◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆ 2013/12/21（土）発行
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週はしっかりと上昇する展開となった。ただ月曜日には派手に下げ、先行き
懸念も浮上したけどな。」
Ｍ「ああ。日経平均もTOPIXも25日移動平均線を割り込んできたからな。売られた要
因は米テーパリングへの警戒や、月曜日朝に発表された日銀短観だと見られている
。」
Ｔ「でも日銀短観は、確かに先行きは弱く、設備投資計画は下方修正されたが、特
段嫌気する事でもないだろ。」
Ｍ「まあ、消費増税を控えているだけに、企業が先行き慎重に見るのも解るからな
。その日、後場に一段安となっているんだが、時間外で米先物が急落した事が影響
してる。」
Ｔ「そう考えると日銀短観で売られたと言うわけでもなさそうだ。」
Ｍ「だろうな。その日、時間外で米先物が急落した要因は不明だが、まとまった売
りが出たようで、恐らくFOMC前に一部の大口が手仕舞いに動いたことが影響してい
るようだ。」
Ｔ「なるほど。その日の米国市場は結局上昇している。まあ重要なイベントである
FOMC前だっただけに、投資家都合で理解不能な動きになるのも仕方はない。」
Ｍ「ああ。国内では証券税制優遇が今年で終わるが、それに絡んだ節税売りが依然
として出ている事が伺える。それも結局は投資家都合であり、不安定な株価動向と
なっている銘柄が多い要因だ。」
Ｔ「確かに特段悪材料もなく大きく下落したりする銘柄も散発しており、その要因
は恐らく証券税制優遇廃止に絡んだ売りの可能性が高そうだ。」
Ｍ「でも、その売りもどんなに続いても25日までだ。その日が年内受け渡し最終売
買日になるからな。26日からは実質年明け相場となることから、節税売りは出ない
だろうし、買いやすさが出てくるだろう。」
Ｔ「そうだな。まあ、年末株を持ち越したくないという短期資金は、その後も手仕
舞いしてくるかも知れないが・・。」
Ｍ「ただ今年も去年同様に相場状況が非常に良い。それだけに年越しリスク取る投
資家も非常に多いと見られている。」
Ｔ「確かにそうだな。株を枕に年を越す投資家も多いかもな。特に来年からはNISA
も始まるし・・・。」
Ｍ「ああ。基本的には、一部の証券会社を除き26日からNISA口座で株を買えるよう
になる。それだけに早ければ26日からその手の買いも入ってくる可能性もあるだろ
う。」
Ｔ「いずれにしろ今年も良い年末を迎えられそうだな。」
Ｍ「そうだな。今週のFOMCで、テーパリングを決定したときはヒヤッとしたけどな
。」
Ｔ「確かに・・・。何だかんだ言っても、市場は今回テーパリングは無いという見
方が多かった。それだけにテーパリングはサプライズとなったが、市場の反応は良
い方向に動いている。」
Ｍ「事前にある程度、警戒されていたのも良かったんだろう。ただFOMC直前にはゴ
ールドマンが今回テーパリングはないとの見解を示しており、日本株はFOMC結果発
表前日に派手に上げていた。それだけにテーパリング決定で、どうなるのか警戒さ
れたが・・・。」
Ｔ「だよな。でも米国株が派手に上げたことや、為替が素直に円安へと大きく進行
したことで日本株も更に上げて、日経平均は年初来高値を更新した。」
Ｍ「声明発表直後は米国株も急落気味に売られたからな。為替も円高方向に振れた
。でもすぐに反転し、株高、ドル高、円安という流れになった。アク抜けというこ
ともあるが、縮小規模が100億ドルにとどまったと言うことも安心感に繋がったんだ
ろう。」
Ｔ「それに米長期金利が言うほど上昇しなかったことも安心感に繋がっているよう
だ。」
Ｍ「ああ。やはり長期金利が上昇してくると、景気拡大の妨げになるとの警戒が強
まる。為替は金利差広がり円安へ向かうため、日本株には追い風になるのかも知れ
ないが・・・。」
Ｔ「今のところ、米長期金利は落ち着いている。昨晩には低下しているし、この辺
でウロウロしてくれるのが望ましい。」
Ｍ「そうだな。為替は更に円安へと行かずとも、日本株の上値余地はまだあると言
えるだろうしな。日経平均は特定の銘柄で吊り上げられている面もあるが、個別株
には、まだまだ買われも不思議がないものも多い。」
Ｔ「それらが今後買われていくようになると、全体的に強い相場になっていくんだ
ろうな。」
Ｍ「ああ。今年も残すところ5営業日だけだ。無事にFOMCも通過したし、国内の節税
売りも25日で終わる。それだけに今年も良い形で大納会を迎えられそうだな。」
Ｔ「そうだな。マジで今年の高値で大納会を迎えるって事もあるかもな。TOPIXは、
まだ5月に付けた年初来高値には、届いていないが射程圏だ。大納会までしっかりと
越えて欲しいモンだ。」
Ｍ「波乱無くこのまま大納会まで行って欲しい。来週はどういう状況になっている
のか楽しみだ。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだな。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週はしっかりと上昇する展開となった。ただ月曜日には派手に下げ、先行き
懸念も浮上したけどな。」
Ｍ「ああ。日経平均もTOPIXも25日移動平均線を割り込んできたからな。売られた要
因は米テーパリングへの警戒や、月曜日朝に発表された日銀短観だと見られている
。」
Ｔ「でも日銀短観は、確かに先行きは弱く、設備投資計画は下方修正されたが、特
段嫌気する事でもないだろ。」
Ｍ「まあ、消費増税を控えているだけに、企業が先行き慎重に見るのも解るからな
。その日、後場に一段安となっているんだが、時間外で米先物が急落した事が影響
してる。」
Ｔ「そう考えると日銀短観で売られたと言うわけでもなさそうだ。」
Ｍ「だろうな。その日、時間外で米先物が急落した要因は不明だが、まとまった売
りが出たようで、恐らくFOMC前に一部の大口が手仕舞いに動いたことが影響してい
るようだ。」
Ｔ「なるほど。その日の米国市場は結局上昇している。まあ重要なイベントである
FOMC前だっただけに、投資家都合で理解不能な動きになるのも仕方はない。」
Ｍ「ああ。国内では証券税制優遇が今年で終わるが、それに絡んだ節税売りが依然
として出ている事が伺える。それも結局は投資家都合であり、不安定な株価動向と
なっている銘柄が多い要因だ。」
Ｔ「確かに特段悪材料もなく大きく下落したりする銘柄も散発しており、その要因
は恐らく証券税制優遇廃止に絡んだ売りの可能性が高そうだ。」
Ｍ「でも、その売りもどんなに続いても25日までだ。その日が年内受け渡し最終売
買日になるからな。26日からは実質年明け相場となることから、節税売りは出ない
だろうし、買いやすさが出てくるだろう。」
Ｔ「そうだな。まあ、年末株を持ち越したくないという短期資金は、その後も手仕
舞いしてくるかも知れないが・・。」
Ｍ「ただ今年も去年同様に相場状況が非常に良い。それだけに年越しリスク取る投
資家も非常に多いと見られている。」
Ｔ「確かにそうだな。株を枕に年を越す投資家も多いかもな。特に来年からはNISA
も始まるし・・・。」
Ｍ「ああ。基本的には、一部の証券会社を除き26日からNISA口座で株を買えるよう
になる。それだけに早ければ26日からその手の買いも入ってくる可能性もあるだろ
う。」
Ｔ「いずれにしろ今年も良い年末を迎えられそうだな。」
Ｍ「そうだな。今週のFOMCで、テーパリングを決定したときはヒヤッとしたけどな
。」
Ｔ「確かに・・・。何だかんだ言っても、市場は今回テーパリングは無いという見
方が多かった。それだけにテーパリングはサプライズとなったが、市場の反応は良
い方向に動いている。」
Ｍ「事前にある程度、警戒されていたのも良かったんだろう。ただFOMC直前にはゴ
ールドマンが今回テーパリングはないとの見解を示しており、日本株はFOMC結果発
表前日に派手に上げていた。それだけにテーパリング決定で、どうなるのか警戒さ
れたが・・・。」
Ｔ「だよな。でも米国株が派手に上げたことや、為替が素直に円安へと大きく進行
したことで日本株も更に上げて、日経平均は年初来高値を更新した。」
Ｍ「声明発表直後は米国株も急落気味に売られたからな。為替も円高方向に振れた
。でもすぐに反転し、株高、ドル高、円安という流れになった。アク抜けというこ
ともあるが、縮小規模が100億ドルにとどまったと言うことも安心感に繋がったんだ
ろう。」
Ｔ「それに米長期金利が言うほど上昇しなかったことも安心感に繋がっているよう
だ。」
Ｍ「ああ。やはり長期金利が上昇してくると、景気拡大の妨げになるとの警戒が強
まる。為替は金利差広がり円安へ向かうため、日本株には追い風になるのかも知れ
ないが・・・。」
Ｔ「今のところ、米長期金利は落ち着いている。昨晩には低下しているし、この辺
でウロウロしてくれるのが望ましい。」
Ｍ「そうだな。為替は更に円安へと行かずとも、日本株の上値余地はまだあると言
えるだろうしな。日経平均は特定の銘柄で吊り上げられている面もあるが、個別株
には、まだまだ買われも不思議がないものも多い。」
Ｔ「それらが今後買われていくようになると、全体的に強い相場になっていくんだ
ろうな。」
Ｍ「ああ。今年も残すところ5営業日だけだ。無事にFOMCも通過したし、国内の節税
売りも25日で終わる。それだけに今年も良い形で大納会を迎えられそうだな。」
Ｔ「そうだな。マジで今年の高値で大納会を迎えるって事もあるかもな。TOPIXは、
まだ5月に付けた年初来高値には、届いていないが射程圏だ。大納会までしっかりと
越えて欲しいモンだ。」
Ｍ「波乱無くこのまま大納会まで行って欲しい。来週はどういう状況になっている
のか楽しみだ。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだな。」
