◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆2017.06.24
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◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週は揉み合いだったといえるが、週明け早々に強い動きで日経平均2万円台に
乗せてきてる。」
M「ああ。その日は特段材料もなく参加者も乏しい印象だったんだが、先物主導で
2万円台に乗せてきている。投機筋による買い仕掛けとの見方もあるが、公的買いの
噂も浮上していた。」
T「そうだな。ただこの水準で公的資金が上値買うのかという疑問もあるが、月曜
日には各紙で安倍内閣の支持率が低下していることが報じられていた。」
M「ああ。先週末に各メディアが実施した世論調査では、軒並み大きく低下してお
り、それが週明けに報じられている。」
T「安倍内閣の世論調査急落を受けて、週明けは株安になるのではとの懸念も出て
いた。」
M「そうだな。もしかすれば世論調査急落の記事を受けて、朝ショートから入った
向きが多かったのかも知れない。」
T「ああ。それを見透かして寄り後に仕掛け的に買い上げて踏み上げさせたという
見方も出来る。」
M「もしくは株安にしたくないため公的買いで株価を支えたという可能性もあるの
かもな。まあ実際、そんなことはないだろうけど、そういった思惑は出やすい。」
T「翌日の火曜日の上昇はある程度分かる。」
M「そうだな。月曜日の米国株が大きく上昇し、ダウ、S&P500指数が揃って史上最
高値を更新した。それに主力ハイテク株が大きく買われナスダック指数が結構上昇
していたからな。」
T「しかも為替はドルが買われ、円安へ振れていた。」
M「ああ。その日はダドリーNY連銀総裁が講演を行い、結構タカ派的な発言して
いた。」
T「そうだな。米国経済やインフレ率に楽観的な見通し示しており、ドル買いに繋
がった。」
M「つまり日本株の火曜日の上昇は米株高に円安が重なり、売り方の買い戻しに繋
がったといえる。」
T「その日が今週のピークだった。翌日以降は週末まで方向感乏しい揉み合いとな
っている。売り込む動きも見られないが、上値買う向きは出てこなかった。」
M「そうだな。そういった動き見ると、やはり火曜日の上昇は米株高と円安につら
れて買い戻し余儀なくされた動きなのかもな。」
T「買い戻し一巡後は上値買う向きは居なかったということだな。」
M「まあ、為替も円安進行進まなかったからな。」
T「米国株も火曜日以降は弱含みの展開だった。まあナスダック指数が先週まで大
きく売られた分、強さは見せていたといえるが・・。」
M「米国も買い材料乏しくなってきているからな。膠着相場まだ続く可能性もある
かもな。」
T「まあ膠着相場なら良いが、崩れてくるようだとやっかいだ。」
M「ハト派で知られるダドリーNY連銀総裁がタカ派的な発言し、一時的に米長期
金利が上昇しドルが買われたが、その動きが続いていないところ見ると信用してい
ないんだろうな。」
T「ああ。米経済の強さが続き、インフレ率上昇してくるかは、かなり不透明にな
っている。つまりダドリーNY連銀総裁の期待通りにならないと見ている向きは多
いんだろう。」
M「期待通りになるかどうか分からないというのが正しいだろうな。それだけに今
後の経済指標を確認しないことには何とも言えないと思っている向きは多い。」
T「となると、7月に入ってから重要な経済指標発表も多いだけに、まずはそれを確
認したいということだな。」
M「そうだな。それまで膠着相場続くことになるかもな。」
T「それはそれでやっかいだな。」
M「ただ来週27日にはイエレンFRB議長が講演を行う。もしかすれば、そこで動き出
てくる期待はあるかもな。」
T「でも先週のFOMC後に会見したばかりだし、その時と逆の見解を示すとも思えな
い。」
M「確かにそうだな。そうなると結局、ダドリーNY連銀総裁と似たような発言に
なるということだ。」
T「でもそれで改めてドル買われるかどうかだな。」
M「まあ反応しても一時的にとどまる可能性は高いだろう。」
T「まあ市場が米経済やインフレ動向に不透明だと見ている向きが多いだけに、イ
エレンFRB議長がFOMC後の会見で同じような見解示しても反応は知れているだろうな
。」
M「とにかく今の日本市場は為替に動きが出てこないと、どちらにも動きにくい。
それまでは引き続き新興市場など小型株が物色の中心になるかもな。」
T「ただ昨日は新興市場や2部銘柄が大きく崩れてしまっている。」
M「まあ足元過熱感も出て来ていただけに、週末要因も手伝って売られたんだろう
。結局、他に資金の行き場がなければ、新興市場など小型株に戻ってくるとは思う
けどな。」
T「そう期待したいところだな。」
M「ただ今まで以上に荒さは出てくる可能性はあるだろう。それだけに来週反発見
られたとしても、その後に再度派手に売られる場面が出てくる恐れも否めない。」
T「今まで以上に乱高下しやすくなっているということだな。」
M「そうだな。まずは週明けどういう動き見せるのか注目したい。」
T「ああ。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週は揉み合いだったといえるが、週明け早々に強い動きで日経平均2万円台に
乗せてきてる。」
M「ああ。その日は特段材料もなく参加者も乏しい印象だったんだが、先物主導で
2万円台に乗せてきている。投機筋による買い仕掛けとの見方もあるが、公的買いの
噂も浮上していた。」
T「そうだな。ただこの水準で公的資金が上値買うのかという疑問もあるが、月曜
日には各紙で安倍内閣の支持率が低下していることが報じられていた。」
M「ああ。先週末に各メディアが実施した世論調査では、軒並み大きく低下してお
り、それが週明けに報じられている。」
T「安倍内閣の世論調査急落を受けて、週明けは株安になるのではとの懸念も出て
いた。」
M「そうだな。もしかすれば世論調査急落の記事を受けて、朝ショートから入った
向きが多かったのかも知れない。」
T「ああ。それを見透かして寄り後に仕掛け的に買い上げて踏み上げさせたという
見方も出来る。」
M「もしくは株安にしたくないため公的買いで株価を支えたという可能性もあるの
かもな。まあ実際、そんなことはないだろうけど、そういった思惑は出やすい。」
T「翌日の火曜日の上昇はある程度分かる。」
M「そうだな。月曜日の米国株が大きく上昇し、ダウ、S&P500指数が揃って史上最
高値を更新した。それに主力ハイテク株が大きく買われナスダック指数が結構上昇
していたからな。」
T「しかも為替はドルが買われ、円安へ振れていた。」
M「ああ。その日はダドリーNY連銀総裁が講演を行い、結構タカ派的な発言して
いた。」
T「そうだな。米国経済やインフレ率に楽観的な見通し示しており、ドル買いに繋
がった。」
M「つまり日本株の火曜日の上昇は米株高に円安が重なり、売り方の買い戻しに繋
がったといえる。」
T「その日が今週のピークだった。翌日以降は週末まで方向感乏しい揉み合いとな
っている。売り込む動きも見られないが、上値買う向きは出てこなかった。」
M「そうだな。そういった動き見ると、やはり火曜日の上昇は米株高と円安につら
れて買い戻し余儀なくされた動きなのかもな。」
T「買い戻し一巡後は上値買う向きは居なかったということだな。」
M「まあ、為替も円安進行進まなかったからな。」
T「米国株も火曜日以降は弱含みの展開だった。まあナスダック指数が先週まで大
きく売られた分、強さは見せていたといえるが・・。」
M「米国も買い材料乏しくなってきているからな。膠着相場まだ続く可能性もある
かもな。」
T「まあ膠着相場なら良いが、崩れてくるようだとやっかいだ。」
M「ハト派で知られるダドリーNY連銀総裁がタカ派的な発言し、一時的に米長期
金利が上昇しドルが買われたが、その動きが続いていないところ見ると信用してい
ないんだろうな。」
T「ああ。米経済の強さが続き、インフレ率上昇してくるかは、かなり不透明にな
っている。つまりダドリーNY連銀総裁の期待通りにならないと見ている向きは多
いんだろう。」
M「期待通りになるかどうか分からないというのが正しいだろうな。それだけに今
後の経済指標を確認しないことには何とも言えないと思っている向きは多い。」
T「となると、7月に入ってから重要な経済指標発表も多いだけに、まずはそれを確
認したいということだな。」
M「そうだな。それまで膠着相場続くことになるかもな。」
T「それはそれでやっかいだな。」
M「ただ来週27日にはイエレンFRB議長が講演を行う。もしかすれば、そこで動き出
てくる期待はあるかもな。」
T「でも先週のFOMC後に会見したばかりだし、その時と逆の見解を示すとも思えな
い。」
M「確かにそうだな。そうなると結局、ダドリーNY連銀総裁と似たような発言に
なるということだ。」
T「でもそれで改めてドル買われるかどうかだな。」
M「まあ反応しても一時的にとどまる可能性は高いだろう。」
T「まあ市場が米経済やインフレ動向に不透明だと見ている向きが多いだけに、イ
エレンFRB議長がFOMC後の会見で同じような見解示しても反応は知れているだろうな
。」
M「とにかく今の日本市場は為替に動きが出てこないと、どちらにも動きにくい。
それまでは引き続き新興市場など小型株が物色の中心になるかもな。」
T「ただ昨日は新興市場や2部銘柄が大きく崩れてしまっている。」
M「まあ足元過熱感も出て来ていただけに、週末要因も手伝って売られたんだろう
。結局、他に資金の行き場がなければ、新興市場など小型株に戻ってくるとは思う
けどな。」
T「そう期待したいところだな。」
M「ただ今まで以上に荒さは出てくる可能性はあるだろう。それだけに来週反発見
られたとしても、その後に再度派手に売られる場面が出てくる恐れも否めない。」
T「今まで以上に乱高下しやすくなっているということだな。」
M「そうだな。まずは週明けどういう動き見せるのか注目したい。」
T「ああ。期待したいモンだ。」