◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2017.05.27
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本市場は反発となった。」
Ｍ「ただ戻りは鈍く、昨日反落して今週終えているだけに、先行き不透明感は拭え
ていない。」
Ｔ「そうだな。今週はコミー前ＦＢＩ長官の証言は結局なく、29日のメモリアルデ
ー明け以降に行われるとのことだ。」
Ｍ「ああ。ただ具体的にいつとはまだ決まっていないようだ。」
Ｔ「来週に行われない可能性もあり、ある意味不透明だな。」
Ｍ「連邦議会が提出を要請していたコミー氏のメモに関して、ＦＢＩが提出を見合
わせると表明している。捜査に必要かどうか、また提出し公開することが適切かど
うか検討しているとのことだ。」
Ｔ「このメモが提出されてから、コミー氏の議会証言という可能性もあるな。」
Ｍ「議会はこの提出期限を6/8としていることからも、コミー氏の証言は先になる恐
れはありそうだ。」
Ｔ「それにホワイトハウスが、コミー氏の議会証言を大統領行政特権を行使し阻止
する可能性もあると一部で報じられている。」
Ｍ「そんなことすれば、尚更トランプ大統領への疑心暗鬼は強まることになるけど
な。」
Ｔ「でもコミー氏が議会証言しトランプ大統領に不利な発言されるよりはマシと考
えているのかも知れない。」
Ｍ「いずれにしろ、この問題は今後も波乱要因として燻っていることは間違いない
。それがいつになるかは現状では不透明だけどな。」
Ｔ「そうだな。今週はそういったトランプリスクも一服していた。トランプ大統領
が外遊に出ていて米国に居なかったということも功を奏した可能性はある。」
Ｍ「ああ。それにより米国株は全戻しだ。トランプ大統領のロシアゲート疑惑で先
週の17日は派手に下落していた。ダウ370ドル超の下落で、ナスダック指数なんて
160Ｐｔ近くの下落となり2.5%超も下げた。」
Ｔ「それを全て戻してしまうんだからな。強いモンだ。」
Ｍ「ああ。昨日までS&P500、ナスダック指数は7連騰で、史上最高値を連日更新して
いる。ダウは昨日こそ小幅に下げたが、それまで6連騰している。」
Ｔ「好調な企業決算や米利上げペースが緩やかになるとの見方が追い風となったよ
うだ。」
Ｍ「ああ。今週発表されたFOMC議事録では、思ったほどタカ派的な内容ではなく、
6月の利上げは揺るぎないものの、その後は思ったよりゆっくりの利上げペースにな
りそうだとの見方に繋がった。」
Ｔ「そうだな。ただそのおかげでドルの重さが見られ、ドル円相場は上値が重くな
り、日本株の重しとなっていたといえる。」
Ｍ「ああ。それだけに日本株も今週は上げたと言えるが、日経平均2万円意識される
水準までは届かなかった。」
Ｔ「まあそれでも日経平均もＴＯＰＩＸも先週17日に米株派手に売られた影響で売
られた分は取り戻す場面あったんだけどな。」
Ｍ「来週には米国で重要な経済指標発表が相次ぐ。それにより6月利上げの可能性は
消えないだろうけど、その後の金融政策の見方が変わる可能性がある。」
Ｔ「そうだな。やはり強い経済指標が相次ぐ方が、ドルが買われやすく円安になり
やすい。」
Ｍ「昨日発表された米1-3月期ＧＤＰ改定値は市場予測を大きく上回る数字となった
。弱かった速報値から大きく上方修正される結果となり、米国経済の底堅さを示し
た格好だ。」
Ｔ「まあ上方修正されても低い伸びとはいえるが、1-3月期は天候要因など一時的な
落ち込みだと見られているからな。」
Ｍ「やはり昨日発表された4月耐久財受注は5ヶ月ぶりの減少となったが、市場予測
は上回った。」
Ｔ「ただ言うほどドルは買われていない。まあ来週に重要な経済指標相次ぐだけに
、それを見極めたいという向きも多そうだ。」
Ｍ「それに昨日は連休前ということもあって、参加者乏しかった面もあるだろう。」
Ｔ「Ｇ７も開催中だしな。積極的な売買は為替も含めて控えられていたといえるか
もな。」
Ｍ「取りあえず来週も米国株強い展開続けば良いけどな。やはり米国株の強さは日
本株には支えとなる。」
Ｔ「ああ。出来ればそれに加えて円安進行も見られれば、日経平均2万円を再度トラ
イしに行く場面が見られるかも知れない。」
Ｍ「そうだな。来週はどういう展開になるのか注目だな。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本市場は反発となった。」
Ｍ「ただ戻りは鈍く、昨日反落して今週終えているだけに、先行き不透明感は拭え
ていない。」
Ｔ「そうだな。今週はコミー前ＦＢＩ長官の証言は結局なく、29日のメモリアルデ
ー明け以降に行われるとのことだ。」
Ｍ「ああ。ただ具体的にいつとはまだ決まっていないようだ。」
Ｔ「来週に行われない可能性もあり、ある意味不透明だな。」
Ｍ「連邦議会が提出を要請していたコミー氏のメモに関して、ＦＢＩが提出を見合
わせると表明している。捜査に必要かどうか、また提出し公開することが適切かど
うか検討しているとのことだ。」
Ｔ「このメモが提出されてから、コミー氏の議会証言という可能性もあるな。」
Ｍ「議会はこの提出期限を6/8としていることからも、コミー氏の証言は先になる恐
れはありそうだ。」
Ｔ「それにホワイトハウスが、コミー氏の議会証言を大統領行政特権を行使し阻止
する可能性もあると一部で報じられている。」
Ｍ「そんなことすれば、尚更トランプ大統領への疑心暗鬼は強まることになるけど
な。」
Ｔ「でもコミー氏が議会証言しトランプ大統領に不利な発言されるよりはマシと考
えているのかも知れない。」
Ｍ「いずれにしろ、この問題は今後も波乱要因として燻っていることは間違いない
。それがいつになるかは現状では不透明だけどな。」
Ｔ「そうだな。今週はそういったトランプリスクも一服していた。トランプ大統領
が外遊に出ていて米国に居なかったということも功を奏した可能性はある。」
Ｍ「ああ。それにより米国株は全戻しだ。トランプ大統領のロシアゲート疑惑で先
週の17日は派手に下落していた。ダウ370ドル超の下落で、ナスダック指数なんて
160Ｐｔ近くの下落となり2.5%超も下げた。」
Ｔ「それを全て戻してしまうんだからな。強いモンだ。」
Ｍ「ああ。昨日までS&P500、ナスダック指数は7連騰で、史上最高値を連日更新して
いる。ダウは昨日こそ小幅に下げたが、それまで6連騰している。」
Ｔ「好調な企業決算や米利上げペースが緩やかになるとの見方が追い風となったよ
うだ。」
Ｍ「ああ。今週発表されたFOMC議事録では、思ったほどタカ派的な内容ではなく、
6月の利上げは揺るぎないものの、その後は思ったよりゆっくりの利上げペースにな
りそうだとの見方に繋がった。」
Ｔ「そうだな。ただそのおかげでドルの重さが見られ、ドル円相場は上値が重くな
り、日本株の重しとなっていたといえる。」
Ｍ「ああ。それだけに日本株も今週は上げたと言えるが、日経平均2万円意識される
水準までは届かなかった。」
Ｔ「まあそれでも日経平均もＴＯＰＩＸも先週17日に米株派手に売られた影響で売
られた分は取り戻す場面あったんだけどな。」
Ｍ「来週には米国で重要な経済指標発表が相次ぐ。それにより6月利上げの可能性は
消えないだろうけど、その後の金融政策の見方が変わる可能性がある。」
Ｔ「そうだな。やはり強い経済指標が相次ぐ方が、ドルが買われやすく円安になり
やすい。」
Ｍ「昨日発表された米1-3月期ＧＤＰ改定値は市場予測を大きく上回る数字となった
。弱かった速報値から大きく上方修正される結果となり、米国経済の底堅さを示し
た格好だ。」
Ｔ「まあ上方修正されても低い伸びとはいえるが、1-3月期は天候要因など一時的な
落ち込みだと見られているからな。」
Ｍ「やはり昨日発表された4月耐久財受注は5ヶ月ぶりの減少となったが、市場予測
は上回った。」
Ｔ「ただ言うほどドルは買われていない。まあ来週に重要な経済指標相次ぐだけに
、それを見極めたいという向きも多そうだ。」
Ｍ「それに昨日は連休前ということもあって、参加者乏しかった面もあるだろう。」
Ｔ「Ｇ７も開催中だしな。積極的な売買は為替も含めて控えられていたといえるか
もな。」
Ｍ「取りあえず来週も米国株強い展開続けば良いけどな。やはり米国株の強さは日
本株には支えとなる。」
Ｔ「ああ。出来ればそれに加えて円安進行も見られれば、日経平均2万円を再度トラ
イしに行く場面が見られるかも知れない。」
Ｍ「そうだな。来週はどういう展開になるのか注目だな。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだ。」
