暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える

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9/9、コッソリと厳格化された米国の放射性物質に係る輸入規制 ~対象県が8県から14県に~
2013年09月21日 | Weblog

先日(9/9)、「米国の放射性物質に係る輸入規制」が日本国民の知らないところで厳格化された。
今の日本は、大手マスコミに緘口令が敷かれ、この手の「不都合な真実」が一切報じられない「秘密警察国家」さながらと断じてよいであろう。

で、今回の米国の輸入規制の厳格化については、時期的にみてフクシマ原発における汚染水問題に起因していることは自明であろう。
具体的には、対象県が以下のとおり、出荷制限対象品の輸入禁止が8県から14県に増加するという内容である。

(変更前)岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、神奈川
(変更後)青森、岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、新潟、山梨、長野、静岡

アメリカの見方としては、神奈川県産品が緩和される一方で、北は青森、西は静岡までが放射能汚染されているということである。
この規制内容をみて自身の暮らす都道府県がアウトだセーフだと一喜一憂すること勿れ、狭い日本、いまや縦横無尽に張り巡らされた物流網により、輸入できない食品が日本全土に隈なく流通・拡散され、平然と我々の食卓に並んでいるのが実情である。

日本国内にはどこにも逃げ場などなく、「1億総内部被曝」という”棄民政策”が今この瞬間も粛々と実行されているのである。

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