◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2017.09.16
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本市場はえらい強い展開となった。」
Ｍ「ああ。2週ぶりに上昇となったが、その上昇幅も結構大きい。」
Ｔ「日経平均は19000円を目指すのではという感じの雰囲気で先週は終えたんだが、
今週終わってみれば2万円が目前だからな。」
Ｍ「懸念された北朝鮮が週明けまで軍事的挑発行動を起こさなかったことが安心さ
れ、更に大型ハリケーン、イルマの被害が想定された半分以下になったということ
も安心感に繋がった。」
Ｔ「それらにより米国株が強く上昇し、ダウなど主要株価3指数は今週揃って史上最
高値を更新したからな。」
Ｍ「為替市場でもドルが買い戻されてドル円が円安へと大きく戻してきた。これら
により日本株も買い戻しの動きから大きく上げてきたというわけだ。」
Ｔ「先週まで空売り比率結構高水準続けていただけに、それらが巻き戻され結構な
戻りになったという見方も多い。」
Ｍ「だろうな。為替市場でも依然として円先物は売りポジションが多いとはいえ、
リスクオフの強まりを見込んでか円買いポジションも増えてきていたんだろう。」
Ｔ「その手仕舞い売りが円安圧力に繋がったのかもな。」
Ｍ「まあ、取りあえず今週の動きはリスクオフの巻き戻しという見方が多いが、こ
のままリスクオフ要因が出てこなければ、改めて見直されて来る期待はあるかもな
。」
Ｔ「ああ。米国株は史上最高値水準だし、景気好調ながら利上げ懸念強まらない、
程よい状態が続いている。」
Ｍ「ただ今週発表された米CPIは想定より強かったし、来週にはFOMC控えている。結
構ハト派的な内容になるとの見方が多くなっているだけに、油断すると足元すくわ
れるかもな。」
Ｔ「でも、相次ぐハリケーン被害の見極めも必要だし、昨日発表された米小売売上
高や鉱工業生産は良くなかった。」
Ｍ「ああ。それだけに蓋を開けてみるまで解らないといえるが、結局FRBも解らない
といえ、もう少し見極めたいという感じになるかもな。」
Ｔ「つまり経済見通しや物価見通しは大きく修正されない可能性もあるというわけ
か。」
Ｍ「年内の利上げの可能性も残されるだろうな。」
Ｔ「なるほど。ようは玉虫色的な結果になる可能性もあるということだな。」
Ｍ「まあバランスシート縮小に踏み切るのは既に想定されているし、実際にそれを
決めるだろう。ただバランスシート縮小ペースは以前示したようにかなり緩やかな
ペースになる。」
Ｔ「そこまでは基本的に織り込まれているといえる。」
Ｍ「その縮小ペースにしても、恐らく今後の経済状況次第では修正するようなこと
も示すだろうな。」
Ｔ「なるほど。経済状況悪化してくれば、縮小を一時的に止めるなりのことをする
可能性も示されるということか。」
Ｍ「いずれにしろFOMCの結果がどうあれば、それをうけて市場がどう反応するのか
が重要だ。」
Ｔ「そうだな。イベント通過で買い安心強まるような展開になれば良いのだが・・・。」
Ｍ「日本株に関してはやはり為替の動向が注目される。ここに来て円安基調になっ
てきているが、このままFOMCへ向け更に円安進行するようだと、FOMC後は巻き戻さ
れる恐れも否めない。」
Ｔ「確かに・・・。FOMCというイベントへ向け投機筋がドル買いに動いている可能
性もあるためだな。」
Ｍ「いずれにしろFOMC後には、為替市場は良くも悪くも大きく動く可能性が高く、
その方向次第で日本株に大きく影響を与えるだろうな。」
Ｔ「となれば、それまでは様子見か・・。」
Ｍ「ただ、為替がこの水準であれば、日本株には買い安心感も出やすいだろう。四
季報も昨日発売されたが、前号より業績修正されている銘柄も非常に多い。」
Ｔ「ああ。実際に来月に入れば上方修正してくる企業も増えてくるだろうな。それ
を見込んで見直し買いが強まってくるという可能性はありそうだ。」
Ｍ「まあ北朝鮮への警戒はまだ続きそうだが、昨日ミサイル発射しても市場への影
響は一時的だっただけに、それほどの重しにはならなくなっているけどな。」
Ｔ「そうだな。このまま北朝鮮が大人しくしてくれていれば良いのだが・・・。」
Ｍ「日経平均は節目の2万円が目前で、TOPIXは年初来高値目前となっている。この
流れで来週一気にそれらを突破して行けば良いけどな。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本市場はえらい強い展開となった。」
Ｍ「ああ。2週ぶりに上昇となったが、その上昇幅も結構大きい。」
Ｔ「日経平均は19000円を目指すのではという感じの雰囲気で先週は終えたんだが、
今週終わってみれば2万円が目前だからな。」
Ｍ「懸念された北朝鮮が週明けまで軍事的挑発行動を起こさなかったことが安心さ
れ、更に大型ハリケーン、イルマの被害が想定された半分以下になったということ
も安心感に繋がった。」
Ｔ「それらにより米国株が強く上昇し、ダウなど主要株価3指数は今週揃って史上最
高値を更新したからな。」
Ｍ「為替市場でもドルが買い戻されてドル円が円安へと大きく戻してきた。これら
により日本株も買い戻しの動きから大きく上げてきたというわけだ。」
Ｔ「先週まで空売り比率結構高水準続けていただけに、それらが巻き戻され結構な
戻りになったという見方も多い。」
Ｍ「だろうな。為替市場でも依然として円先物は売りポジションが多いとはいえ、
リスクオフの強まりを見込んでか円買いポジションも増えてきていたんだろう。」
Ｔ「その手仕舞い売りが円安圧力に繋がったのかもな。」
Ｍ「まあ、取りあえず今週の動きはリスクオフの巻き戻しという見方が多いが、こ
のままリスクオフ要因が出てこなければ、改めて見直されて来る期待はあるかもな
。」
Ｔ「ああ。米国株は史上最高値水準だし、景気好調ながら利上げ懸念強まらない、
程よい状態が続いている。」
Ｍ「ただ今週発表された米CPIは想定より強かったし、来週にはFOMC控えている。結
構ハト派的な内容になるとの見方が多くなっているだけに、油断すると足元すくわ
れるかもな。」
Ｔ「でも、相次ぐハリケーン被害の見極めも必要だし、昨日発表された米小売売上
高や鉱工業生産は良くなかった。」
Ｍ「ああ。それだけに蓋を開けてみるまで解らないといえるが、結局FRBも解らない
といえ、もう少し見極めたいという感じになるかもな。」
Ｔ「つまり経済見通しや物価見通しは大きく修正されない可能性もあるというわけ
か。」
Ｍ「年内の利上げの可能性も残されるだろうな。」
Ｔ「なるほど。ようは玉虫色的な結果になる可能性もあるということだな。」
Ｍ「まあバランスシート縮小に踏み切るのは既に想定されているし、実際にそれを
決めるだろう。ただバランスシート縮小ペースは以前示したようにかなり緩やかな
ペースになる。」
Ｔ「そこまでは基本的に織り込まれているといえる。」
Ｍ「その縮小ペースにしても、恐らく今後の経済状況次第では修正するようなこと
も示すだろうな。」
Ｔ「なるほど。経済状況悪化してくれば、縮小を一時的に止めるなりのことをする
可能性も示されるということか。」
Ｍ「いずれにしろFOMCの結果がどうあれば、それをうけて市場がどう反応するのか
が重要だ。」
Ｔ「そうだな。イベント通過で買い安心強まるような展開になれば良いのだが・・・。」
Ｍ「日本株に関してはやはり為替の動向が注目される。ここに来て円安基調になっ
てきているが、このままFOMCへ向け更に円安進行するようだと、FOMC後は巻き戻さ
れる恐れも否めない。」
Ｔ「確かに・・・。FOMCというイベントへ向け投機筋がドル買いに動いている可能
性もあるためだな。」
Ｍ「いずれにしろFOMC後には、為替市場は良くも悪くも大きく動く可能性が高く、
その方向次第で日本株に大きく影響を与えるだろうな。」
Ｔ「となれば、それまでは様子見か・・。」
Ｍ「ただ、為替がこの水準であれば、日本株には買い安心感も出やすいだろう。四
季報も昨日発売されたが、前号より業績修正されている銘柄も非常に多い。」
Ｔ「ああ。実際に来月に入れば上方修正してくる企業も増えてくるだろうな。それ
を見込んで見直し買いが強まってくるという可能性はありそうだ。」
Ｍ「まあ北朝鮮への警戒はまだ続きそうだが、昨日ミサイル発射しても市場への影
響は一時的だっただけに、それほどの重しにはならなくなっているけどな。」
Ｔ「そうだな。このまま北朝鮮が大人しくしてくれていれば良いのだが・・・。」
Ｍ「日経平均は節目の2万円が目前で、TOPIXは年初来高値目前となっている。この
流れで来週一気にそれらを突破して行けば良いけどな。」
Ｔ「ああ。期待したいモンだ。」
