◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆ 2013/02/23（土）発行
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
Ｔ「今週も不安定な相場展開だったが、終わってみれば週間ベースで日経平均も
TOPIXもしっかりと上昇し引けている。」
Ｍ「ああ。今週も日経平均は上げ下げを繰り返す展開となった。上げたり下げたり
と方向性が依然として出てこない。」
Ｔ「そうだな。水曜日にザラバ11500円台乗せて、引け値では昨年来高値取ったと
おもえば、昨日は11200円割れとなる場面もあった。」
Ｍ「しかし昨日は終わってみればしっかりと上昇して引けており、昨晩のナイトセ
ッションでは上昇して終えている。」
Ｔ「シカゴ日経先物は11500円で返ってきており、週明けは続伸スタート濃厚だ。」
Ｍ「そうだな。週明けの月曜日しっかりと上昇して引ければ、久々の続伸と言うこ
とになり、交互に上げ下げ繰り返すパターンが崩れる事になる。」
Ｔ「続伸で交互相場を終えると言うのは良いことだな。揉み合い上離れという展開
の期待が高まるからな。」
Ｍ「ああ。既にテクニカル的な過熱感はかなり無くなっており、日柄調整完了でい
よいよ更なるステージへと期待したくなる。」
Ｔ「今年に入って1月は日経平均10500～11000円でのレンジ相場で、2月は11000～
11500円のレンジ相場だといえるため、上離れれば11500～12000円のレンジ相場へと
移行するという期待もありそうだ。」
Ｍ「3月末には12000円という見方が依然として非常に多いが、いよいよ現実味を帯
びてくると言う可能性もありそうだな。」
Ｔ「12000円どころか3月末にはもっと上値もあるんじゃないのか。」
Ｍ「そう期待もしたいが、ここからイベントがまだまだ目白押しだ。何よりも日銀
総裁人事問題が待ちかまえているからな。」
Ｔ「でも基本的に誰になろうと問題はないだろう。市場がもっとも懸念している財
務省OBの武藤氏という可能性は今週の要人発言から判断するにかなり低くなったと
言えるし・・・。」
Ｍ「そうだな。武藤氏じゃなければ、市場は好感するとの見方も多いからな。」
Ｔ「あとは外部要因か・・・。懸念があるとすれば。イタリア総選挙に、米国の歳
出削減問題が関門だな。」
Ｍ「とりあえず現状懸念視する動きはあまり見られていないだけに、問題はなさそ
うだが、逆にいえばそれだけに失望する結果となれば、一気に懸念する動きが強ま
るという恐れもある。」
Ｔ「ただ現状投資家心理はかなり良い状況だけに、ある意味、それらの懸念で売ら
れることがあっても一時的にとどまるという可能性もありそうだ。」
Ｍ「まあ、そう期待したいけどな。確かに今週の動向を見ても、下値での買い意欲
は旺盛だ。海外勢の買いは確かにトーンダウンしてきているものの、決して止まっ
ている訳でもないし、逆に売り転換してきている訳でもない。」
Ｔ「ああ。一部のヘッジファンド辺りが手仕舞い売り出しているようだが、あくま
でも利食いであり、売りポジション取ってきている訳ではないからな。」
Ｍ「つまり下げることは望んでいない向きがまだまだ多いと言うわけだ。」
Ｔ「それに個人投資家は下げれば買うぞという姿勢は非常に強く、その動きは年度
末へ向け一段と強まってくる可能性もあるだろう。」
Ｍ「そうだな。まあ、来週上値抵抗ラインとして機能していた11500円をしっかりと
突破していけるかが注目だな。」
Ｔ「再度、頭打たれるようだと、あれれって感じで警戒感も意識されてしまう恐れ
もあるからな。」
Ｍ「ただ今週軟調場面も見せてきていた米国株が昨晩大きく反発したのは好感でき
る。今週はFOMC議事録をうけ、量的緩和早期打ち切り懸念が強まり手仕舞い売りに
動いた向きも多かっただけに、昨晩の上昇は意味が大きい。」
Ｔ「そうだな。昨晩の米国市場では、セントルイス連銀総裁が量的緩和早期打ち切
り懸念を払拭したようだな。」
Ｍ「ああ。先日のFOMC議事録では、セントルイス連銀総裁は大規模な資産買入れに
懸念を示していたが、昨晩テレビのインタビューでは、FRBは資産買入れを長期間続
けるだろうとの見解を示した。」
Ｔ「ただFOMC内では買入縮小などの声も挙がっていることも認めているからな。今
後、この懸念が再燃しなければ良いのだが・・・。」
Ｍ「そうだな。来週にはバーナンキFRB議長による半期に一度の議会証言が行われる
。それでしっかりと早期打ち切り懸念を払拭してくれれば良いけどな。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだ。外部要因の懸念が無くなれば、日本株は次なるステ
ージへと問題なく上がっていけるように思えるからな。」
Ｍ「とにかく来週は国内外で市場に影響を与えるイベントが非常に多い。来週しっ
かりと推移できるのかが注目だな。」
Ｔ「ああ。来週末には今より高い水準で終わっていれば良いけどな。期待したいモ
ンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
Ｔ「今週も不安定な相場展開だったが、終わってみれば週間ベースで日経平均も
TOPIXもしっかりと上昇し引けている。」
Ｍ「ああ。今週も日経平均は上げ下げを繰り返す展開となった。上げたり下げたり
と方向性が依然として出てこない。」
Ｔ「そうだな。水曜日にザラバ11500円台乗せて、引け値では昨年来高値取ったと
おもえば、昨日は11200円割れとなる場面もあった。」
Ｍ「しかし昨日は終わってみればしっかりと上昇して引けており、昨晩のナイトセ
ッションでは上昇して終えている。」
Ｔ「シカゴ日経先物は11500円で返ってきており、週明けは続伸スタート濃厚だ。」
Ｍ「そうだな。週明けの月曜日しっかりと上昇して引ければ、久々の続伸と言うこ
とになり、交互に上げ下げ繰り返すパターンが崩れる事になる。」
Ｔ「続伸で交互相場を終えると言うのは良いことだな。揉み合い上離れという展開
の期待が高まるからな。」
Ｍ「ああ。既にテクニカル的な過熱感はかなり無くなっており、日柄調整完了でい
よいよ更なるステージへと期待したくなる。」
Ｔ「今年に入って1月は日経平均10500～11000円でのレンジ相場で、2月は11000～
11500円のレンジ相場だといえるため、上離れれば11500～12000円のレンジ相場へと
移行するという期待もありそうだ。」
Ｍ「3月末には12000円という見方が依然として非常に多いが、いよいよ現実味を帯
びてくると言う可能性もありそうだな。」
Ｔ「12000円どころか3月末にはもっと上値もあるんじゃないのか。」
Ｍ「そう期待もしたいが、ここからイベントがまだまだ目白押しだ。何よりも日銀
総裁人事問題が待ちかまえているからな。」
Ｔ「でも基本的に誰になろうと問題はないだろう。市場がもっとも懸念している財
務省OBの武藤氏という可能性は今週の要人発言から判断するにかなり低くなったと
言えるし・・・。」
Ｍ「そうだな。武藤氏じゃなければ、市場は好感するとの見方も多いからな。」
Ｔ「あとは外部要因か・・・。懸念があるとすれば。イタリア総選挙に、米国の歳
出削減問題が関門だな。」
Ｍ「とりあえず現状懸念視する動きはあまり見られていないだけに、問題はなさそ
うだが、逆にいえばそれだけに失望する結果となれば、一気に懸念する動きが強ま
るという恐れもある。」
Ｔ「ただ現状投資家心理はかなり良い状況だけに、ある意味、それらの懸念で売ら
れることがあっても一時的にとどまるという可能性もありそうだ。」
Ｍ「まあ、そう期待したいけどな。確かに今週の動向を見ても、下値での買い意欲
は旺盛だ。海外勢の買いは確かにトーンダウンしてきているものの、決して止まっ
ている訳でもないし、逆に売り転換してきている訳でもない。」
Ｔ「ああ。一部のヘッジファンド辺りが手仕舞い売り出しているようだが、あくま
でも利食いであり、売りポジション取ってきている訳ではないからな。」
Ｍ「つまり下げることは望んでいない向きがまだまだ多いと言うわけだ。」
Ｔ「それに個人投資家は下げれば買うぞという姿勢は非常に強く、その動きは年度
末へ向け一段と強まってくる可能性もあるだろう。」
Ｍ「そうだな。まあ、来週上値抵抗ラインとして機能していた11500円をしっかりと
突破していけるかが注目だな。」
Ｔ「再度、頭打たれるようだと、あれれって感じで警戒感も意識されてしまう恐れ
もあるからな。」
Ｍ「ただ今週軟調場面も見せてきていた米国株が昨晩大きく反発したのは好感でき
る。今週はFOMC議事録をうけ、量的緩和早期打ち切り懸念が強まり手仕舞い売りに
動いた向きも多かっただけに、昨晩の上昇は意味が大きい。」
Ｔ「そうだな。昨晩の米国市場では、セントルイス連銀総裁が量的緩和早期打ち切
り懸念を払拭したようだな。」
Ｍ「ああ。先日のFOMC議事録では、セントルイス連銀総裁は大規模な資産買入れに
懸念を示していたが、昨晩テレビのインタビューでは、FRBは資産買入れを長期間続
けるだろうとの見解を示した。」
Ｔ「ただFOMC内では買入縮小などの声も挙がっていることも認めているからな。今
後、この懸念が再燃しなければ良いのだが・・・。」
Ｍ「そうだな。来週にはバーナンキFRB議長による半期に一度の議会証言が行われる
。それでしっかりと早期打ち切り懸念を払拭してくれれば良いけどな。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだ。外部要因の懸念が無くなれば、日本株は次なるステ
ージへと問題なく上がっていけるように思えるからな。」
Ｍ「とにかく来週は国内外で市場に影響を与えるイベントが非常に多い。来週しっ
かりと推移できるのかが注目だな。」
Ｔ「ああ。来週末には今より高い水準で終わっていれば良いけどな。期待したいモ
ンだ。」
