「まあ、逆に弱い経済指標相次げば、9月縮小開始説が減ってくるかも知れないが
・・・。」
Ｔ「ただ今週の要人発言から考えると、既に市場に警告を発しているように感じる
けどな。9月に縮小やる可能性もあるぞ、そうなっても慌てないように今の内から準
備しておけと・・。」
Ｍ「確かに・・。つまり市場に、9月縮小開始をそれまでに織り込んでおけっていう
ことなんだろう。
Ｔ「織り込まず、いざ縮小開始となれば、波乱相場に繋がるからな。」
Ｍ「ああ。時間をかけて織り込む分には、波乱にもなりにくいし、結果的に相場へ
の悪影響も最小限に抑えられる可能性があるからな。」
Ｔ「いずれにしろ、今の市場の関心は量的緩和縮小開始がいつなんだと言うことに
なってきている。来週はどういう方向に傾くのか注目だな。」
Ｍ「そうだな。注目しておきたい。あとドルの動向だな。早期量的緩和縮小を織り
込むような動きになってくるのかも注目だ。」
Ｔ「円高進行が止まれば、日本株も買われやすくなる。押し目買いも入りやすくな
るからな。」
Ｍ「ああ。期待したいモンだ。」
