◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆ 2014/10/25（土）発行
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は大幅に反発する展開となった。」
Ｍ「ああ。先週までは派手に下落してきたものの、今週はＶ字的に戻してきた格好
だ。」
Ｔ「先週末にGPIFネタが報じられ、週明けは日経平均578円高と爆上げで今週始まっ
た。」
Ｍ「GPIFの運用比率見直しで日本株比率を現行の12%から20%半ばに引き上げるとの
大胆な報道だった。ただ、火曜日には塩崎厚労相が閣議後の会見でGPIFに関する報
道に関して聞いていないと発言してしまい、日本株は派手に反落している。」
Ｔ「ああ。黙っていればいいものの、余計なことしゃべっちゃって・・。まあ本当
に知らないとすれば、厚労相の知らないところで情報操作が行われているってこと
になる。」
Ｍ「GPIFの関係者というより、やはり株価を下げさせたくない政府関係者だろうな
。厚労相以外の・・・。」
Ｔ「ただ翌水曜日には米株高などが追い風となり、日経平均は火曜日の下落分以上
に上昇した。」
Ｍ「ああ。今週終わってみれば日経平均は15300円付近で引けており、先週下落した
分の大半を取り戻した格好だ。」
Ｔ「そうだな。ここまでＶ字的に戻すとは期待以上だな。」
Ｍ「昨日は米国で新たなエボラ感染者が報じられ、ヒヤッとした場面もあったが、
下値も限定的だった。」
Ｔ「昨晩の米国市場ではどのような反応になるのか注目されていたが、殆ど嫌気さ
れなかったといえる。朝方こそ重しとなり、ダウなどマイナス圏での推移となる場
面もあったが限定的だった。」
Ｍ「ああ。今回はニューヨークという大都市だけに過度な懸念に繋がるのではとの
警戒もあったんだが、結構落ち着いていたと言えるだろう。」
Ｔ「それだけ投資家心理も改善してきていると言うことだろうな。それに市場もエ
ボラへの免疫が徐々に付いてきた印象だ。」
Ｍ「そうだな。結局、エボラ感染者がちょこちょこ出てきて、一般市民に感染が拡
大していくような状況にはならないって皆思っているからな。」
Ｔ「空気感染しないだけに、確かにそう言うことにはなりにくい。」
Ｍ「ただ今までは投資家心理も悪く過剰に反応しやすい状況だけに過剰に反応して
いたと言うことだろう。」
Ｔ「取りあえず昨日の米国市場見る限り、もうエボラでの波乱は起きそうも無い感
じだな。」
Ｍ「そう願いたいけどな。米国はやはり企業決算だろう。今まで発表された企業決
算は全体的には想定よりも良かったといえる。それが投資家心理を改善する要因と
なっている。」
Ｔ「だろうな。昨日も好決算発表したマイクロソフトなどがしっかりと買われてい
た。」
Ｍ「まあアマゾンなど想定より悪い決算発表する企業もあるんだが、それが全体相
場の重しとなっていないことから、投資家心理かなり改善している格好だ。」
Ｔ「昨晩の米国市場はしっかりと続伸しており、そのお陰でシカゴ日経先物は15400
円台で返ってきている。」
Ｍ「ああ。米国株は先週末から今週派手に戻しており、ダウやS&P500指数は今月の
下落分の大半を取り戻してしまった。」
Ｔ「そうだな。高値まではまだ結構あるが、これだけＶ字に戻せれば十分だろう。
その割には日本株の戻りは甘さが見られるが・・・。」
Ｍ「来週から日本でも企業決算が本格的に始まる。米国のように、それを機に見直
し買いが強まってくれば良いけどな。」
Ｔ「ああ。来週はFOMCや日銀会合などのイベントもあるが、それらが反乱容認にな
ると見ている市場関係者は少ない。」
Ｍ「そうだな。そもそも日銀会合には誰も期待はしていないだけに波乱になりよう
もなく、FOMCに関しても量的緩和終了は既に織り込まれていると言えるだろうから
な。」
Ｔ「注目はFOMC声明文の大きな文言修正があるかどうかだが、今まで通りハト派色
強い文言のままという見方が多い。」
Ｍ「そうだな。以前までは、量的緩和終了後も超低金利政策を相当な期間維持する
という文言から、相当な期間と言う部分が削除されると言う見方が多かった。」
Ｔ「ああ。ただここに来てその懸念も後退している。」
Ｍ「そもそも直近には量的緩和終了見送りや、QE4なんて声まで浮上していたからな
。それだけに今回のFOMC声明ではタカ派色強めるような修正は無いとの見方が多い
。」
Ｔ「実際大きな修正はないと思われるが、懸念は過去のQE1、QE2の終了後に大きく
調整しているという事実だ。」
Ｍ「ただ今回はそれを先回り的に警戒した格好で、既に米国株は調整してきている
。まあ過去の調整から見れば甘いと言う見方もあるが・・・。」
Ｔ「まあ、改めてFOMC好感して買われるかは微妙だが、それで改めて売られるよう
な事にはなりにくそうだけどな。」
Ｍ「そうだな。ただ米国株は今週派手に戻してきた分、来週は多少の反動は出てく
るかもな。」
Ｔ「いずれにしろエボラ懸念はかなり後退している印象だし、再び波乱となるよう
な展開は想定しにくい。」
Ｍ「まあ上げずとも底堅い展開続けられるのか注目だな。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は大幅に反発する展開となった。」
Ｍ「ああ。先週までは派手に下落してきたものの、今週はＶ字的に戻してきた格好
だ。」
Ｔ「先週末にGPIFネタが報じられ、週明けは日経平均578円高と爆上げで今週始まっ
た。」
Ｍ「GPIFの運用比率見直しで日本株比率を現行の12%から20%半ばに引き上げるとの
大胆な報道だった。ただ、火曜日には塩崎厚労相が閣議後の会見でGPIFに関する報
道に関して聞いていないと発言してしまい、日本株は派手に反落している。」
Ｔ「ああ。黙っていればいいものの、余計なことしゃべっちゃって・・。まあ本当
に知らないとすれば、厚労相の知らないところで情報操作が行われているってこと
になる。」
Ｍ「GPIFの関係者というより、やはり株価を下げさせたくない政府関係者だろうな
。厚労相以外の・・・。」
Ｔ「ただ翌水曜日には米株高などが追い風となり、日経平均は火曜日の下落分以上
に上昇した。」
Ｍ「ああ。今週終わってみれば日経平均は15300円付近で引けており、先週下落した
分の大半を取り戻した格好だ。」
Ｔ「そうだな。ここまでＶ字的に戻すとは期待以上だな。」
Ｍ「昨日は米国で新たなエボラ感染者が報じられ、ヒヤッとした場面もあったが、
下値も限定的だった。」
Ｔ「昨晩の米国市場ではどのような反応になるのか注目されていたが、殆ど嫌気さ
れなかったといえる。朝方こそ重しとなり、ダウなどマイナス圏での推移となる場
面もあったが限定的だった。」
Ｍ「ああ。今回はニューヨークという大都市だけに過度な懸念に繋がるのではとの
警戒もあったんだが、結構落ち着いていたと言えるだろう。」
Ｔ「それだけ投資家心理も改善してきていると言うことだろうな。それに市場もエ
ボラへの免疫が徐々に付いてきた印象だ。」
Ｍ「そうだな。結局、エボラ感染者がちょこちょこ出てきて、一般市民に感染が拡
大していくような状況にはならないって皆思っているからな。」
Ｔ「空気感染しないだけに、確かにそう言うことにはなりにくい。」
Ｍ「ただ今までは投資家心理も悪く過剰に反応しやすい状況だけに過剰に反応して
いたと言うことだろう。」
Ｔ「取りあえず昨日の米国市場見る限り、もうエボラでの波乱は起きそうも無い感
じだな。」
Ｍ「そう願いたいけどな。米国はやはり企業決算だろう。今まで発表された企業決
算は全体的には想定よりも良かったといえる。それが投資家心理を改善する要因と
なっている。」
Ｔ「だろうな。昨日も好決算発表したマイクロソフトなどがしっかりと買われてい
た。」
Ｍ「まあアマゾンなど想定より悪い決算発表する企業もあるんだが、それが全体相
場の重しとなっていないことから、投資家心理かなり改善している格好だ。」
Ｔ「昨晩の米国市場はしっかりと続伸しており、そのお陰でシカゴ日経先物は15400
円台で返ってきている。」
Ｍ「ああ。米国株は先週末から今週派手に戻しており、ダウやS&P500指数は今月の
下落分の大半を取り戻してしまった。」
Ｔ「そうだな。高値まではまだ結構あるが、これだけＶ字に戻せれば十分だろう。
その割には日本株の戻りは甘さが見られるが・・・。」
Ｍ「来週から日本でも企業決算が本格的に始まる。米国のように、それを機に見直
し買いが強まってくれば良いけどな。」
Ｔ「ああ。来週はFOMCや日銀会合などのイベントもあるが、それらが反乱容認にな
ると見ている市場関係者は少ない。」
Ｍ「そうだな。そもそも日銀会合には誰も期待はしていないだけに波乱になりよう
もなく、FOMCに関しても量的緩和終了は既に織り込まれていると言えるだろうから
な。」
Ｔ「注目はFOMC声明文の大きな文言修正があるかどうかだが、今まで通りハト派色
強い文言のままという見方が多い。」
Ｍ「そうだな。以前までは、量的緩和終了後も超低金利政策を相当な期間維持する
という文言から、相当な期間と言う部分が削除されると言う見方が多かった。」
Ｔ「ああ。ただここに来てその懸念も後退している。」
Ｍ「そもそも直近には量的緩和終了見送りや、QE4なんて声まで浮上していたからな
。それだけに今回のFOMC声明ではタカ派色強めるような修正は無いとの見方が多い
。」
Ｔ「実際大きな修正はないと思われるが、懸念は過去のQE1、QE2の終了後に大きく
調整しているという事実だ。」
Ｍ「ただ今回はそれを先回り的に警戒した格好で、既に米国株は調整してきている
。まあ過去の調整から見れば甘いと言う見方もあるが・・・。」
Ｔ「まあ、改めてFOMC好感して買われるかは微妙だが、それで改めて売られるよう
な事にはなりにくそうだけどな。」
Ｍ「そうだな。ただ米国株は今週派手に戻してきた分、来週は多少の反動は出てく
るかもな。」
Ｔ「いずれにしろエボラ懸念はかなり後退している印象だし、再び波乱となるよう
な展開は想定しにくい。」
Ｍ「まあ上げずとも底堅い展開続けられるのか注目だな。期待したいモンだ。」
