◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆2018.03.31
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◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週の日本市場はしっかりと反発した。」
M「ああ。先週は下抜けた格好となっており、懸念されたものの、あっさり戻してきたな。」
T「月曜日には朝方に日経平均20300円台まで下値あったんだが、その後はしっかり下げ渋り、戻してくる動きになったのが大きい。」
M「その日はまだ権利落ち前だけに日経先物は20100円台まで下値があった。やはり2万円という節目が意識されたんだろう。」
T「だろうな。更に月曜日の米国株が派手に上げたことで、日経平均は21000円台まであっさりと戻している。」
M「中国と米国が水面下で貿易交渉開始したと報じられたことで、米中貿易戦争への過度な懸念が後退した。」
T「ああ。報道見る限り、中国は譲歩姿勢を示しているようであり、良い落としどころ見つけられるのではとの期待に繋がった。」
M「そうだな。やはり懸念は対抗措置の応酬で、貿易戦争になってしまうことからな。話し合いでお互い合意しまとまるなら問題はない。」
T「まとまるのはまだ先になりそうだが、取りあえず米中の貿易摩擦懸念は和らいだといえる。」
M「このまま懸念消えていけば良いけどな。」
T「ただ今週は米ネット関連株が派手に売られる日もあり、米国株の重しとなる場面も見られた。」
M「引き続きフェイスブックの顧客情報流出問題による規制強化懸念が続いたほか、トランプ大統領がアマゾンを名指しで批判したこともネット関連株の重しとなった。」
T「課税強化を検討との報道もあったからな。」
M「ああ。多くの小売業者を倒産に追い込んでいるとか、十分な税金を払っていないとか、ツイッターで口撃した。」
T「ただ週末にはアマゾン株もしっかりと反発したからな。」
M「そうだな。アマゾンの場合、下げれば買いたい向きは多いのかも知れない。実際にアマゾンをターゲットとした課税強化や規制は実現難しいと見る向きは多いからな。」
T「まあ、規制するにしてもアマゾンだけでなく全てのネット販売業者にと言うことになるだろうし、それならばアマゾンの優位性は何ら変わらない。」
M「ただやはりトランプ大統領の発言次第で、懸念されて売られる場面が今後も出てくる恐れはあるだろう。」
T「だよな。最近またトランプ節が激しくなっており、今度は何を言い出すのか、懸念する向きは多いだろうな。」
M「そうだな。そういったトランプリスクが、意識され続ける恐れはあるかもな。」
T「国内では、今週佐川氏の証人喚問が行われた。ただ案の定、真相に迫るようなことは何も話さず、安倍首相や昭恵夫人、それに官邸の関与は明確に否定した。」
M「明らかに安倍政権を擁護するような証人喚問になったといえる。」
T「それだけに日本株には買い安心感に繋がった面もあるようだ。やはり安倍政権崩壊への懸念が強まれば、日本株には売り材料となるだろうからな。」
M「ただ森友文書書き換え問題、これで終わるかどうかは不透明だろう。佐川氏の証人喚問は、疑惑を強めただけとも言える。」
T「そうだな。これをうけて世論がどうなるかだろう。フェードアウトしていくのか、疑心暗鬼を一段と強めるのかどうか・・。」
M「出来ればこの問題、真相を明らかにして欲しいが、それにより安倍政権が追い込まれると、日本株には悪影響だからな。」
T「それだけに投資家や市場関係者は、この問題もう幕引きにしてくれと思っている向きは多いのかも知れない。」
M「まあこの問題どうなっていくのか、日本株にも影響与えるだけに注目だな。」
T「来週から名実共に新年度相場入りだ。需給が変わることも多いだけに、期待したいところだな。」
M「まずは売り越し続けている海外投資家の売りが止まるかどうかだな。」
T「2月も3月も月初から売り込まれているだけに、そのような動きが4月も見られるのか注目したい。」
M「ああ。イースター休暇明け、海外投資家がどういう動き見せるのか注目だな。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週の日本市場はしっかりと反発した。」
M「ああ。先週は下抜けた格好となっており、懸念されたものの、あっさり戻してきたな。」
T「月曜日には朝方に日経平均20300円台まで下値あったんだが、その後はしっかり下げ渋り、戻してくる動きになったのが大きい。」
M「その日はまだ権利落ち前だけに日経先物は20100円台まで下値があった。やはり2万円という節目が意識されたんだろう。」
T「だろうな。更に月曜日の米国株が派手に上げたことで、日経平均は21000円台まであっさりと戻している。」
M「中国と米国が水面下で貿易交渉開始したと報じられたことで、米中貿易戦争への過度な懸念が後退した。」
T「ああ。報道見る限り、中国は譲歩姿勢を示しているようであり、良い落としどころ見つけられるのではとの期待に繋がった。」
M「そうだな。やはり懸念は対抗措置の応酬で、貿易戦争になってしまうことからな。話し合いでお互い合意しまとまるなら問題はない。」
T「まとまるのはまだ先になりそうだが、取りあえず米中の貿易摩擦懸念は和らいだといえる。」
M「このまま懸念消えていけば良いけどな。」
T「ただ今週は米ネット関連株が派手に売られる日もあり、米国株の重しとなる場面も見られた。」
M「引き続きフェイスブックの顧客情報流出問題による規制強化懸念が続いたほか、トランプ大統領がアマゾンを名指しで批判したこともネット関連株の重しとなった。」
T「課税強化を検討との報道もあったからな。」
M「ああ。多くの小売業者を倒産に追い込んでいるとか、十分な税金を払っていないとか、ツイッターで口撃した。」
T「ただ週末にはアマゾン株もしっかりと反発したからな。」
M「そうだな。アマゾンの場合、下げれば買いたい向きは多いのかも知れない。実際にアマゾンをターゲットとした課税強化や規制は実現難しいと見る向きは多いからな。」
T「まあ、規制するにしてもアマゾンだけでなく全てのネット販売業者にと言うことになるだろうし、それならばアマゾンの優位性は何ら変わらない。」
M「ただやはりトランプ大統領の発言次第で、懸念されて売られる場面が今後も出てくる恐れはあるだろう。」
T「だよな。最近またトランプ節が激しくなっており、今度は何を言い出すのか、懸念する向きは多いだろうな。」
M「そうだな。そういったトランプリスクが、意識され続ける恐れはあるかもな。」
T「国内では、今週佐川氏の証人喚問が行われた。ただ案の定、真相に迫るようなことは何も話さず、安倍首相や昭恵夫人、それに官邸の関与は明確に否定した。」
M「明らかに安倍政権を擁護するような証人喚問になったといえる。」
T「それだけに日本株には買い安心感に繋がった面もあるようだ。やはり安倍政権崩壊への懸念が強まれば、日本株には売り材料となるだろうからな。」
M「ただ森友文書書き換え問題、これで終わるかどうかは不透明だろう。佐川氏の証人喚問は、疑惑を強めただけとも言える。」
T「そうだな。これをうけて世論がどうなるかだろう。フェードアウトしていくのか、疑心暗鬼を一段と強めるのかどうか・・。」
M「出来ればこの問題、真相を明らかにして欲しいが、それにより安倍政権が追い込まれると、日本株には悪影響だからな。」
T「それだけに投資家や市場関係者は、この問題もう幕引きにしてくれと思っている向きは多いのかも知れない。」
M「まあこの問題どうなっていくのか、日本株にも影響与えるだけに注目だな。」
T「来週から名実共に新年度相場入りだ。需給が変わることも多いだけに、期待したいところだな。」
M「まずは売り越し続けている海外投資家の売りが止まるかどうかだな。」
T「2月も3月も月初から売り込まれているだけに、そのような動きが4月も見られるのか注目したい。」
M「ああ。イースター休暇明け、海外投資家がどういう動き見せるのか注目だな。期待したいモンだ。」