◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2018.06.23
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は不安定な相場だったといえるが、週間ベースでは3週間ぶりに下落となった。」
Ｍ「ああ。今週は再びトランプリスクが重しとなったといえる。」
Ｔ「そうだな。月曜日には大阪で大きな地震があり、それが重しとなった面もあるが、やはりトランプ政権による保護主義的な通商政策への懸念が改めて強まったことがリスクオフの動きに繋がったといえる。」
Ｍ「先週末には中国に対して500億ドル分の中国製品への追加関税を正式決定し、発動までは日柄あるものの、先行き懸念が強まっている。」
Ｔ「日柄猶予があるだけに回避される期待も少なからずあるといえるが、積極的にリスク取れる状況ではないからな。」
Ｍ「そうだな。その回避の可能性が今週見られるのかどうか注目されたが、逆に更なる懸念が強まってしまった格好だ。」
Ｔ「ああ。18日に、まあ日本時間では19日の朝方だが、トランプ大統領が中国が報復関税を行うならば、更にに2000億ドルの中国製品への追加関税を示唆した事で米中貿易摩擦懸念が強まってしまった。」
Ｍ「それをうけて中国も負けじと、対抗措置を行うことを表明している。」
Ｔ「それにより日経平均は節目の22500円をあっさりと割り込む展開となっている。」
Ｍ「先週には23000円まで上昇したんだが、今週は米中貿易摩擦懸念強まって、22000円が意識される水準まで下落する場面も見られた。」
Ｔ「ただその水準では底堅さは見られており、大きく切り返す動きも見られている。」
Ｍ「ああ。今週の水曜日には日経平均朝方売られたものの、その後切り返す動きとなっており、その日は22500円台まで戻して引けている。」
Ｔ「特段買われる材料も出ていなかったが、先物主導で日経平均が全体相場を引っ張るような展開だった。」
Ｍ「ああ。更に翌日の木曜日にも強い動きを続けて、日経平均22800円近くまで上げる場面見られている。」
Ｔ「ただTOPIXは付いてこれず、日経平均だけが強かった印象で、その為、NT倍率が大きく上昇している。」
Ｍ「比較できる2000年以降では最高値を更新している。為替も一緒に円安へ振れているだけに、投機筋の仕業との見方が多い。」
Ｔ「だろうな。円を売って一緒に日経先物を買い上がる。買い戻しではとの見方もあるが、仕掛け的な買いだとの声も少なくない。」
Ｍ「ただ週末にはそのような先物買いは見られておらず、2日間だけで終わってしまった格好だ。」
Ｔ「そう考えると買い戻しなのかなとも思えるが・・。」
Ｍ「まあ、来週再びそのような動きが見られる場面出てくるのか注目だな。」
Ｔ「続くようだと面白いんだが、やはり時期的に大掛かりな仕掛けだとは思えず、単発的な仕掛けと見るべき何だろうけど。」
Ｍ「それに外部要因で悪材料も出やすい状況だけに、無理に買い仕掛けするのもかなりリスキーだ。」
Ｔ「だよな。これだけ貿易摩擦懸念が意識されており、更なる悪材料が出てくる懸念もある状況だ。」
Ｍ「今週は独ダイムラーが米中貿易摩擦問題を理由に下方修正しており、企業業績にも実害出てきたといえ、先行き警戒感が一段と強まった。」
Ｔ「ダイムラーは米国工場で生産し、それを中国に輸出しているからな。そういう企業も少なくなく、今後米中貿易摩擦が強まれば強まる程、悪影響受ける企業も増えてくる。」
Ｍ「昨日もトランプ大統領は輸入自動車への関税を示唆しており、ドイツ市場では自動車関連株が更に売られ、独DAX指数は下げる場面も見られている。」
Ｔ「米国が実際に自動車への関税も引き上げるなら、日本だって大きな影響を受けることになる。」
Ｍ「来週もトランプ大統領の発言がリスクオフの動きを強める場面出てくる恐れもあるだけに、やはり積極的に動ける状況ではないだろうな。」
Ｔ「まあ今週見せた意味不明な上昇もあるだけに、売り込みにくさもあるといえるが、やはり上値は買いにくい状況には変わりない。」
Ｍ「そうだな。それだけに来週も結構不安定な展開になるかもな。」
Ｔ「貿易摩擦懸念強まれば、再び売られる恐れもあるし、逆に米中貿易問題で、妥協案でも見られれば、好感され買われる展開になるかも知れない。」
Ｍ「米国による中国への制裁関税が7/6から発動となる。それまで進展見られないと本当に発動してしまい、中国も即報復関税に踏み切る事になる。」
Ｔ「まずはそれを見極めるまで、確かに動きにくい地合が続きそうだ。」
Ｍ「まあ不安定な相場展開は続きそうだが、その分、中小型株に資金が集まりやすくなる期待はある。」
Ｔ「今週は新興市場も軟調だったといえるが、来週以降は期待したいモンだ。IPOもまだ幾つか出てくるし、強い相場作ってくるもの出てくれば個人投資家の心理も良くなってくるからな。」
Ｍ「ああ。来週どういう相場展開になるのか注目したい。」
Ｔ「期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は不安定な相場だったといえるが、週間ベースでは3週間ぶりに下落となった。」
Ｍ「ああ。今週は再びトランプリスクが重しとなったといえる。」
Ｔ「そうだな。月曜日には大阪で大きな地震があり、それが重しとなった面もあるが、やはりトランプ政権による保護主義的な通商政策への懸念が改めて強まったことがリスクオフの動きに繋がったといえる。」
Ｍ「先週末には中国に対して500億ドル分の中国製品への追加関税を正式決定し、発動までは日柄あるものの、先行き懸念が強まっている。」
Ｔ「日柄猶予があるだけに回避される期待も少なからずあるといえるが、積極的にリスク取れる状況ではないからな。」
Ｍ「そうだな。その回避の可能性が今週見られるのかどうか注目されたが、逆に更なる懸念が強まってしまった格好だ。」
Ｔ「ああ。18日に、まあ日本時間では19日の朝方だが、トランプ大統領が中国が報復関税を行うならば、更にに2000億ドルの中国製品への追加関税を示唆した事で米中貿易摩擦懸念が強まってしまった。」
Ｍ「それをうけて中国も負けじと、対抗措置を行うことを表明している。」
Ｔ「それにより日経平均は節目の22500円をあっさりと割り込む展開となっている。」
Ｍ「先週には23000円まで上昇したんだが、今週は米中貿易摩擦懸念強まって、22000円が意識される水準まで下落する場面も見られた。」
Ｔ「ただその水準では底堅さは見られており、大きく切り返す動きも見られている。」
Ｍ「ああ。今週の水曜日には日経平均朝方売られたものの、その後切り返す動きとなっており、その日は22500円台まで戻して引けている。」
Ｔ「特段買われる材料も出ていなかったが、先物主導で日経平均が全体相場を引っ張るような展開だった。」
Ｍ「ああ。更に翌日の木曜日にも強い動きを続けて、日経平均22800円近くまで上げる場面見られている。」
Ｔ「ただTOPIXは付いてこれず、日経平均だけが強かった印象で、その為、NT倍率が大きく上昇している。」
Ｍ「比較できる2000年以降では最高値を更新している。為替も一緒に円安へ振れているだけに、投機筋の仕業との見方が多い。」
Ｔ「だろうな。円を売って一緒に日経先物を買い上がる。買い戻しではとの見方もあるが、仕掛け的な買いだとの声も少なくない。」
Ｍ「ただ週末にはそのような先物買いは見られておらず、2日間だけで終わってしまった格好だ。」
Ｔ「そう考えると買い戻しなのかなとも思えるが・・。」
Ｍ「まあ、来週再びそのような動きが見られる場面出てくるのか注目だな。」
Ｔ「続くようだと面白いんだが、やはり時期的に大掛かりな仕掛けだとは思えず、単発的な仕掛けと見るべき何だろうけど。」
Ｍ「それに外部要因で悪材料も出やすい状況だけに、無理に買い仕掛けするのもかなりリスキーだ。」
Ｔ「だよな。これだけ貿易摩擦懸念が意識されており、更なる悪材料が出てくる懸念もある状況だ。」
Ｍ「今週は独ダイムラーが米中貿易摩擦問題を理由に下方修正しており、企業業績にも実害出てきたといえ、先行き警戒感が一段と強まった。」
Ｔ「ダイムラーは米国工場で生産し、それを中国に輸出しているからな。そういう企業も少なくなく、今後米中貿易摩擦が強まれば強まる程、悪影響受ける企業も増えてくる。」
Ｍ「昨日もトランプ大統領は輸入自動車への関税を示唆しており、ドイツ市場では自動車関連株が更に売られ、独DAX指数は下げる場面も見られている。」
Ｔ「米国が実際に自動車への関税も引き上げるなら、日本だって大きな影響を受けることになる。」
Ｍ「来週もトランプ大統領の発言がリスクオフの動きを強める場面出てくる恐れもあるだけに、やはり積極的に動ける状況ではないだろうな。」
Ｔ「まあ今週見せた意味不明な上昇もあるだけに、売り込みにくさもあるといえるが、やはり上値は買いにくい状況には変わりない。」
Ｍ「そうだな。それだけに来週も結構不安定な展開になるかもな。」
Ｔ「貿易摩擦懸念強まれば、再び売られる恐れもあるし、逆に米中貿易問題で、妥協案でも見られれば、好感され買われる展開になるかも知れない。」
Ｍ「米国による中国への制裁関税が7/6から発動となる。それまで進展見られないと本当に発動してしまい、中国も即報復関税に踏み切る事になる。」
Ｔ「まずはそれを見極めるまで、確かに動きにくい地合が続きそうだ。」
Ｍ「まあ不安定な相場展開は続きそうだが、その分、中小型株に資金が集まりやすくなる期待はある。」
Ｔ「今週は新興市場も軟調だったといえるが、来週以降は期待したいモンだ。IPOもまだ幾つか出てくるし、強い相場作ってくるもの出てくれば個人投資家の心理も良くなってくるからな。」
Ｍ「ああ。来週どういう相場展開になるのか注目したい。」
Ｔ「期待したいモンだ。」
