昨日の東電武藤副社長の記者会見...プルトニュウムが検知された件

■正確ではないかも知れないが、おおむね以下の通り

武藤:自然界に存在する線量と同程度のプルトニュウムが検出されました。
記者:厚労省の基準を上回っていますね。
武藤:過去の核実験で放出されたプルトニュウムがすでに土壌には存在しており、それと同程度であり健康に問題はないと考えます。
記者:厚労省の基準値を知っていますか?
武藤:自然界に存在する線量と同程度のプルトニュウムが検出されたと言うことです。
記者:厚労省の基準値を知っているか?という質問です。
武藤:自然界に存在する線量と同程度のプルトニュウムが検出されたと言うことです。
記者:厚労省の基準値を上回っていても問題ないといえますか?
武藤:自然界に存在する線量と同程度のプルトニュウムが検出されたと言うことです。
※この後しばらく禅問答が続く・・・やがてプルトニュウムの毒性を語り始める。
武藤:プルトニュウムから出るアルファ線は紙一枚で遮断されるもので皮膚を透過しないので危険性は低いと考えます。
記者:内部被爆は危険ですよね?
武藤:口から体内に入っても、ほとんどが体外に出ていきますので問題ないと考えます。
記者:・・・(聞き取れないが/たぶん呼吸器系の被爆の危険性)
武藤:肺に取り込まれた場合はそこにとどまり続けるため危険であると認識しています。

海外のメディアは、プルトニュウム検知についてセンセーショナルに報じているところが多いと思うが、燃料空焚きですでに皮膜菅の損傷により放射性物質が外に出ているわけだから、プルトニュウムが拡散していることはわかっているはずだが、これまでの東電の対応はプルトニュウムに触れたがらない姿勢がありありである。
10キロ圏、20キロ件で土壌のサンプルをとって確認する必要性について記者が質問しても、今後は敷地内3地点(今回は5地点で計測した)で継続的に計測するとだけ言っていた。。。