次期米国国務長官、慰安婦問題で韓国に貿易停止の経済制裁

次期米国国務長官慰安婦問題で韓国に貿易停止の経済制裁

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19日、次期米国国務長官のレックス・ティラーソン氏がアメリカの新聞社のインタビューの中で「(国務長官になったら)慰安婦問題でもめる日韓では日本を支持する。韓国が誠実な対応をしなければ貿易停止などの経済制裁を必ず行う」として日韓関係を修復することに対して韓国に強い牽制のメッセージを送った。
レックス・ティラーソン氏は石油メジャー最大手のエクソンモービルの前会長兼CEOで、ロシアとの強いパイプを持つ親ロシア派として知られている。現在はトランプ次期アメリカ大統領に次期米国国務長官として指名されている。
アジア情勢に関連した発言などはほとんどなく、日本、中国、韓国などに対してどのような対応をするかについては未知数の点が多かったが、この発言によって親日派としての意向があることが明かになった。
インタビューでは記者がアジアの平和保障についてどのように考えているかという質問をしたところ、「日本はアジアでも最大の防衛の要、平和安全保障の最大拠点となる。韓国も同様」だと答えた。そして話がアジアの緊張が多岐に渡り高まっているという指摘に対して冒頭のメッセージを含んだ日韓関係の改善を促すメッセージを送った。以下はそのメッセージの全文。
 
(訳:本記事)
レックス氏「日本と韓国は特に東アジアの平和のために米国にとってかかすことのできない存在だ。しかしながら知っての通り、三ヶ国の連携はいまのところうまく言っているとはいえず、特に北朝鮮と中国の問題では連携が十分にとれていない。これは日本の安全保障体制の問題もあるが、日韓の関係が悪化していることが大きな要因だ。そして大きな面では韓国に対応をしてもらいたいと私は個人的に思っている」
記者「日本と韓国の関係悪化に改善策はあるのですか」
レックス氏「難しい問題で、アメリカが介入することはできないかもしれない。だが、私はする。(国務長官になったら)慰安婦問題でもめる日韓では日本を支持する。韓国が誠実な対応をしなければ貿易停止などの経済制裁を必ず行う。これで解決しなかったらさらに措置を検討する」
記者「その根拠は」
レックス氏「日韓合意がなかったら、韓国を支持したかもしれない。だが、今は日韓合意がある。私は歴史問題には無知だが、国際法には詳しい」
 

関連外部リンク:
차기 미국 국무 장관, 위안부 문제로 한국에 무역 중단의 경제 제재 (韓国新聞)