森友問題のこわい本質

秘密の扉

ここでは、メディアがタブー視する事柄、
それだけに社会問題の本質となっている
政治家も触れられない事柄を
こっそりと掲載します。



   森友問題のこわい本質
       (WiLL2017年6月号)
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●そもそも森友が買ったあの土地はいわくつきだった。あそこは伊丹空港の航空機の進入路に当たる。いわゆる進入表面の制限区域なんだ。これが重要な伏線で、あの辺りでは1970年代から、ジェット機の騒音がひどいと周辺の住民が大騒ぎしていた。

●とくに伊丹空港の敷地内に食い込んだ中村地区の住民が、空港に押しかけ、日航全日空のカウンター前で騒いだ。「騒音で鼻血が出てとまらない」と言って、段ボールに詰めた血まみれのティッシュペーパーをそこらに撒く。「この責任をどうしてくれる」とかやる。

●その種の騒音問題は運輸省航空局の管轄だけれど、そっちに話してもお茶の一杯も出ない。もともと通る話でもない。でも民間航空会社に言えば客商売だからロビーで騒げば「まあまあ、こちらにどうぞ」とオフィスにいれて茶菓も出る。お車代もうまくすれば出るし、「航空券をよこせ」と言えば、航空券も出てくる。そういうことがずっとあった。

●そもそも庭先に滑走路が走るようなところに何で人が住んでいるか疑問だけれど、住民の言い分が通って、伊丹空港を閉鎖し、新関西空港が作られることになった。

●そんな無茶がなぜ通ったのか。その謎を明かにしたのが2010年の朝日新聞「ひと」欄だった。それを読むと、実は中村地区の住民は「戦前、空港拡張のため朝鮮半島から集められた人々」で「戦後一転して不法占拠者にされた」というんだ。

●この記事を書いた吉野太一という記者は、いかにも彼らが強制連行され徴用された朝鮮人のように書いているけれど、それは嘘だ。現に朝日新聞自身が徴用朝鮮人はほぼ全員が半島に帰ったと書いているんだ。読者をたぶらかす記事だよ。

●だけど、この記事で、大騒ぎした住民は空港の敷地を不法占拠した朝鮮人であることがはっきりした。だから常識が通じないし、騒ぎ出したら手がつけられないとうのも理解できる。

●ところが、空港がなくなれば中村地区の住民も得るものはなくなるし、運輸省も空港ビルの利権を失う。それで地元の伊丹市豊中市など11の市で地元11市協というものをつくり、住民を説得するからと伊丹空港を残すことになった。そのための空港周辺の整備費、つまり周辺一帯の「騒音地帯の手当て」として空港特別会計が創られた。

運輸省にしてみれば、空港周辺整備機構の理事長ポスト、関空社長ポストの2つの天下り先が増えて大喜びだ。羽田を拡張しないでわざわざ成田に空港を作ったのも全く同じ理由です。周辺の11の市は公園から道路からすべて空港特別会計にたかった。それもこれも中村地区の住民が騒いでくれたおかげだから、彼ら在日には新しい移転先と新築の家が褒美として与えられた。

●ところが、空港特別会計というのは、飛行機を利用する人から徴収する着陸料や燃料税が原資です。損をするのは一般乗客だけだ。この野放図な出費をカバーする為、日本は世界一高い着陸料を取る国になりました。

●これで中村地区の問題が処理されると、今度は航空機の進入ルートに沿った先の方が利権の対象になってきた。それで豊中市は滑走路への進入ルートの下の土地を「公園にするから14億で払い下げてくれ」、森友が「ここを学校用地にするから」、地元の学校が「給食センターをここに造るから」と、中村地区の先例にならって、次々に空港特会のカネにたかりはじめ、それに特定利益集団がくっついた。

●中村地区を支援して政治的にバックアップしたのは日本共産党と当時の社会党だよ。森友の払い下げ問題で最初に騒ぎ始めたのは社民党福島瑞穂の元秘書だった豊中市議の木村真だ。全部つながりがあるわけ。
                《高山正之
(関連書籍
  「歪曲報道 巨大メディアの『騙しの手口』」)

●以前、僕はTBSで運輸省担当をしていたことがあるのですが、成田闘争は、中核派が現場を仕切っていました。今回の森友問題でも、ある種の極左暴力集団や在日の人たちがそこここに見え隠れするのです。

●僕は、民進党幹事長代理の玉木雄一郎さんの公式ツイッターでの発言をもとに、辻元清美さんが記者会見をするらしいとテレビで紹介したところ、「デマを流した。死ね」という子供の悪口のようなメールが集中的に届きました。面白いから送られてくるアカウントをチェックしていたら、在日の人だったり、極左暴力集団の関係の人だったり。彼らが奥でつながっているのですね。成田闘争と同じです。

●バラバラに見ているから全体が見えないだけで、もっと大きな、広がりのある組織的な何かがそもそもあって、籠池さん一家の代理人のような役割を演じた部落解放同盟の菅野完さんというフリージャーナリストがいて、木村真さんという市議がいて、共産党がいて、社民党がいて、辻元さんはその表面に見えているだけ。《山口敬之》

●中村地区の問題で説き起こすと、かつて伊丹空港周辺で騒動があって、空港特会という運輸省も絡んだカネがあって、滑走路の延長上の騒音激甚地帯に今回のすべてが並んでいる。そういう構図の中で、森友の敷地の隣にある公園を作った豊中市伊丹空港を残して空港特会の利益を受けた11市協の主要メンバーであり、その口利きをすべてやってきたのが社会党共産党だ。

●そうするとすべてがつながる。伊丹の滑走路に沿って事件を見れば、もうすべてお見通しだ。しかし、それのような見方をされると辻元は困る。関西生コン連合だって在日がらみで見ると、指定暴力団とつながっているというのも納得できる。実は辻元が潜らせたとみられる生コンのスパイが一人死んでいるんだね。《高山》

●自殺したんですよ。それも問題になった直後に。理由はわかりませんが、ダミーで入った労働者がマスコミのインタビューに答えていました。「発表と違う」と言った、その会社の役員が首つり自殺されているんですよね。《山口》

●でも、もっと早く気がついていいはすだよね。「記者は現場へ行け」と言うけれど、森友の土地が伊丹空港の進入路であることも知らない。あのあたりは「洗い場」と言われる地域で、かつ騒音激甚地帯で、住民はみな補償をもらって転居している。そこに産廃を捨てるというのは、彼らならやりかねない。それを知っている豊中市は「公園にしてやる」と言って金を引き出した。《高山》

●興味深かったのは、あるテレビ番組に出た時、隣りにいた某野党議員が、分厚い資料を持って「国はゴミ処理費用の名目で8億円という破格の値引きをして森友学園に売却した」と発言していました。ところが、彼の持っている資料を見たら、ゴミ処理費用10億2千何百万と書いてある。その野党議員は、土地の評価額よりもゴミ処理費用の方が高いということを知っていながら、「不当なダンピングをした」と主張したいから、真実を語らないんです。《山口》

朝日新聞も同じだよ。豊中市は14億何千万円で公園用地を買った。籠池は同じ地区の土地を1億何千万円という不当に安い価格で手に入れたと朝日は書いている。

●実は、公園は14億円値引きして2千万円で売っているんだ。籠池のほうは9億何千万を1億何千万に値引きしたと騒いでいるけれど、豊中の公園はもっと値引きしている。給食センターはゴミ処理費用として9億円値引きしている。この数字を並べれば、取り立てて問題とするにあたらない。朝日はそれを知っていながら値引き数字を隠して社民党に乗った。

●それより、なぜこんな所にゴミがあるのか、なぜ土地があいていたのか。伊丹空港から説き起こせば、全部説明できるのに、毎月、多額の文書通信交通滞在費をもらっているのにもかかわらず、共産党民進党の国会議員はその経緯を調べようともしない。僕でさえ調べがついたっていうのにさ。《高山》

●新聞も野党も、真実を追求しようとしているわけではないというのが明白ですよね。《山口》

朝日新聞なんて、4月9日の二面に長谷部恭雄という憲法学者を呼んで「どうして昭恵夫人を召喚しないのか」と言わせ、憲法論でむりやり批判している。というか新聞という公器を使って虚報を流し、政局にしようとしている。ゴロ新聞の所業だ。放っておけば新聞の信用性さえ失ってしまう。《高山》

…これは政府も与党も絶対に表に出せないタブー、と踏んでやりたい放題のマスコミ。真相を隠すなクソメディア!公文書改ざんと同等の犯罪だ!(管理者)

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