【日向灘と紀伊水道】南海トラフ地震の震源域で5回発生に不安の声
【日向灘と紀伊水道】南海トラフ地震の震源域で5回発生に不安の声

気象庁の発表によると27日午前9時11分ごろ、日向灘(北緯32.2度、東経132.2度)を震源とした深さはごく浅い、マグニチュード5.4の地震が発生しました。宮崎市霧島や熊本県宇城市小川町、大分県佐伯市などで震度3を観測したほか、九州の各県で震度2から1を観測しています。この地震による津波の心配はありませんでしたが、揺れは広範囲に渡っており、遠くは山口県でも震度1を観測しています。
また、この地震のおよそ30分後の午前9時40分にも同じ震源でマグニチュード4.2の地震を観測しています。
また、この地震のおよそ30分後の午前9時40分にも同じ震源でマグニチュード4.2の地震を観測しています。
さらに、同27日15時38分にも宮崎県延岡市で震度4の地震が発生。震源地は朝の2回と同じ場所で、朝9時台に発生した時と同じマグニチュード5.4、震源の深さは10kmと発表されました。この地震は朝よりも広範囲で揺れた模様です。

image by: Map:LincunArea:Pekachu [CC BY-SA 3.0], ウィキメディア・コモンズ経由で


翌28日午前8時15分には、さらに南部の奄美大島近海で地震が発生。地震の規模を示すマグニチュードは3.6と推定、深さは60kmとなっています。最大震度は1でしたが、昨日から日向灘で続く地震との関連が気になるところです。

