◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆2017.11.04
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◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週も日本株はしっかりと続伸し非常に堅調だった。」
M「ああ。日経平均は更に上値取っており、22500円の節目まで一気に上げてきている。」
T「今週下げたのは一日だけで、しかも0.06円だけだ。その翌日の11/1には、400円超も一気に上げているんだからな。こりゃ売り方はたまんないだろう。」
M「だろうな。希に見る強さであり、上昇急ピッチという理由でショートから入った向きは痛い目に遭うような地合だ。」
T「今週は色々とイベントあっただけに警戒感もあったんだが、そんなこと関係なく堅調相場続けている。」
M「まあイベントも無事通過できたと言うことも追い風になっているんだろう。」
T「そうかもな。日銀金融政策決定会合では、想定通り現状維持となったが、一部で言われていたETF買いの規模縮小などに関して、会見で黒田日銀総裁が一掃したことも追い風になったとの見方もある。」
M「それに海外では欧州のカタルーニャ独立問題が、懸念要因として拡大しなかったことも良かったと言える。」
T「北朝鮮がきな臭い動き見せているものの、特段懸念も強まらなかった。」
M「何よりも米国だろう。米国では、今週FOMCがあったが、それ自体は想定内の結果だったといえるものの、次期FRB議長にパウエルFRB理事が正式に指名された。」
T「正式指名は日本の連休中だが、その前から報じられていたこともあり安心感に繋がった面もあるようだ。」
M「あと共和党下院の税制改革法案も公表された。事前には法人減税を段階的に引き下げる案も出ていると報じられていたが、一気に引き下げるようであり、米国株には安心感に繋がったと言えるだろう。」
T「日本が連休中の米国株もしっかり上昇しているし、週明けもひとまず買い先行で始まるような状況だ。」
M「ああ。米雇用統計は雇用者数と平均賃金が市場予測下回ったが、失業率は更に低下したし、ISM製造業景況感指数が想定以上に強い数字となっていた。」
T「ある意味、米国株にはベストなのかもな。経済指標強いがインフレ懸念が見られておらず、低金利状況が当面続く期待があるわけだから。」
M「そうかもな。まあ来月12月の利上げは既に織り込まれているが、その後の利上げペースも緩やかになるとの期待が強い。」
T「それに昨日はアップル株が決算発表好感し大きく上昇しており、それも投資家心理にプラスになっているだろうな。」
M「ああ。アップル株の上昇でダウやナスダック指数を押し上げている面もあるし、やはり世界で一番時価総額大きい銘柄だけに、保有者も多く上昇すれば投資家心理にはプラスになる。」
T「そうだな。来週はトランプ大統領来日するし、企業決算発表も引き続き多く出てくる。」
M「好決算がやはり目立っているといえ、それが来週も日本株を支える期待はあるだろうな。」
T「ただ来週はオプションSQを週末に控えており、SQ週となる。」
M「そうだな。それにより先物主導で動きやすくなり、結構荒い動きになるかも知れない。」
T「更に上げていくようだと、オプション絡みで先物買いが誘発され上昇加速という可能性もあるのかもな。」
M「確かにそうだな。11/1の爆上げはそういったオプション絡みの先物買いが続々と誘発され、大きく上げた面もあるとの見方は多い。」
T「だろうな。まさかと言える水準だった23000円コールオプションも、ある意味届く水準になってきているんだからな。」
M「ああ。10月末に3円だった23000円コールオプションが、11/1の夜間取引では95円まで上昇する場面も見られた。」
T「30倍かよ・・・。」
M「他のコールオプションも軒並み派手に上昇しており、ショートしている向きは買い戻しを余儀なくされたり、ヘッジのために先物買いを入れざるを得なくなる。」
T「それが日経先物を一段と押し上げることに繋がり、更にショート筋が狩られることになる。」
M「SQ週の前週と言うことも動きやすいのかもな。SQ週だと逆に日柄無いだけに、ここまでアウトオブザマネーのコールオプションは上昇しないだろう。」
T「前週だと、まだSQまで1週間以上はあるため、まさかと思えるコールオプションまで急騰するということも確かにある。」
M「だろうな。IVも一時大きく上昇する場面も見られていたしな。」
T「まあ、来週のSQ一体幾らになるのか注目だな。」
M「まさか本当に23000円超があるとは思えないが、11/1の400円超高を見せられているだけに、あり得ない話でもなくなっている。」
T「ただ無理にSQ高くなると、その後の反動も警戒されるため、逆にSQは押さえられた方が良いのかも知れない。」
M「どうだろうな。いずれにしろ今はイケイケムードになっているものの、急ピッチ過ぎるということは事実なだけに、突如反動が見られる懸念は考慮しておくべきだろう。」
T「目先更に加速して上昇していけば尚更だな。」
M「ああ。来週どういう動き見せるのか注目したい。」
◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週も日本株はしっかりと続伸し非常に堅調だった。」
M「ああ。日経平均は更に上値取っており、22500円の節目まで一気に上げてきている。」
T「今週下げたのは一日だけで、しかも0.06円だけだ。その翌日の11/1には、400円超も一気に上げているんだからな。こりゃ売り方はたまんないだろう。」
M「だろうな。希に見る強さであり、上昇急ピッチという理由でショートから入った向きは痛い目に遭うような地合だ。」
T「今週は色々とイベントあっただけに警戒感もあったんだが、そんなこと関係なく堅調相場続けている。」
M「まあイベントも無事通過できたと言うことも追い風になっているんだろう。」
T「そうかもな。日銀金融政策決定会合では、想定通り現状維持となったが、一部で言われていたETF買いの規模縮小などに関して、会見で黒田日銀総裁が一掃したことも追い風になったとの見方もある。」
M「それに海外では欧州のカタルーニャ独立問題が、懸念要因として拡大しなかったことも良かったと言える。」
T「北朝鮮がきな臭い動き見せているものの、特段懸念も強まらなかった。」
M「何よりも米国だろう。米国では、今週FOMCがあったが、それ自体は想定内の結果だったといえるものの、次期FRB議長にパウエルFRB理事が正式に指名された。」
T「正式指名は日本の連休中だが、その前から報じられていたこともあり安心感に繋がった面もあるようだ。」
M「あと共和党下院の税制改革法案も公表された。事前には法人減税を段階的に引き下げる案も出ていると報じられていたが、一気に引き下げるようであり、米国株には安心感に繋がったと言えるだろう。」
T「日本が連休中の米国株もしっかり上昇しているし、週明けもひとまず買い先行で始まるような状況だ。」
M「ああ。米雇用統計は雇用者数と平均賃金が市場予測下回ったが、失業率は更に低下したし、ISM製造業景況感指数が想定以上に強い数字となっていた。」
T「ある意味、米国株にはベストなのかもな。経済指標強いがインフレ懸念が見られておらず、低金利状況が当面続く期待があるわけだから。」
M「そうかもな。まあ来月12月の利上げは既に織り込まれているが、その後の利上げペースも緩やかになるとの期待が強い。」
T「それに昨日はアップル株が決算発表好感し大きく上昇しており、それも投資家心理にプラスになっているだろうな。」
M「ああ。アップル株の上昇でダウやナスダック指数を押し上げている面もあるし、やはり世界で一番時価総額大きい銘柄だけに、保有者も多く上昇すれば投資家心理にはプラスになる。」
T「そうだな。来週はトランプ大統領来日するし、企業決算発表も引き続き多く出てくる。」
M「好決算がやはり目立っているといえ、それが来週も日本株を支える期待はあるだろうな。」
T「ただ来週はオプションSQを週末に控えており、SQ週となる。」
M「そうだな。それにより先物主導で動きやすくなり、結構荒い動きになるかも知れない。」
T「更に上げていくようだと、オプション絡みで先物買いが誘発され上昇加速という可能性もあるのかもな。」
M「確かにそうだな。11/1の爆上げはそういったオプション絡みの先物買いが続々と誘発され、大きく上げた面もあるとの見方は多い。」
T「だろうな。まさかと言える水準だった23000円コールオプションも、ある意味届く水準になってきているんだからな。」
M「ああ。10月末に3円だった23000円コールオプションが、11/1の夜間取引では95円まで上昇する場面も見られた。」
T「30倍かよ・・・。」
M「他のコールオプションも軒並み派手に上昇しており、ショートしている向きは買い戻しを余儀なくされたり、ヘッジのために先物買いを入れざるを得なくなる。」
T「それが日経先物を一段と押し上げることに繋がり、更にショート筋が狩られることになる。」
M「SQ週の前週と言うことも動きやすいのかもな。SQ週だと逆に日柄無いだけに、ここまでアウトオブザマネーのコールオプションは上昇しないだろう。」
T「前週だと、まだSQまで1週間以上はあるため、まさかと思えるコールオプションまで急騰するということも確かにある。」
M「だろうな。IVも一時大きく上昇する場面も見られていたしな。」
T「まあ、来週のSQ一体幾らになるのか注目だな。」
M「まさか本当に23000円超があるとは思えないが、11/1の400円超高を見せられているだけに、あり得ない話でもなくなっている。」
T「ただ無理にSQ高くなると、その後の反動も警戒されるため、逆にSQは押さえられた方が良いのかも知れない。」
M「どうだろうな。いずれにしろ今はイケイケムードになっているものの、急ピッチ過ぎるということは事実なだけに、突如反動が見られる懸念は考慮しておくべきだろう。」
T「目先更に加速して上昇していけば尚更だな。」
M「ああ。来週どういう動き見せるのか注目したい。」