◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2017.07.15
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は膠着相場だった。日経平均は1週間通して2万円キープできたが、えらい
狭いレンジでの推移だったといえる。」
Ｍ「そうだな。まして今週はＳＱ週だからな。ＳＱ週らしからぬ動きだったといえ
る。」
Ｔ「最近は膠着相場続けているだけに、オプションの取引も乏しかったといえ、そ
れだけにＳＱへの関心や思惑による先物売買も乏しかったんだろう。」
Ｍ「それが尚更相場を膠着させていると言えるのかもな。」
Ｔ「確かにそうだな。相場に動きがあるときは、オプションの取引も活発になりや
すく、オプションの建玉増えれば、それだけそれに絡んだ先物売買も増えることに
なる。」
Ｍ「ああ。オプションに絡んだヘッジ的な先物売買や、合成取引などによる先物売
買も増えるからな。」
Ｔ「そういった先物売買が増えることにより、更に相場が動きやすくなるともいえ
る。次回のＳＱへ向けてはもっと大きな動き見せて欲しいモンだけどな。」
Ｍ「ただ個別株見ると、相変わらず小型株が派手に動意付いているもの目立ってい
る。」
Ｔ「ああ。今週は新興銘柄というよりは、低位株の物色が目立っていた印象だ。」
Ｍ「確かにそうだな。ただ物色の質はかなり悪くなっていると言えるだろう。」
Ｔ「そうだな。今週市場を色々な意味で賑わせたのが、何と言ってもタカタだろう
。既に民事再生法申請しており7/27付けで上場廃止が決まっている。」
Ｍ「ああ。債務超過は避けられず、100%減資濃厚な銘柄だが、先週の安値15円から
今週は153円まで上げる場面が見られたからな。」
Ｔ「およそ1週間で株価は10倍となりテンバガー達成だ。」
Ｍ「いずれ無価値になる可能性が高いと思われる銘柄が、何故ここまで買われるの
か・・・。」
Ｔ「市場関係者は皆ハテナ状態だ。」
Ｍ「まあ、無価値にならないウルトラＣがもしかしてあるのではとの見方もあるが
、そんなモノはないとの見方が殆どだ。」
Ｔ「まあ単純にマネーゲームなんだろうけど、それにしてもここまで上げるとは・
・。」
Ｍ「それだけ投機資金が有り余っていると言えるのかもな。」
Ｔ「確かにそれはあるかもな。投機資金が好む新興銘柄など随分と派手に相場作っ
てきた銘柄も少なくない。それにより投機マネーが膨れあがっている可能性はある
。」
Ｍ「そうだな。先月から今月にかけて新興バルブという声が良く聞かれてきた。ラ
イザップ相場なども凄かったからな。」
Ｔ「ああ。そして極め付けが今週のタカタの相場だ。」
Ｍ「更に言えば、昨日はＡＤワークスの新株予約権が凄い動き見せていた。」
Ｔ「ああ。寄り付き2円で、高値が24円だ。何と一日でテンバガー達成だ。」
Ｍ「一日というより寄り付きから1時間半くらいだ。」
Ｔ「確かに・・。」
Ｍ「これはＡＤワークスがライツ・イシューによる株主割当増資により、株主に割
り当てた新株予約権だが、行使価格が39円となっている。」
Ｔ「ああ。つまりＡＤワークス株から39円を引いた額が、この新株予約権の理論価
格になる。」
Ｍ「そうだな。それだけにＡＤワークス株が上げて行き、行使価格から乖離してい
けば、それだけ新株予約権の価格も上がってくる。」
Ｔ「ただ昨日は途中から理論価格など無視して新株予約権が先行し上げていたから
な。逆にＡＤワークスの方が引っ張られて上げる動きになっていた。」
Ｍ「大引けでは理論価格にかなりサヤ寄せしているが・・・。」
Ｔ「これだけ物色の質が悪くなってきていると、いい加減にピークなのかも知れな
い。」
Ｍ「そう警戒したくなるよな。投機資金による物色もピークが近いと・・。」
Ｔ「まあ主力株が方向性出ず膠着相場続いているだけに、結局こういった低位株な
どしか物色資金の行き場がないんだろうけど。」
Ｍ「ただこれから企業決算発表シーズンとなってくる。来週末辺りから本格的に決
算発表シーズン入りとなるだけに、そうなれば、決算絡みでまともな銘柄に資金も
向かうだろう。」
Ｔ「となれば、この投機バブルも来週までだな。」
Ｍ「まあ、ある意味こういった理屈を越えたバブル的な相場も面白いとは言えるが
、そういった相場はいずれ弾けて被害者を多数生むことになるからな。」
Ｔ「そういった銘柄に行くのが悪い、逃げ遅れるのが悪いという声も聞かれそうだ
が、最終的には損する人達が必ず出てくるんだ。」
Ｍ「ある意味チキンレースだが、被害者多数出す投機銘柄が多ければ多いほど、個
人投資家の心理は悪化する傾向にある。」
Ｔ「それだけに、本来はそういった銘柄は出てこない方が良いのかも知れない。」
Ｍ「ただ、ある意味そういった銘柄も相場の醍醐味だし魅力だからな。」
Ｔ「いずれにしろ、理屈を越えた動きをしている銘柄に参加するなら、リスクを考
慮し十分気をつけるべきだな。」
Ｍ「これは投機だと認識しやる分には構わない。たとえやられても許容できる範囲
で資金投入するべきだろうな。」
Ｔ「そうだな。来週そういった銘柄が新たに出てくるのか、それとも今週物色され
た銘柄が再度物色されるのか注目だな。」
Ｍ「それに日経平均やTOPIXの膠着相場が来週も続くのか注目しておきたい。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は膠着相場だった。日経平均は1週間通して2万円キープできたが、えらい
狭いレンジでの推移だったといえる。」
Ｍ「そうだな。まして今週はＳＱ週だからな。ＳＱ週らしからぬ動きだったといえ
る。」
Ｔ「最近は膠着相場続けているだけに、オプションの取引も乏しかったといえ、そ
れだけにＳＱへの関心や思惑による先物売買も乏しかったんだろう。」
Ｍ「それが尚更相場を膠着させていると言えるのかもな。」
Ｔ「確かにそうだな。相場に動きがあるときは、オプションの取引も活発になりや
すく、オプションの建玉増えれば、それだけそれに絡んだ先物売買も増えることに
なる。」
Ｍ「ああ。オプションに絡んだヘッジ的な先物売買や、合成取引などによる先物売
買も増えるからな。」
Ｔ「そういった先物売買が増えることにより、更に相場が動きやすくなるともいえ
る。次回のＳＱへ向けてはもっと大きな動き見せて欲しいモンだけどな。」
Ｍ「ただ個別株見ると、相変わらず小型株が派手に動意付いているもの目立ってい
る。」
Ｔ「ああ。今週は新興銘柄というよりは、低位株の物色が目立っていた印象だ。」
Ｍ「確かにそうだな。ただ物色の質はかなり悪くなっていると言えるだろう。」
Ｔ「そうだな。今週市場を色々な意味で賑わせたのが、何と言ってもタカタだろう
。既に民事再生法申請しており7/27付けで上場廃止が決まっている。」
Ｍ「ああ。債務超過は避けられず、100%減資濃厚な銘柄だが、先週の安値15円から
今週は153円まで上げる場面が見られたからな。」
Ｔ「およそ1週間で株価は10倍となりテンバガー達成だ。」
Ｍ「いずれ無価値になる可能性が高いと思われる銘柄が、何故ここまで買われるの
か・・・。」
Ｔ「市場関係者は皆ハテナ状態だ。」
Ｍ「まあ、無価値にならないウルトラＣがもしかしてあるのではとの見方もあるが
、そんなモノはないとの見方が殆どだ。」
Ｔ「まあ単純にマネーゲームなんだろうけど、それにしてもここまで上げるとは・
・。」
Ｍ「それだけ投機資金が有り余っていると言えるのかもな。」
Ｔ「確かにそれはあるかもな。投機資金が好む新興銘柄など随分と派手に相場作っ
てきた銘柄も少なくない。それにより投機マネーが膨れあがっている可能性はある
。」
Ｍ「そうだな。先月から今月にかけて新興バルブという声が良く聞かれてきた。ラ
イザップ相場なども凄かったからな。」
Ｔ「ああ。そして極め付けが今週のタカタの相場だ。」
Ｍ「更に言えば、昨日はＡＤワークスの新株予約権が凄い動き見せていた。」
Ｔ「ああ。寄り付き2円で、高値が24円だ。何と一日でテンバガー達成だ。」
Ｍ「一日というより寄り付きから1時間半くらいだ。」
Ｔ「確かに・・。」
Ｍ「これはＡＤワークスがライツ・イシューによる株主割当増資により、株主に割
り当てた新株予約権だが、行使価格が39円となっている。」
Ｔ「ああ。つまりＡＤワークス株から39円を引いた額が、この新株予約権の理論価
格になる。」
Ｍ「そうだな。それだけにＡＤワークス株が上げて行き、行使価格から乖離してい
けば、それだけ新株予約権の価格も上がってくる。」
Ｔ「ただ昨日は途中から理論価格など無視して新株予約権が先行し上げていたから
な。逆にＡＤワークスの方が引っ張られて上げる動きになっていた。」
Ｍ「大引けでは理論価格にかなりサヤ寄せしているが・・・。」
Ｔ「これだけ物色の質が悪くなってきていると、いい加減にピークなのかも知れな
い。」
Ｍ「そう警戒したくなるよな。投機資金による物色もピークが近いと・・。」
Ｔ「まあ主力株が方向性出ず膠着相場続いているだけに、結局こういった低位株な
どしか物色資金の行き場がないんだろうけど。」
Ｍ「ただこれから企業決算発表シーズンとなってくる。来週末辺りから本格的に決
算発表シーズン入りとなるだけに、そうなれば、決算絡みでまともな銘柄に資金も
向かうだろう。」
Ｔ「となれば、この投機バブルも来週までだな。」
Ｍ「まあ、ある意味こういった理屈を越えたバブル的な相場も面白いとは言えるが
、そういった相場はいずれ弾けて被害者を多数生むことになるからな。」
Ｔ「そういった銘柄に行くのが悪い、逃げ遅れるのが悪いという声も聞かれそうだ
が、最終的には損する人達が必ず出てくるんだ。」
Ｍ「ある意味チキンレースだが、被害者多数出す投機銘柄が多ければ多いほど、個
人投資家の心理は悪化する傾向にある。」
Ｔ「それだけに、本来はそういった銘柄は出てこない方が良いのかも知れない。」
Ｍ「ただ、ある意味そういった銘柄も相場の醍醐味だし魅力だからな。」
Ｔ「いずれにしろ、理屈を越えた動きをしている銘柄に参加するなら、リスクを考
慮し十分気をつけるべきだな。」
Ｍ「これは投機だと認識しやる分には構わない。たとえやられても許容できる範囲
で資金投入するべきだろうな。」
Ｔ「そうだな。来週そういった銘柄が新たに出てくるのか、それとも今週物色され
た銘柄が再度物色されるのか注目だな。」
Ｍ「それに日経平均やTOPIXの膠着相場が来週も続くのか注目しておきたい。」
