◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆ 2013/08/24(土)発行
=================
◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
=================
T「今週も不安定な展開だったが、辛うじて先週末より日経平均は上昇して終え
た。」
M「まあ、ほぼ横ばいと言った感じだな。下げて戻したみたいな・・・。」
T「ただ今週は2ヶ月ぶりの安値水準付けるなど、結構投資家心理は落ち込んでい
たといえる。」
M「そうだな。上げ下げを繰り返しているとはいえ、上値は切り下がってきている
し、下値は切り下がってきているからな。」
T「ああ。既に下向きになっている25日移動平均線や75日移動平均線の下で推移し
ている訳だし、今週は一度もそれらの移動平均線まで戻す場面もなかった。」
M「それに新興市場が今週は弱かった。中でも個人投資家に人気高いような銘柄に
弱いモノが目立っており、個人投資家の心理は一段と冷え込んでいる恐れがある。
」
T「それを考えれば、日経平均先週末より上昇して終えたとはいえ、先週末より投
資家心理は悪化していると言えそうだ。」
M「お盆休み明けとなったんだが、依然として薄商いで市場のエネルギーが強まら
ない。」
T「そうだな。それだけにシコリの多い銘柄などは少ない売りで下げてしまう。押
し目買いも入りにくい状況が続いている感じだ。」
M「指数も先物主導で動く場面多く見られており、それが不安定相場の要因になっ
ている。」
T「海外勢の商いも増えてきておらず、依然として夏休みムードといえそうだな。
」
M「ああ。外部要因で結構不透明感強いからな。まだ暫く手控えようって海外勢も
多いようだ。」
T「今週はエマージング諸国の懸念が強まった。インドネシアやタイ、インドなど
新興国の通貨や株価が大きく下落した。」
M「米量的緩和縮小を本格的に織り込みに来た感じだな。海外マネーがそれらエマ
ージング諸国の市場から資金を引き揚げてきたのが鮮明となっている。」
T「まあ市場規模がそれほど大きくないだけに海外勢の資金引き揚げも短期間で終
わりそうだけどな・・・。」
M「そうなれば良いけどな。いずれにしろ、来週はまだ警戒も必要だろう。」
T「そうだな。やはり来月の米FOMCまでは動きにくい展開が続くかもな。」
M「まあ少なくとも9月6日の米雇用統計までは、積極的なポジションは取りにくい
だろう。」
T「その雇用統計で、ある程度米国がいつ量的緩和縮小に踏み切るのか解るだろう
からな。」
M「ただ既に9月のFOMCで縮小決定されるという見方が大勢になっているからな。既
に注目はどの程度の規模で縮小していくのかという事に注目が変わってきている。
」
T「あくまでもゆっくりと少しずつの縮小していくのであれば、アク抜けになる期
待もありそうだからな。」
M「ああ。ここに来て米国の経済指標に弱いモノが目立ち始めた。昨日も新築住宅
販売件数が市場予測を大幅に下回っており、イヤな感じだ。」
T「でも、そのお陰で量的緩和縮小規模は小さくなると言う見方に繋がっている。
それで昨日は米長期金利も低下したし、株価も上げた。」
M「昨日はな。ただ今後も弱い経済指標続くようだと、量的緩和縮小により米景気
減速していくのではという懸念が意識されてくる恐れがある。」
T「確かに・・。まあそれで量的緩和縮小しないって言うなら、まだ好感されるん
だろうけど。」
M「でも、どうだろうな。既に年内には縮小開始するというのは市場は既に織り込
んでいる事だ。9月に縮小開始しなくても、今年中には縮小開始するっていうなら、
言うほど好感はされないだろう。」
T「確かに。縮小自体が白紙に戻れば良いが、それはそれで米国経済の先行き懸念
が意識されるって恐れもありそうだ。」
M「来週も米国では重要な経済指標も多い。せっかく中国や欧州が景気回復の兆し
が見られてきているだけに、ここで米国転けないで欲しいけどな。」
T「そうだな。米国の弱い経済指標はドル売りに繋がり、円高要因となる。日本市
場にもネガティブになりやすい。」
M「ああ。米国の経済強い方がドル買い円安になり、日本市場には追い風になる期
待があるからな。」
T「とにかく来週、上げていかずともしっかりとした展開続けて欲しいモンだ。」
M「ああ。来週は月末となるが、日経平均は不思議なことに新年度入りしてから月
末には13500~14000円で終えているんだ。」
T「確かにそうだな。4月末から7月末まで月末は必ず13500~14000円に収まってい
る。」
M「それだけに今月末もその水準で迎えそうだけどな。出来れば14000円以上で終え
たいところだが、今の外部要因考えれば13500~14000円に収まれば御の字といえる
かもな。」
T「確かに・・・。まあ来週どういう展開になるのか注目しておきたい。」
◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
=================
T「今週も不安定な展開だったが、辛うじて先週末より日経平均は上昇して終え
た。」
M「まあ、ほぼ横ばいと言った感じだな。下げて戻したみたいな・・・。」
T「ただ今週は2ヶ月ぶりの安値水準付けるなど、結構投資家心理は落ち込んでい
たといえる。」
M「そうだな。上げ下げを繰り返しているとはいえ、上値は切り下がってきている
し、下値は切り下がってきているからな。」
T「ああ。既に下向きになっている25日移動平均線や75日移動平均線の下で推移し
ている訳だし、今週は一度もそれらの移動平均線まで戻す場面もなかった。」
M「それに新興市場が今週は弱かった。中でも個人投資家に人気高いような銘柄に
弱いモノが目立っており、個人投資家の心理は一段と冷え込んでいる恐れがある。
」
T「それを考えれば、日経平均先週末より上昇して終えたとはいえ、先週末より投
資家心理は悪化していると言えそうだ。」
M「お盆休み明けとなったんだが、依然として薄商いで市場のエネルギーが強まら
ない。」
T「そうだな。それだけにシコリの多い銘柄などは少ない売りで下げてしまう。押
し目買いも入りにくい状況が続いている感じだ。」
M「指数も先物主導で動く場面多く見られており、それが不安定相場の要因になっ
ている。」
T「海外勢の商いも増えてきておらず、依然として夏休みムードといえそうだな。
」
M「ああ。外部要因で結構不透明感強いからな。まだ暫く手控えようって海外勢も
多いようだ。」
T「今週はエマージング諸国の懸念が強まった。インドネシアやタイ、インドなど
新興国の通貨や株価が大きく下落した。」
M「米量的緩和縮小を本格的に織り込みに来た感じだな。海外マネーがそれらエマ
ージング諸国の市場から資金を引き揚げてきたのが鮮明となっている。」
T「まあ市場規模がそれほど大きくないだけに海外勢の資金引き揚げも短期間で終
わりそうだけどな・・・。」
M「そうなれば良いけどな。いずれにしろ、来週はまだ警戒も必要だろう。」
T「そうだな。やはり来月の米FOMCまでは動きにくい展開が続くかもな。」
M「まあ少なくとも9月6日の米雇用統計までは、積極的なポジションは取りにくい
だろう。」
T「その雇用統計で、ある程度米国がいつ量的緩和縮小に踏み切るのか解るだろう
からな。」
M「ただ既に9月のFOMCで縮小決定されるという見方が大勢になっているからな。既
に注目はどの程度の規模で縮小していくのかという事に注目が変わってきている。
」
T「あくまでもゆっくりと少しずつの縮小していくのであれば、アク抜けになる期
待もありそうだからな。」
M「ああ。ここに来て米国の経済指標に弱いモノが目立ち始めた。昨日も新築住宅
販売件数が市場予測を大幅に下回っており、イヤな感じだ。」
T「でも、そのお陰で量的緩和縮小規模は小さくなると言う見方に繋がっている。
それで昨日は米長期金利も低下したし、株価も上げた。」
M「昨日はな。ただ今後も弱い経済指標続くようだと、量的緩和縮小により米景気
減速していくのではという懸念が意識されてくる恐れがある。」
T「確かに・・。まあそれで量的緩和縮小しないって言うなら、まだ好感されるん
だろうけど。」
M「でも、どうだろうな。既に年内には縮小開始するというのは市場は既に織り込
んでいる事だ。9月に縮小開始しなくても、今年中には縮小開始するっていうなら、
言うほど好感はされないだろう。」
T「確かに。縮小自体が白紙に戻れば良いが、それはそれで米国経済の先行き懸念
が意識されるって恐れもありそうだ。」
M「来週も米国では重要な経済指標も多い。せっかく中国や欧州が景気回復の兆し
が見られてきているだけに、ここで米国転けないで欲しいけどな。」
T「そうだな。米国の弱い経済指標はドル売りに繋がり、円高要因となる。日本市
場にもネガティブになりやすい。」
M「ああ。米国の経済強い方がドル買い円安になり、日本市場には追い風になる期
待があるからな。」
T「とにかく来週、上げていかずともしっかりとした展開続けて欲しいモンだ。」
M「ああ。来週は月末となるが、日経平均は不思議なことに新年度入りしてから月
末には13500~14000円で終えているんだ。」
T「確かにそうだな。4月末から7月末まで月末は必ず13500~14000円に収まってい
る。」
M「それだけに今月末もその水準で迎えそうだけどな。出来れば14000円以上で終え
たいところだが、今の外部要因考えれば13500~14000円に収まれば御の字といえる
かもな。」
T「確かに・・・。まあ来週どういう展開になるのか注目しておきたい。」