◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆ 2014/05/24（土）発行
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は日経平均、TOPIX共に3週ぶりの上昇となった。」
Ｍ「ああ。ただ週前半は下抜けるのではという懸念もあり、依然として弱い相場が
続いていたと言えるだろう。」
Ｔ「そうだな。日経平均は再び14000円割り込む場面も場中見られた。」
Ｍ「しかし結果的には再び14000円割れ水準で下げ止まった格好だ。」
Ｔ「ああ。2月や4月、そして5月にも14000円前後まで下落したんだが、またしても
下げ止まっており、かなり強固な下値として意識されているといえる。」
Ｍ「そうだな。やはり見えない力が働いているのではという気すら出てくるよな。」
Ｔ「見えない力というより、見えているとも言えそうだが・・・。」
Ｍ「確かに。投資主体別売買動向見ると、公的年金の買いが継続していることが伺
える。ただ異常と言えるような買いでもないし、結局は売り手が乏しいと言うこと
も言えるだろう。」
Ｔ「確かにそれはあるかもな。今週は日銀金融政策決定会合があったが、内容は全
くと言っていいほどサプライズはない、悪い意味で想定通りだった。」
Ｍ「ああ。21日の会合後の黒田日銀総裁会見をうけ、失望的に為替は円高へ進行し
、日経先物は、その日のナイトセッションで14000円を割り込んで始まっていた。」
Ｔ「でも更に売り込む動きとならず、14000円台に戻すと言う動きを見せていた。」
Ｍ「その日は場中にも14000円割り込んでいたが、14000円割れ水準では更に売り込
む動き見られずにすぐに14000円台まで戻す動きを見せている。」
Ｔ「その動き見ると確かに見えない力が働いているといえるのかもな。」
Ｍ「確かに14000円割れ水準で買いを入れている向きは居るだろう。ただそれでも強
引に売り崩す動きが出てこなかったと言うことだ。」
Ｔ「週末にかけては買い戻しの動きだろうな。14000円割れて下抜けていくシナリオ
でショートポジ取っていた向きが、流石にギブアップして買い戻してきている様子
が伺える。」
Ｍ「ああ。タイミング良く、米株が上昇したり、中国HSBC製造業PMI速報値が予想を
大きく上回る数字が出てきたり、かんぽ生命が日本株を買い増しするなんて話まで
浮上した。」
Ｔ「かんぽ生命の話なんて、確かに見えない力が働いているようにも思えるが・・
・。」
Ｍ「昨日は麻生財務相が法人税減税に容認するような姿勢を示した。今までは効果
は乏しいなどと法人税減税には前向きではなかっただけに、市場では好感する声が
聞かれた。」
Ｔ「それにより日経平均は後場に14500円台まで乗せたんだが、大引けまでは維持で
きなった。流石に週末だし14500円台で上値買いに向きは乏しかったようだ。」
Ｍ「それにテクニカル的な抵抗線があったしな。75日移動平均線や一目均衡表の雲
下限。」
Ｔ「昨日はその抵抗ラインで見事に頭打たれた格好となっている。」
Ｍ「ただ昨晩の米国市場はしっかりと続伸しており、S&P500指数は史上最高値を更
新した。為替も円安で返ってきており、週明けそれら抵抗ライン突破できるか注目
される。」
Ｔ「突破すれば一段と買い意欲が増すと言う期待もある。買い戻しだって強まるだ
ろうしな。」
Ｍ「ああ。特に75日移動平均線は今年1月に割り込んでからは、何度も弾かれた上値
抵抗線だ。突破して行ければ流れが大きく変わるという期待もある。」
Ｔ「一目均衡表でも、今年1月に雲の上から下抜けてきて以来、一度も雲の上に出た
ことがない。現状は雲も薄くなっている場面だけに、突破するなら今だとも言える
。」
Ｍ「14600円台に乗せてくれば雲抜けとなるが、その水準にはもう一つの関門である
200日移動平均線が待ちかまえている。これを越えていけるようだと一気に期待は強
まるだろうな。」
Ｔ「シカゴ日経先物は円建てで14560円で返ってきているが、何とも微妙な感じだな
。」
Ｍ「あとは明日行われるウクライナ大統領選で、何事もなく無事通過すれば、安心
感広がる期待もある。ただ、すぐに安心感出るというより徐々に安心感強まってく
るという感じだろうからな。」
Ｔ「でもロシアはウクライナ大統領選の結果を承認するような発言をしているから
な。」
Ｍ「ああ。結果が出てから色々と、イチャモン付けなければ良いのだが・・・。」
Ｔ「ただ、いずれにしろ日本株は雰囲気変わってきたのは確かだろう。ここから上
値が重くなったとしても、下値では買い手も増えてきそうだ。」
Ｍ「そうだな。懸念となっていた新興市場も戻り基調強まってきているし、投資家
心理は改善してきているのは確かだろうな。」
Ｔ「ああ。来週は全体的に上げていかずとも、投資家心理が更に改善してくれば、
上昇エネルギーも高まってきて、強い相場再びという可能性もあるかもな。」
Ｍ「そうだな。今は商いも多くはないが、投資家心理改善していけば徐々に商いも
増えてくるだろう。」
Ｔ「ああ。まずは週明けしっかりと続伸できるか注目だな。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は日経平均、TOPIX共に3週ぶりの上昇となった。」
Ｍ「ああ。ただ週前半は下抜けるのではという懸念もあり、依然として弱い相場が
続いていたと言えるだろう。」
Ｔ「そうだな。日経平均は再び14000円割り込む場面も場中見られた。」
Ｍ「しかし結果的には再び14000円割れ水準で下げ止まった格好だ。」
Ｔ「ああ。2月や4月、そして5月にも14000円前後まで下落したんだが、またしても
下げ止まっており、かなり強固な下値として意識されているといえる。」
Ｍ「そうだな。やはり見えない力が働いているのではという気すら出てくるよな。」
Ｔ「見えない力というより、見えているとも言えそうだが・・・。」
Ｍ「確かに。投資主体別売買動向見ると、公的年金の買いが継続していることが伺
える。ただ異常と言えるような買いでもないし、結局は売り手が乏しいと言うこと
も言えるだろう。」
Ｔ「確かにそれはあるかもな。今週は日銀金融政策決定会合があったが、内容は全
くと言っていいほどサプライズはない、悪い意味で想定通りだった。」
Ｍ「ああ。21日の会合後の黒田日銀総裁会見をうけ、失望的に為替は円高へ進行し
、日経先物は、その日のナイトセッションで14000円を割り込んで始まっていた。」
Ｔ「でも更に売り込む動きとならず、14000円台に戻すと言う動きを見せていた。」
Ｍ「その日は場中にも14000円割り込んでいたが、14000円割れ水準では更に売り込
む動き見られずにすぐに14000円台まで戻す動きを見せている。」
Ｔ「その動き見ると確かに見えない力が働いているといえるのかもな。」
Ｍ「確かに14000円割れ水準で買いを入れている向きは居るだろう。ただそれでも強
引に売り崩す動きが出てこなかったと言うことだ。」
Ｔ「週末にかけては買い戻しの動きだろうな。14000円割れて下抜けていくシナリオ
でショートポジ取っていた向きが、流石にギブアップして買い戻してきている様子
が伺える。」
Ｍ「ああ。タイミング良く、米株が上昇したり、中国HSBC製造業PMI速報値が予想を
大きく上回る数字が出てきたり、かんぽ生命が日本株を買い増しするなんて話まで
浮上した。」
Ｔ「かんぽ生命の話なんて、確かに見えない力が働いているようにも思えるが・・
・。」
Ｍ「昨日は麻生財務相が法人税減税に容認するような姿勢を示した。今までは効果
は乏しいなどと法人税減税には前向きではなかっただけに、市場では好感する声が
聞かれた。」
Ｔ「それにより日経平均は後場に14500円台まで乗せたんだが、大引けまでは維持で
きなった。流石に週末だし14500円台で上値買いに向きは乏しかったようだ。」
Ｍ「それにテクニカル的な抵抗線があったしな。75日移動平均線や一目均衡表の雲
下限。」
Ｔ「昨日はその抵抗ラインで見事に頭打たれた格好となっている。」
Ｍ「ただ昨晩の米国市場はしっかりと続伸しており、S&P500指数は史上最高値を更
新した。為替も円安で返ってきており、週明けそれら抵抗ライン突破できるか注目
される。」
Ｔ「突破すれば一段と買い意欲が増すと言う期待もある。買い戻しだって強まるだ
ろうしな。」
Ｍ「ああ。特に75日移動平均線は今年1月に割り込んでからは、何度も弾かれた上値
抵抗線だ。突破して行ければ流れが大きく変わるという期待もある。」
Ｔ「一目均衡表でも、今年1月に雲の上から下抜けてきて以来、一度も雲の上に出た
ことがない。現状は雲も薄くなっている場面だけに、突破するなら今だとも言える
。」
Ｍ「14600円台に乗せてくれば雲抜けとなるが、その水準にはもう一つの関門である
200日移動平均線が待ちかまえている。これを越えていけるようだと一気に期待は強
まるだろうな。」
Ｔ「シカゴ日経先物は円建てで14560円で返ってきているが、何とも微妙な感じだな
。」
Ｍ「あとは明日行われるウクライナ大統領選で、何事もなく無事通過すれば、安心
感広がる期待もある。ただ、すぐに安心感出るというより徐々に安心感強まってく
るという感じだろうからな。」
Ｔ「でもロシアはウクライナ大統領選の結果を承認するような発言をしているから
な。」
Ｍ「ああ。結果が出てから色々と、イチャモン付けなければ良いのだが・・・。」
Ｔ「ただ、いずれにしろ日本株は雰囲気変わってきたのは確かだろう。ここから上
値が重くなったとしても、下値では買い手も増えてきそうだ。」
Ｍ「そうだな。懸念となっていた新興市場も戻り基調強まってきているし、投資家
心理は改善してきているのは確かだろうな。」
Ｔ「ああ。来週は全体的に上げていかずとも、投資家心理が更に改善してくれば、
上昇エネルギーも高まってきて、強い相場再びという可能性もあるかもな。」
Ｍ「そうだな。今は商いも多くはないが、投資家心理改善していけば徐々に商いも
増えてくるだろう。」
Ｔ「ああ。まずは週明けしっかりと続伸できるか注目だな。期待したいモンだ。」
