◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆ 2014/08/30（土）発行
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は弱含みの展開だった。」
Ｍ「ああ。先週までは強い動きで日経平均9連騰するなど戻り基調だったが、今週は
戻りも一服と言う印象だな。」
Ｔ「ただ売り込む動きも強いわけではなく、買われる場面も見られていたし、売り
買い交錯していた感じだ。」
Ｍ「でも参加者は更に乏しくなっていた感じだ。海外勢は依然として夏休みという
向きも多く、来週レイバーデー明けから本格的に海外投資家が戻ってくる前には積
極的にポジション取りにくいという向きも多いんだろう。」
Ｔ「閑散相場なのは日本だけでなく米国市場も閑散としている。ただ日本市場より
米国市場の方が強さを見せているけどな。」
Ｍ「そうだな。同じ閑散相場でも違う印象だ。まあ米国市場も強く上昇していると
いう感じはないけどな。」
Ｔ「確かに。売られないから上げているという印象だ。」
Ｍ「まさに閑散に売り無しと言ったことだろう。」
Ｔ「ただ今週の日本株は閑散に買い無しという印象だ。売りも乏しいのだが、買い
はもっと乏しく思えた。」
Ｍ「個別株見ると中にはしっかりとした買いも入っている銘柄も主力系に見られる
モノの全体的に買いが入っている印象はない。」
Ｔ「新興市場など中小型株も同じだな。主力系など大型株と比べれば、しっかりと
しているとは言えるが、中小型株全体的に買いが入っている訳ではない。」
Ｍ「ああ。買い入らず弱い中小型株も目立っている。全体的に選別物色の様相だろ
う。」
Ｔ「まあ、参加者乏しいだけに必然的にそうなってしまうんだろうけどな。」
Ｍ「今週も基本的にテーマ株物色となっており、色々なテーマが循環的に物色され
ていた印象だ。」
Ｔ「そうだな。先週から物色目立っていたG空間情報関連や、月曜日には自動運転の
ZMP上場の思惑報道で自動運転関連、そして火曜日はJR東海によるリニア新幹線工事
実施計画申請報道をうけリニア関連が物色された。」
Ｍ「そして水曜日には70年ぶりとなる国内でのテング熱感染者確認で、殺虫剤関連
株が物色されている。」
Ｔ「ンで昨日は古河電池の非常用マグネシウム空気電池発売発表をうけ、マグネシ
ウム電池など電池関連株が総じて物色された。」
Ｍ「基本的にはどれも報道や発表がきっかけとなり物色されており、短期資金によ
る物色だ。」
Ｔ「中には目新しくない材料もあり、結局これら材料株物色が循環的に行われてい
る相場だな。」
Ｍ「ああ。結構息の長い材料になりそうだテーマもあるが、物色されるとき小型株
などは過剰に物色されてしまうからな。とても物色が長く継続的に続くという状況
にはなり得ない。」
Ｔ「一時的に派手に物色されて、その後は暫く調整し、忘れかけた頃に再び報道な
どを機に蒸し返し的に物色される。そんな感じだな。」
Ｍ「それだけに息の長いテーマでも、保有続けるのは決して効率良くなく、派手に
物色された時に手仕舞いする向きも多い。もしくは派手に物色される時だけ、それ
らテーマ株物色に参加していると言う感じだ。」
Ｔ「そうだな。」
Ｍ「ただ基本的に中小型株が派手に物色されるときは、そういった材料やテーマで
物色されることが非常に多いんだけどな。」
Ｔ「確かに・・。そう言った材料が出ている内は良いが、材料も出なくなると物色
の矛先が何処に向かうのか読みにくい。」
Ｍ「ああ。どうして資金は分散されてしまい、どれも中途半端な物色で終わってし
まう事になる。」
Ｔ「そうなる前にやはりもっと市場参加者戻ってこないとな。参加者多く、市場に
入って来る資金も増えれば、材料無くとも買われる銘柄も増えてくる。」
Ｍ「やはり中長期資金がしっかりと入ってくると相場が引き締まるからな。大きく
崩れにくくなるし、全体的に買い安心感が広がる。そうなると、全体的な底上げ相
場になっていく期待もあるからな。」
Ｔ「来週から海外投資家は夏休み明けとなり戻ってくる期待はあるが、果たして日
本株を買いに来るのかどうか・・・。」
Ｍ「その辺が問題だろうな。日本市場は蚊帳の外なんて事にならなければ良いけど
な。」
Ｔ「そうだな。ただ来週は日本株には海外投資家集まりにくいかもな。海外でのイ
ベントが多い。」
Ｍ「ああ。欧州ではECB理事会がある。先日のジャクソンホールでのドラギECB総裁
講演では、市場に追加緩和の期待を持たせた。それだけに注目されている。」
Ｔ「米国では雇用統計を控えている。最近発表される米国の経済指標には結構強い
数字となるモノも目立っているからな。これで雇用統計えらい強い数字が出ると、
流石に金融引き締めが意識される恐れもある。」
Ｍ「日本市場に関心が向くとすれば、それら海外のイベントが終わってからだろう
な。来週は内閣改造が行われる予定だが、注目している海外投資家が居るとは思え
ない。」
Ｔ「確かに・・・。取りあえず安倍首相と石破幹事長が決裂しそうも無いようだし
。」
Ｍ「それを懸念する声は結構あったようだが、今週和解した感じだからな。」
Ｔ「取りあえず海外市場波乱要因出てこなければ良いけどな。」
Ｍ「ああ。まずは来週の重要イベント無事通過するかどうか注目だな。期待したい
モンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は弱含みの展開だった。」
Ｍ「ああ。先週までは強い動きで日経平均9連騰するなど戻り基調だったが、今週は
戻りも一服と言う印象だな。」
Ｔ「ただ売り込む動きも強いわけではなく、買われる場面も見られていたし、売り
買い交錯していた感じだ。」
Ｍ「でも参加者は更に乏しくなっていた感じだ。海外勢は依然として夏休みという
向きも多く、来週レイバーデー明けから本格的に海外投資家が戻ってくる前には積
極的にポジション取りにくいという向きも多いんだろう。」
Ｔ「閑散相場なのは日本だけでなく米国市場も閑散としている。ただ日本市場より
米国市場の方が強さを見せているけどな。」
Ｍ「そうだな。同じ閑散相場でも違う印象だ。まあ米国市場も強く上昇していると
いう感じはないけどな。」
Ｔ「確かに。売られないから上げているという印象だ。」
Ｍ「まさに閑散に売り無しと言ったことだろう。」
Ｔ「ただ今週の日本株は閑散に買い無しという印象だ。売りも乏しいのだが、買い
はもっと乏しく思えた。」
Ｍ「個別株見ると中にはしっかりとした買いも入っている銘柄も主力系に見られる
モノの全体的に買いが入っている印象はない。」
Ｔ「新興市場など中小型株も同じだな。主力系など大型株と比べれば、しっかりと
しているとは言えるが、中小型株全体的に買いが入っている訳ではない。」
Ｍ「ああ。買い入らず弱い中小型株も目立っている。全体的に選別物色の様相だろ
う。」
Ｔ「まあ、参加者乏しいだけに必然的にそうなってしまうんだろうけどな。」
Ｍ「今週も基本的にテーマ株物色となっており、色々なテーマが循環的に物色され
ていた印象だ。」
Ｔ「そうだな。先週から物色目立っていたG空間情報関連や、月曜日には自動運転の
ZMP上場の思惑報道で自動運転関連、そして火曜日はJR東海によるリニア新幹線工事
実施計画申請報道をうけリニア関連が物色された。」
Ｍ「そして水曜日には70年ぶりとなる国内でのテング熱感染者確認で、殺虫剤関連
株が物色されている。」
Ｔ「ンで昨日は古河電池の非常用マグネシウム空気電池発売発表をうけ、マグネシ
ウム電池など電池関連株が総じて物色された。」
Ｍ「基本的にはどれも報道や発表がきっかけとなり物色されており、短期資金によ
る物色だ。」
Ｔ「中には目新しくない材料もあり、結局これら材料株物色が循環的に行われてい
る相場だな。」
Ｍ「ああ。結構息の長い材料になりそうだテーマもあるが、物色されるとき小型株
などは過剰に物色されてしまうからな。とても物色が長く継続的に続くという状況
にはなり得ない。」
Ｔ「一時的に派手に物色されて、その後は暫く調整し、忘れかけた頃に再び報道な
どを機に蒸し返し的に物色される。そんな感じだな。」
Ｍ「それだけに息の長いテーマでも、保有続けるのは決して効率良くなく、派手に
物色された時に手仕舞いする向きも多い。もしくは派手に物色される時だけ、それ
らテーマ株物色に参加していると言う感じだ。」
Ｔ「そうだな。」
Ｍ「ただ基本的に中小型株が派手に物色されるときは、そういった材料やテーマで
物色されることが非常に多いんだけどな。」
Ｔ「確かに・・。そう言った材料が出ている内は良いが、材料も出なくなると物色
の矛先が何処に向かうのか読みにくい。」
Ｍ「ああ。どうして資金は分散されてしまい、どれも中途半端な物色で終わってし
まう事になる。」
Ｔ「そうなる前にやはりもっと市場参加者戻ってこないとな。参加者多く、市場に
入って来る資金も増えれば、材料無くとも買われる銘柄も増えてくる。」
Ｍ「やはり中長期資金がしっかりと入ってくると相場が引き締まるからな。大きく
崩れにくくなるし、全体的に買い安心感が広がる。そうなると、全体的な底上げ相
場になっていく期待もあるからな。」
Ｔ「来週から海外投資家は夏休み明けとなり戻ってくる期待はあるが、果たして日
本株を買いに来るのかどうか・・・。」
Ｍ「その辺が問題だろうな。日本市場は蚊帳の外なんて事にならなければ良いけど
な。」
Ｔ「そうだな。ただ来週は日本株には海外投資家集まりにくいかもな。海外でのイ
ベントが多い。」
Ｍ「ああ。欧州ではECB理事会がある。先日のジャクソンホールでのドラギECB総裁
講演では、市場に追加緩和の期待を持たせた。それだけに注目されている。」
Ｔ「米国では雇用統計を控えている。最近発表される米国の経済指標には結構強い
数字となるモノも目立っているからな。これで雇用統計えらい強い数字が出ると、
流石に金融引き締めが意識される恐れもある。」
Ｍ「日本市場に関心が向くとすれば、それら海外のイベントが終わってからだろう
な。来週は内閣改造が行われる予定だが、注目している海外投資家が居るとは思え
ない。」
Ｔ「確かに・・・。取りあえず安倍首相と石破幹事長が決裂しそうも無いようだし
。」
Ｍ「それを懸念する声は結構あったようだが、今週和解した感じだからな。」
Ｔ「取りあえず海外市場波乱要因出てこなければ良いけどな。」
Ｍ「ああ。まずは来週の重要イベント無事通過するかどうか注目だな。期待したい
モンだ。」
