◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆ 2014/08/16（土）発行
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週はお盆休み週だったが、まさに閑散に売り無し相場となったな。」
Ｍ「ああ。日経平均もTOPIX、それにマザーズ指数も5連騰となった。つまり今週は
毎日上げたことになる。」
Ｔ「先週は派手に下落しただけに、どうなることかと思ったが、半値戻しどころか
、それ以上も今週戻せたからな。」
Ｍ「まあ、個別株見ると戻しが甘い銘柄も結構見られるが、指数がここまで戻した
だけに、投資家心理はかなり改善している。」
Ｔ「先週一気に悪化した投資家心理が、元に戻った感じだな。」
Ｍ「先週の下落はやはり外部要因による影響が大きかったが、今週はそれが改善し
たことで戻せた格好だ。」
Ｔ「米国市場も今週はしっかりだったからな。」
Ｍ「通常、あれだけ派手に下落すれば、シコリが多く残ってしまい上値が重くなり
戻りも鈍くなるモンだが、今週は幸いにもお盆休み中という投資家も多く、売り物
が出にくかったことも良かったといえる。」
Ｔ「それにやはりミクシィの好決算も追い風になっているだろう。先週、ミクシィ
が派手に下落したことも心理悪化に繋がっていたからな。」
Ｍ「そうだな。ミクシィがポジティブサプライズといえる決算発表したことで、今
週高値圏まで戻せたことが確かに大きい。同社株の上昇により他のゲーム株や、新
興株には間違いなくプラスになっている。」
Ｔ「ただミクシィ株は高値までは届かず、買い一巡後は戻り売りや利食い売りに押
されている格好だ。」
Ｍ「モンストで今まで随分と派手な相場作ってきただけに、出尽くし的な動きもあ
るんだろう。次なる期待は中間決算発表であり、それまで日柄あることから、一旦
手仕舞いに動く向きも多いようだ。」
Ｔ「そうだな。モンストの失速が見られない限り、派手に下落していくことは考え
にくいものの、暫く日柄調整という恐れはありそうだ。」
Ｍ「ただ昨日東証が公表した空売り残高によれば、同社株を借り株で大量に空売り
していたゴールドマンが13日に一部買い戻してきている事が明らかになっている。」
Ｔ「ああ。かなりの含み損抱えていることが想定されるが、さすがにあの決算見て
買い戻しに動いたんだろう。」
Ｍ「ゴールドマンは、まだ大量に空売り残抱えているだけに、それを更に買い戻し
て来るようだと、株価に追い風となる期待もある。そうなれば日柄調整せず目先上
値追うという可能性も出てくるかもな。」
Ｔ「ただゴールドマンは過去やはり一部買い戻してきたときもあったが、全部買い
戻さずに、日柄置いてから再び空売り積み上げていた。それだけに、今回も全部買
い戻すかは不透明だけどな。」
Ｍ「そうだな。ただ前回大きく買い戻しに動いたのは、5月の決算発表後、6月の頭
にかけて買い戻していた。その後、6月中旬から7月末にかけて再び売り乗せしてき
ているけどな。」
Ｔ「今回も買い戻し暫く続けるとなれば、株価には確かにプラスに働きそうだな。」
Ｍ「来週注目だな。ミクシィ株の動向は他の銘柄にも良くも悪くも影響与えること
が多いからな。」
Ｔ「昨晩の米国市場はウクライナ情勢への懸念が再燃した事がきっかけとなり反落
した。まあ今週堅調だったし、週末要因もあり手仕舞い売りも出やすかったからな
。」
Ｍ「それでも朝方はしっかりとしていた。朝方発表された経済指標には弱いモノが
目立っており、利上げ時期が遅くなるという期待が支えとなった。」
Ｔ「最近の米国は、弱い経済指標が好感される事が目立ってきたな。それだけ金融
引き締めへの意識が高まっていると言うことなんだろう。」
Ｍ「そうだな。来週末にはジャクソンホールでイエレンFRB議長が講演を行う。ここ
で今後の金融政策について触れる事が多く、非常に注目されている。」
Ｔ「過去にもジャクソンホールでのFRB議長による講演で、市場の流れを大きく変え
たこともあるだけに、注目度高まっている状況だな。」
Ｍ「改めて超低金利政策の長期化期待が強まるのか、それとも改めて金融引き締め
への意識が高まってしまうのか注目される。」
Ｔ「それに地政学リスクも懸念かもな。昨日、ウクライナ軍が侵入してきたロシア
軍を撃退したと報じられた。ロシア側は侵入を否定しているようだが、この報道を
うけダウはプラス圏から一時130ドル超の下落なった。」
Ｍ「ああ。売り一巡後は下げ渋って引けにかけ戻す動きとなり、ダウは50ドル程度
の下落で引けている。ただS&P500指数は小幅安で、ナスダック指数は小幅ながらプ
ラスで引けた。」
Ｔ「その動き見る限り、過度な懸念には繋がっていないようだが、この手の地政学
リスクは突如浮上するだけにやっかいだ。」
Ｍ「そうだな。まだ解決していない問題だけに、今後も度々と懸念視される場面は
出てきそうだ。そう考えれば来週もまだ積極的に動いてくる投資家は乏しいかもな
。」
Ｔ「ああ。週末にはイエレンFRB議長の講演もあることだし・・・。」
Ｍ「となれば、来週も新興系銘柄や中小型株の材料株が物色の中心になりそうだ。
どういう展開になるのか注目だな。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週はお盆休み週だったが、まさに閑散に売り無し相場となったな。」
Ｍ「ああ。日経平均もTOPIX、それにマザーズ指数も5連騰となった。つまり今週は
毎日上げたことになる。」
Ｔ「先週は派手に下落しただけに、どうなることかと思ったが、半値戻しどころか
、それ以上も今週戻せたからな。」
Ｍ「まあ、個別株見ると戻しが甘い銘柄も結構見られるが、指数がここまで戻した
だけに、投資家心理はかなり改善している。」
Ｔ「先週一気に悪化した投資家心理が、元に戻った感じだな。」
Ｍ「先週の下落はやはり外部要因による影響が大きかったが、今週はそれが改善し
たことで戻せた格好だ。」
Ｔ「米国市場も今週はしっかりだったからな。」
Ｍ「通常、あれだけ派手に下落すれば、シコリが多く残ってしまい上値が重くなり
戻りも鈍くなるモンだが、今週は幸いにもお盆休み中という投資家も多く、売り物
が出にくかったことも良かったといえる。」
Ｔ「それにやはりミクシィの好決算も追い風になっているだろう。先週、ミクシィ
が派手に下落したことも心理悪化に繋がっていたからな。」
Ｍ「そうだな。ミクシィがポジティブサプライズといえる決算発表したことで、今
週高値圏まで戻せたことが確かに大きい。同社株の上昇により他のゲーム株や、新
興株には間違いなくプラスになっている。」
Ｔ「ただミクシィ株は高値までは届かず、買い一巡後は戻り売りや利食い売りに押
されている格好だ。」
Ｍ「モンストで今まで随分と派手な相場作ってきただけに、出尽くし的な動きもあ
るんだろう。次なる期待は中間決算発表であり、それまで日柄あることから、一旦
手仕舞いに動く向きも多いようだ。」
Ｔ「そうだな。モンストの失速が見られない限り、派手に下落していくことは考え
にくいものの、暫く日柄調整という恐れはありそうだ。」
Ｍ「ただ昨日東証が公表した空売り残高によれば、同社株を借り株で大量に空売り
していたゴールドマンが13日に一部買い戻してきている事が明らかになっている。」
Ｔ「ああ。かなりの含み損抱えていることが想定されるが、さすがにあの決算見て
買い戻しに動いたんだろう。」
Ｍ「ゴールドマンは、まだ大量に空売り残抱えているだけに、それを更に買い戻し
て来るようだと、株価に追い風となる期待もある。そうなれば日柄調整せず目先上
値追うという可能性も出てくるかもな。」
Ｔ「ただゴールドマンは過去やはり一部買い戻してきたときもあったが、全部買い
戻さずに、日柄置いてから再び空売り積み上げていた。それだけに、今回も全部買
い戻すかは不透明だけどな。」
Ｍ「そうだな。ただ前回大きく買い戻しに動いたのは、5月の決算発表後、6月の頭
にかけて買い戻していた。その後、6月中旬から7月末にかけて再び売り乗せしてき
ているけどな。」
Ｔ「今回も買い戻し暫く続けるとなれば、株価には確かにプラスに働きそうだな。」
Ｍ「来週注目だな。ミクシィ株の動向は他の銘柄にも良くも悪くも影響与えること
が多いからな。」
Ｔ「昨晩の米国市場はウクライナ情勢への懸念が再燃した事がきっかけとなり反落
した。まあ今週堅調だったし、週末要因もあり手仕舞い売りも出やすかったからな
。」
Ｍ「それでも朝方はしっかりとしていた。朝方発表された経済指標には弱いモノが
目立っており、利上げ時期が遅くなるという期待が支えとなった。」
Ｔ「最近の米国は、弱い経済指標が好感される事が目立ってきたな。それだけ金融
引き締めへの意識が高まっていると言うことなんだろう。」
Ｍ「そうだな。来週末にはジャクソンホールでイエレンFRB議長が講演を行う。ここ
で今後の金融政策について触れる事が多く、非常に注目されている。」
Ｔ「過去にもジャクソンホールでのFRB議長による講演で、市場の流れを大きく変え
たこともあるだけに、注目度高まっている状況だな。」
Ｍ「改めて超低金利政策の長期化期待が強まるのか、それとも改めて金融引き締め
への意識が高まってしまうのか注目される。」
Ｔ「それに地政学リスクも懸念かもな。昨日、ウクライナ軍が侵入してきたロシア
軍を撃退したと報じられた。ロシア側は侵入を否定しているようだが、この報道を
うけダウはプラス圏から一時130ドル超の下落なった。」
Ｍ「ああ。売り一巡後は下げ渋って引けにかけ戻す動きとなり、ダウは50ドル程度
の下落で引けている。ただS&P500指数は小幅安で、ナスダック指数は小幅ながらプ
ラスで引けた。」
Ｔ「その動き見る限り、過度な懸念には繋がっていないようだが、この手の地政学
リスクは突如浮上するだけにやっかいだ。」
Ｍ「そうだな。まだ解決していない問題だけに、今後も度々と懸念視される場面は
出てきそうだ。そう考えれば来週もまだ積極的に動いてくる投資家は乏しいかもな
。」
Ｔ「ああ。週末にはイエレンFRB議長の講演もあることだし・・・。」
Ｍ「となれば、来週も新興系銘柄や中小型株の材料株が物色の中心になりそうだ。
どういう展開になるのか注目だな。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだ。」
