オプション通信2 2010/ 7/28 17:05

出典・・・不明(どっかから拾ってきて、取り溜めてたものの一部)(^o^;

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トレード理論(アービトラージ編)
■スプレッドの公式
IVスプレッドでは、基本的にIVの吹いたところを売り、落ち込んだところを買うわけですが、おおまかな方針というものがあります。
「ゴム・バネ理論」がある程度正しいと仮定すると、そこから次の公式が導き出されます。

○株価上昇・IV上昇と読むなら → プットバックスプレッド
○株価上昇・IV下降と読むなら → コールレシオスプレッド
○株価下降・IV上昇と読むなら → コールバックスプレッド
○株価下降・IV下降と読むなら → プットレシオスプレッド

スプレッドのいいところは、「引き分け」があるところです。単純なデルタ勝負では、勝つか負けるかになってしまうのですが、上記の戦略を採用した場合、体感では「1つが成功で1つが失敗、残り2つは引き分け」となります。失敗や引き分けの場合、証拠金があればナンピンが利きますから、長い目でみてこの差は大きいものとなります。
もちろん、相場はときどきありえない動きをしますから、公式を丸覚えすればOK、というわけにはいかないのは、子どものころと同じです。(笑)
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一般的には、株価上昇ならIV低下、株価下落ならIV上昇なのでレシオスプレッドのほうがバックより儲かる確率は高いことになってしまいますね。
やはりバックは急上昇もしくは急下落の場合しか儲からないのでしょうか。

それはATM付近のセオリーであって、5・6月ごろのACさんのブログを確認していただけると分かると思うのですが、IVが収縮しきった状態では、FOTMPのIVは毎日のように上昇するといえると思います。