2011/1/27(木) 午後 5:56

<さすらいの雀士、魔神のエピソードその2>

あの一件から、おいらはピタリとイカサマの訓練を止めた!(`o´)
あの神の領域に達するために血泥みの鍛錬を日々おこなっているのだろう事は、お馬鹿なおいらにも十分察しがついた。。。
新宿の雀荘ではあまり聞かない本格的な関西弁を話しているところをみると、関西から流れてきたのだろう。
男三人のイカサマギャンブル道中・・・哀れであった。(^^;

ということで、純粋に麻雀の打ち回しに磨きをかける日々が続いた。。。(`o´)/
とある休日に会社の同僚と卓を囲むことになった。
おいらは、会社の同僚と麻雀をやることは気がむかなかった。
下手な連中と卓を囲んで時間を無駄にしたくなかった・・・
しかし、上司の希望とかでお呼びがかかったのだ。
まぁ、しかたない、適当にあしらってやるか・・・
あまりレートが高いと手を抜かなければならなくなる。
同僚や上司から容赦なく巻き上げるのは御法度である・・・
点5(1000点50円)の家庭麻雀レートと聞いてホッとした。。。

集まった人数はおいらを含めて5人であった。
2抜け(2位が抜ける)で始まった。
おいらは最初から面子に入った。
最初はダントツのトップ・・・運も味方したようだ。
下手相手に負けるのもしゃくに障るので手加減しないことにした。
2回戦は僅差のトップ。。。(^^)
3回戦は余裕のトップ。。。(^^)
4回戦もダントツのトップ。。。(^^;

ここら辺からざわついた雰囲気がシーンとなる。
抜けたメンバーがおいらの後ろにまわる。
「見てていいですか?」...「いいよ」とおいらは答える
その後入れ替わり立ち替わり抜けたメンバーがおいらの後ろで観戦することになる。
5.6連勝くらいは運が味方に付けば、圧倒的な実力差もありできなくはない。<(´0`)>
しかし、どんどん回を重ねるに付け楽々とトップがとれる。。。
なにか変だ(^^;

推測するに、おそらくおいらの打ち回しがほとんど勝負をしていないように見えるのだろう。危険な牌を掴んだら回し打ち(そのまま捨てないで手の中に留める)を多用する打ち方が、無理をしない打ち方に見えるのだ。
おいらは単に手作りをしているだけで、手成り(入ってくる牌に逆らわず聴牌(テンパイ)優先の打ち方)の安手で聴牌即立直(リーチ)というやり方は典型的な初心者の打ち回しである・・・(^^;

そういうことか・・・後ろで観戦したメンバーはおいらの戦法を真似ているのだ。
ただし、勘違いして・・・(^^;
こうなれば、赤子の手を捻るようなもの。
都合13回戦やり、全勝に終わった。。。
おいらは、上司や同僚の呆然とした視線を後に「お先です・・・」と云って立ち去った。。。

エピソード2...終わり