政府、雇用・労災保険追加給付へ 不適切な毎勤データ受け

政府、雇用・労災保険追加給付へ 不適切な毎勤データ受け=関係筋

[東京 10日 ロイター] - 政府は賃金や労働時間を示す毎月勤労統計の調査手法が不適切だったことに対応し、雇用・労災保険の追加給付する方針を固めた。これに伴い昨年12月21日に閣議決定した予算案を修正する方向だ。複数の政府関係者が明らかにした。
根本匠厚生労働相は11日の閣議後会見で、追加給付する方針を表明する。また、追加給付に伴って必要となる国庫負担分の財源について、財務省と今後協議する考えも併せて示す予定。
少額ながら、閣議決定された予算案の一部を修正するのは異例。