◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆2018.10.27
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◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週も日本市場は波乱相場となった。依然として落ち着きは見られていない。」
M「ああ。第2波が来てしまった格好だ。日経平均は今週だけで1500円近くも下落した。」
T「強固と見られていた22000円も割り込んでしまい、それどころか7月の安値水準まで下抜けてしまった。」
M「3月以来の安値水準まで突っ込む場面も見られたからな。」
T「年初来安値は3月に付けているが、それが20617.86円だ。既に射程圏だというのが恐ろしい。」
M「そうだよな。今月上旬には年初来高値を更新し、27年ぶりの高値なんて状況だったんだ。それが早くも年初来安値射程圏か・・。」
T「いくら何でも急ピッチだろう。ある意味、それが怖いけどな。」
M「そうだな。テクニカル的には既に売られ過ぎ感はかなり強まっている。それだけに派手にリバウンドしても不思議はないが、単なるリバウンドで終わってしまうのか、底打ちとなるのか見極めは重要になりそうだ。」
T「日本株は悪いトコ取りで下げている印象だ。米国株が下げれば売られ、米国株反発しても、中国株下げれば売られる。」
M「それだけ投資家心理も良くないんだろう。」
T「依然として不透明要素多いからな。」
M「そうだな。米中の貿易摩擦、それに景気減速、イタリア財政問題にサウジ問題と、色々と懸念は多い。」
T「ただ今週の下落要因はやはり景気減速懸念だろうな。」
M「ああ。今週は米国で企業決算発表が相次いでいるが、それで改めて先行き懸念が意識されている。」
T「決算発表で米中貿易摩擦による悪影響を示す企業も相次いでいるし、貿易摩擦関係なく伸び鈍化示した企業も少なくない。」
M「そうだな。やはり景気減速懸念が意識されてきていると言えるだろう。」
T「米国株はダウ、S&P500、ナスダック指数がいずれも200日移動平均線を割り込んでおり、調整長引くことは避けられない状況だ。」
M「なかには終わりの始まりだという向きも出てきているからな。」
T「長らく続いた、米国株の上昇トレンドも終焉となり、今後は下落トレンドへ変わっていくという訳か・・。」
M「ただ弱気相場入りの目安と言われている高値からの20%までは、まだ余裕がある。だからといって、安心できる状況でもないけどな。」
T「そうだな。今の値動き考えると、あっという間に射程圏に入ってしまう恐れもある。」
M「中間選挙前というタイミングも良くないよな。」
T「そうだな。株安はトランプ政権には不利になるし、当然中間選挙への悪影響も避けられない。」
M「そういった懸念も株売り要因となるし、何よりも中間選挙前に強気に買い向かう投資家は出てきにくい。」
T「米国株が落ち着いてくれないと日本株も落ち着かないだろうからな。」
M「来週には日本でも企業決算発表相次いで出てくるが、それにより日本株が見直されれば良いのだが、逆に先行き懸念が改めて強まるという恐れもありそうだ。」
T「特に輸出企業には景気敏感企業も多く、改めて中国景気や世界景気の減速感が示される恐れも確かにありそうだ。」
M「米国ではフェイスブックにアップルが来週決算発表を控えている。せめてアップルが決算好感され派手に買われれば、冷えている投資家心理を改善させる期待もあるんだが・・・。」
T「ただ逆もあるからな。これでアップルも転けるようだと、更に投資家心理は悪化する。」
M「良くも悪くも流れをかけることが出来る企業だからな。そういった意味で、アップルの決算発表はかなり注目だな。」
T「日経平均は節目の21000円も割り込む場面見られたが、これを明確に割り込んでしまうと2万円が意識されてくる。」
M「昨日の夜間取引では先物結構売られる場面も見られていた。ただ米国株が下げ渋ったことで、何とか戻して終えている。」
T「夜間でこれだけ大きく動き見せるんだからな。まだ暫くは乱高下必至といえそうだ。」
M「今週の下落で追い証がかなり出ているようだから、それに絡んだ投げも出てきそうだが、それにより需給が改善すれば良いけどな。」
T「ああ。来週はしっかりと反発して週末を迎えたいモンだ。期待したい。」
◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週も日本市場は波乱相場となった。依然として落ち着きは見られていない。」
M「ああ。第2波が来てしまった格好だ。日経平均は今週だけで1500円近くも下落した。」
T「強固と見られていた22000円も割り込んでしまい、それどころか7月の安値水準まで下抜けてしまった。」
M「3月以来の安値水準まで突っ込む場面も見られたからな。」
T「年初来安値は3月に付けているが、それが20617.86円だ。既に射程圏だというのが恐ろしい。」
M「そうだよな。今月上旬には年初来高値を更新し、27年ぶりの高値なんて状況だったんだ。それが早くも年初来安値射程圏か・・。」
T「いくら何でも急ピッチだろう。ある意味、それが怖いけどな。」
M「そうだな。テクニカル的には既に売られ過ぎ感はかなり強まっている。それだけに派手にリバウンドしても不思議はないが、単なるリバウンドで終わってしまうのか、底打ちとなるのか見極めは重要になりそうだ。」
T「日本株は悪いトコ取りで下げている印象だ。米国株が下げれば売られ、米国株反発しても、中国株下げれば売られる。」
M「それだけ投資家心理も良くないんだろう。」
T「依然として不透明要素多いからな。」
M「そうだな。米中の貿易摩擦、それに景気減速、イタリア財政問題にサウジ問題と、色々と懸念は多い。」
T「ただ今週の下落要因はやはり景気減速懸念だろうな。」
M「ああ。今週は米国で企業決算発表が相次いでいるが、それで改めて先行き懸念が意識されている。」
T「決算発表で米中貿易摩擦による悪影響を示す企業も相次いでいるし、貿易摩擦関係なく伸び鈍化示した企業も少なくない。」
M「そうだな。やはり景気減速懸念が意識されてきていると言えるだろう。」
T「米国株はダウ、S&P500、ナスダック指数がいずれも200日移動平均線を割り込んでおり、調整長引くことは避けられない状況だ。」
M「なかには終わりの始まりだという向きも出てきているからな。」
T「長らく続いた、米国株の上昇トレンドも終焉となり、今後は下落トレンドへ変わっていくという訳か・・。」
M「ただ弱気相場入りの目安と言われている高値からの20%までは、まだ余裕がある。だからといって、安心できる状況でもないけどな。」
T「そうだな。今の値動き考えると、あっという間に射程圏に入ってしまう恐れもある。」
M「中間選挙前というタイミングも良くないよな。」
T「そうだな。株安はトランプ政権には不利になるし、当然中間選挙への悪影響も避けられない。」
M「そういった懸念も株売り要因となるし、何よりも中間選挙前に強気に買い向かう投資家は出てきにくい。」
T「米国株が落ち着いてくれないと日本株も落ち着かないだろうからな。」
M「来週には日本でも企業決算発表相次いで出てくるが、それにより日本株が見直されれば良いのだが、逆に先行き懸念が改めて強まるという恐れもありそうだ。」
T「特に輸出企業には景気敏感企業も多く、改めて中国景気や世界景気の減速感が示される恐れも確かにありそうだ。」
M「米国ではフェイスブックにアップルが来週決算発表を控えている。せめてアップルが決算好感され派手に買われれば、冷えている投資家心理を改善させる期待もあるんだが・・・。」
T「ただ逆もあるからな。これでアップルも転けるようだと、更に投資家心理は悪化する。」
M「良くも悪くも流れをかけることが出来る企業だからな。そういった意味で、アップルの決算発表はかなり注目だな。」
T「日経平均は節目の21000円も割り込む場面見られたが、これを明確に割り込んでしまうと2万円が意識されてくる。」
M「昨日の夜間取引では先物結構売られる場面も見られていた。ただ米国株が下げ渋ったことで、何とか戻して終えている。」
T「夜間でこれだけ大きく動き見せるんだからな。まだ暫くは乱高下必至といえそうだ。」
M「今週の下落で追い証がかなり出ているようだから、それに絡んだ投げも出てきそうだが、それにより需給が改善すれば良いけどな。」
T「ああ。来週はしっかりと反発して週末を迎えたいモンだ。期待したい。」