日本列島ほぼ全域描く、最古級の地図発見 広島の博物館
日本列島ほぼ全域描く、最古級の地図発見 広島の博物館
橋本拓樹、渡義人 2018年6月15日11時47分
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14世紀中ごろの室町時代(南北朝時代)に描かれたとみられる、本州から九州のほぼ全域が記された日本地図がみつかった。広島県福山市の県立歴史博物館が15日発表した。現存する最古の日本地図は京都・仁和寺(にんなじ)所蔵の「日本図」(1305年)とされるが、西日本が欠けており、全体が残った地図では最古級。日本地図の変遷をたどるうえで重要な発見と注目される。