小保方晴子さんの発見は真実だった事が証明された
ネイチャーにマウスの体細胞が初期化して多能性を持つ「STAP現象」がアメリカの研究者により発表されました。
小保方晴子さんの発見した「外部ストレスにより体細胞が初期化して多能性を持つ」「STAP現象」が存在した事を報告する論文が、科学雑誌「ネイチャー」の姉妹紙でオンライン専用媒体「Nature.com SCIENTIFIC REPORTS」に2015年11月27日付けで掲載されました。『Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like Cells』 障害誘導性による筋肉由来の幹細胞様細胞(iMuSCs)
http://www.nature.com/articles/srep17355
※下記に論文の自動翻訳有り
【怪我のストレスにより体細胞が初期化して多能性を持つSTAP現象と同じ研究結果】この報告書では負傷したマウスの骨格筋から幹細胞になる新規の細胞集団を発見した_とあります。
「物理的ストレスで体細胞が初期化され、多能性を持つ」とされるSTAP現象と同じ原理が記されています。キメラマウス実験でもこの体細胞から多能性に変化した多能性細胞は脳や肺、心臓にそのGFPが認められたという事です。※参照の事。
【笹井芳樹博士の驚きは幹細胞学者として正しかった】
http://www.nature.com/news/acid-bath-offers-easy-path-to-stem-cells-1.14600 より~
体細胞が物理的要因で未分化の状態に戻り、多能性を持つ細胞に変化する_小保方さんの「酸性の液に浸けるストレスにより細胞が未分化の状態に戻り、様々な身体の組織に分化できる多能性細胞になる」事をSTAP現象と名付けた研究結果と同じ原理です。
外部刺激により、体細胞を幹細胞に出来るとした小保方さんのSTAP実験について故笹井芳樹博士(享年52)はネイチャーの記者デイビット氏にこう話した。「素晴らしい成果です。私自身、外部からのストレスが細胞にこのような効果をもたらすとは思ってもみませんでした」この驚きは正しかった。ノーベル賞級の研究者も、思いもよらない未知の細胞生態を小保方さんは発見していたのだ。
【小保方晴子さんの発見は真実だった事が証明された】
小保方晴子さんは細胞培養中、細胞にストレスをかけると分化多能性を持つようになるアイデアが浮かんだという。今回のネイチャーの報告書で小保方さんのアイデアの本筋は間違っていなかった事が証明された。小保方さんは細胞にストレスをかける実験は低酸性液だけではなく、細胞膜に穴を開ける方法や物理的圧迫なども試し、多能性マーカーを発現するようになった、と報告している。
【STAP細胞と全く同じ物ではないが、STAP現象とされる細胞の初期化は実在した】
物理的圧迫で細胞が初期化し、多能性を持つとする現象が報告された事により、細胞がリプログラミングする事がある、という事が解った。「細胞はいったん分化したら未分化の状態に戻る事は無い、細胞は分化が進んで行くだけ」「体細胞が未分化細胞になり、幹細胞状態として身体組織を作れるようになるなんて事はない」とするSTAP否定派はこの実験結果をどのように捉えるのか?
論文に引用された小保方さんの論文。
ハーバード留学時代に書かれ、再生医学専門誌「ティッシュ・エンジニアリング誌」に掲載された「The Potential of Ston Cells in Adult Tissues Representative of the Three Gern Layers」
体細胞が多能性を持つようになる研究が実験段階である事を示すために引用されています。博士号を授与される前に、多能性細胞について書いた論文が一流の研究者達の参考になっているのです。小保方さんはこの論文を元に博士論文を書きましたが、間違って草稿を製本し早稲田大学に提出したために、「不正により学位の授与を受けた」と判定され、学位を剥奪されました。
http://livedoor.blogimg.jp/obokata_file-stap/imgs/8/1/81bbfe5b.png
STAP細胞はあります!?
http://www.nature.com/articles/srep17355 13. Obokata, H. et al. The potential of stem cells in adult tissues representative of the three germ layers. Tissue Eng Part A 17, 607-615 (2011).
なぜかマスコミではどこも報道していませんが、この論文はマウスの筋肉に傷を付けて(外的ストレスを与えて)培養したらES細胞に似た幹細胞が出来たというもので、言ってみれば小保方さんのSTAP細胞仮説が別のアプローチから確認されたという報告ではないでしょうか。小保方さんが『ティシュー・アンド・エンジニアリング』誌に発表した論文も引用されています。
ただ、撤回された小保方さんのSTAP論文にはたくさんのミスがあり、小保方さん自身が仮説を証明できていない状態は変わらないし、このことだけで小保方さんの評価が大きく変わる可能性は少ないと思いますが、しかしこの報告により、STAP細胞はES細胞に違いないという決め付けを元に進んだ不正調査の怪しさは高まったとは言えるのではないでしょうか。
理化学研究所の調査報告書ではSTAP細胞は”すべて”がES細胞だったと結論付けられ、故意でなければあり得ないだろうというその状況から「小保方さんはES細胞をSTAP細胞だと偽り、ES細胞のプロである「世界の若山」教授の目を長期にわたって欺き続け、いつバレてもおかしくない危険な橋を渡り続けて、超一流の共同研究者達を騙し続けた」という超人的な詐欺行為を働いた疑惑が掛けられています。(誰も明言はしませんが、理研の最終報告書では、曖昧な表現を取っ払えばそういう疑惑をかけられています)
しかし「STAP細胞など存在しない」という決め付けがなければ、こんな超人的な緻密さと慎重さを要する詐欺行為を数々のミスが指摘される「杜撰」な性格で完遂させたということに矛盾を感じないわけがないし、大きな予断を持って不正調査が行われることがなければ、結果も違っていた可能性があります。
今回STAP現象のようなものが確認されたことで、小保方さんの研究を妨害し、調査試料をスリカエて不正調査を混乱させた人物がいた可能性も、あながち荒唐無稽とも言えなくなったのではないでしょうか。現在、和モガさんというブロガーが小保方さんの研究を妨害した人物がいるとして「偽計業務妨害罪」で刑事告発をしています。http://wamoga.blog.fc2.com/
もしこれが受理されることになったら、STAP細胞問題でこれまで色々と発言していた日本中の「専門家」たちはどういう反応をするでしょう。集団ヒステリーとも言えるほど異常なまでに小保方さんらを責め立てて、もしかしたら「訂正」で済んでいたかも知れない論文を「撤回」に追い込み、マスコミのバッシングの標的となった笹井博士を死なせてしまった日本の科学界はどう責任を取ってくれるのでしょうか。
小保方さんたちをバッシングし続けたNHKや毎日新聞が、今後どのような報道をしていくのか、これからの動きに注目していきたいと思います。