◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2017.11.11
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は波乱的な1週間となった。」
Ｍ「ああ。日経平均は週間ベースでは一応今週もプラスで、9週連続の上昇となっている。ただ上値はザラバ中に一時23400円近くまで上昇するなど荒い動きとなった。」
Ｔ「既に先週まで上昇に勢い付いていたが、その流れは今週も変わらずに更に加速してきた感が強い。」
Ｍ「ああ。まさかの節目の23000円台に乗せる場面もあったんだからな。」
Ｔ「つい数日前に22000円台に乗せてきたばかりで、明らかにスピード違反だろう。」
Ｍ「まあ、相場は勢い付くと思った以上に加速することが多々あるからな。」
Ｔ「そうだな。日経平均など指数でオーバーシュートすることは確かに希だが、個別銘柄や新興市場などには確かによく見られる。」
Ｍ「まさかの急ピッチな上昇で、逆張り的にショートポジション取った向きはこぞってやられている。」
Ｔ「そのようだな。この上昇を素直に順バリで乗れる人は意外と少ないようだ。」
Ｍ「特に個人投資家は、今までの傾向を見ても逆張りの動きをすることが多い。」
Ｔ「そうだな。相場が上昇した時には個人投資家売り越しとなることが多く、逆に相場が下落してきたときには買い越しとなることが多いからな。」
Ｍ「単純に手仕舞い売りなら、まだ良いが、空売り的に逆張りした人は結構きつい状況だろう。」
Ｔ「だろうな。逆張り的にショートするのがダメだとは思わないが、やはり早めに見切れるかが鍵となる。」
Ｍ「今まで経験則で、安易にショートポジション引っ張ると、取り返しの付かないことになる恐れもあるからな。」
Ｔ「ただ、このような動きは過去にも少ないが何度か見られている。」
Ｍ「確かにそうだ。2013年の5月23日の乱高下も、今週9日の動きに非常に似ていた。」
Ｔ「あの時はバーナンキショックという売り材料もあり、今回以上に売られたけどな。」
Ｍ「ただ、あの時の5月23日だって、前場は理由無く大きく上昇する場面見られていたからな。やはり後場に急落している。」
Ｔ「明らかに意図的に動いている投機筋が居るんだろう。仕掛け的に買い上がり、何かをきっかけとして一気に手仕舞いに動く。」
Ｍ「買い上げた向きと手仕舞いに動いてきた向きが同じかは解らないが、今週9日の先物手口見ると、どうも同一犯の可能性も否めない。」
Ｔ「そうだな。しかもSQ前日ということもあって、オプションの動きも凄かった。」
Ｍ「ああ。SQ前日にオプションがこれほど大きく動くのは結構希だろう。」
Ｔ「上手く回転させられれば非常に妙味ある動きだったといえるが、逆に非常に危険な動きでもある。」
Ｍ「まあ2013年の5月23日もバーナンキショックの時もそうだったが、結局はヘッジファンドなどの投機筋が本格的に手仕舞いに来たことがきっかけなんだろう。」
Ｔ「そうだな。11月もヘッジファンドなどの投機筋による手仕舞い売りが出やすい時期でもあるからな。」
Ｍ「今回はバーナンキショック時よりも、急落前の上昇がまだ甘かったため、言うほど下げてはいないが・・。」
Ｔ「そうだな。あの時は、テクニカル的にはもっと過熱していた。」
Ｍ「9日の東証1部売買代金は5兆円近くにもなった。これはリーマンショック後では3番目の高水準となる。」
Ｔ「希に見る大商いで長い上ヒゲ付けて下げていると言うことは、典型的な天井打った格好だ。」
Ｍ「ああ。中長期的なトレンドが変わったかどうかは別として、短期的には天井打ったのは間違いないだろう。」
Ｔ「9日のザラバ高値を超えて行くのは、暫くは厳しいと言うことになる。」
Ｍ「ただバーナンキショックの時もそうだが、中長期的なトレンドは結局変わらなかったし、日柄調整後に高値越えていける期待は当然あるといえる。」
Ｔ「そうだな。今回それほど下へ突っ込まなければ、結構早く日柄調整終える期待もあるだろう。」
Ｍ「取りあえず目先はまだ暫く乱高下の可能性もあり、下値突っ込む恐れもあるが、何処まで突っ込むかだな。」
Ｔ「企業業績は好調だし、今の日本株には割高感乏しいとの見方多いからな。それほど下値取りに行かない可能性もあるかもな。」
Ｍ「まあ、突っ込んでもそこが買い場になるとの見方が多いし、今回の上昇に乗り損ねている向きは多いだけに、そういった向きは喜んで買い向かうだろう。」
Ｔ「だろうな。そう考えれば、やはり中長期的なトレンドは崩れておらず、今回の日柄調整は買い場ということになるかもな。」
Ｍ「今月23日の米感謝祭までは、海外投資家、特に投機筋の手仕舞い売りは出やすそうだが、それ以降は売り圧力も減ってくる期待はある。」
Ｔ「そうだな。米国の税制改革案への不透明さはあるが、米国企業の決算も好調だし、米国株も下げれば買われる展開は続きそうだけどな。」
Ｍ「取りあえず来週、日本株が落ち着いてくるか注目したい。またどの水準で落ち着くのかも注目だな。」
Ｔ「ああ、さほど押さずに落ち着いて欲しいところだけどな。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は波乱的な1週間となった。」
Ｍ「ああ。日経平均は週間ベースでは一応今週もプラスで、9週連続の上昇となっている。ただ上値はザラバ中に一時23400円近くまで上昇するなど荒い動きとなった。」
Ｔ「既に先週まで上昇に勢い付いていたが、その流れは今週も変わらずに更に加速してきた感が強い。」
Ｍ「ああ。まさかの節目の23000円台に乗せる場面もあったんだからな。」
Ｔ「つい数日前に22000円台に乗せてきたばかりで、明らかにスピード違反だろう。」
Ｍ「まあ、相場は勢い付くと思った以上に加速することが多々あるからな。」
Ｔ「そうだな。日経平均など指数でオーバーシュートすることは確かに希だが、個別銘柄や新興市場などには確かによく見られる。」
Ｍ「まさかの急ピッチな上昇で、逆張り的にショートポジション取った向きはこぞってやられている。」
Ｔ「そのようだな。この上昇を素直に順バリで乗れる人は意外と少ないようだ。」
Ｍ「特に個人投資家は、今までの傾向を見ても逆張りの動きをすることが多い。」
Ｔ「そうだな。相場が上昇した時には個人投資家売り越しとなることが多く、逆に相場が下落してきたときには買い越しとなることが多いからな。」
Ｍ「単純に手仕舞い売りなら、まだ良いが、空売り的に逆張りした人は結構きつい状況だろう。」
Ｔ「だろうな。逆張り的にショートするのがダメだとは思わないが、やはり早めに見切れるかが鍵となる。」
Ｍ「今まで経験則で、安易にショートポジション引っ張ると、取り返しの付かないことになる恐れもあるからな。」
Ｔ「ただ、このような動きは過去にも少ないが何度か見られている。」
Ｍ「確かにそうだ。2013年の5月23日の乱高下も、今週9日の動きに非常に似ていた。」
Ｔ「あの時はバーナンキショックという売り材料もあり、今回以上に売られたけどな。」
Ｍ「ただ、あの時の5月23日だって、前場は理由無く大きく上昇する場面見られていたからな。やはり後場に急落している。」
Ｔ「明らかに意図的に動いている投機筋が居るんだろう。仕掛け的に買い上がり、何かをきっかけとして一気に手仕舞いに動く。」
Ｍ「買い上げた向きと手仕舞いに動いてきた向きが同じかは解らないが、今週9日の先物手口見ると、どうも同一犯の可能性も否めない。」
Ｔ「そうだな。しかもSQ前日ということもあって、オプションの動きも凄かった。」
Ｍ「ああ。SQ前日にオプションがこれほど大きく動くのは結構希だろう。」
Ｔ「上手く回転させられれば非常に妙味ある動きだったといえるが、逆に非常に危険な動きでもある。」
Ｍ「まあ2013年の5月23日もバーナンキショックの時もそうだったが、結局はヘッジファンドなどの投機筋が本格的に手仕舞いに来たことがきっかけなんだろう。」
Ｔ「そうだな。11月もヘッジファンドなどの投機筋による手仕舞い売りが出やすい時期でもあるからな。」
Ｍ「今回はバーナンキショック時よりも、急落前の上昇がまだ甘かったため、言うほど下げてはいないが・・。」
Ｔ「そうだな。あの時は、テクニカル的にはもっと過熱していた。」
Ｍ「9日の東証1部売買代金は5兆円近くにもなった。これはリーマンショック後では3番目の高水準となる。」
Ｔ「希に見る大商いで長い上ヒゲ付けて下げていると言うことは、典型的な天井打った格好だ。」
Ｍ「ああ。中長期的なトレンドが変わったかどうかは別として、短期的には天井打ったのは間違いないだろう。」
Ｔ「9日のザラバ高値を超えて行くのは、暫くは厳しいと言うことになる。」
Ｍ「ただバーナンキショックの時もそうだが、中長期的なトレンドは結局変わらなかったし、日柄調整後に高値越えていける期待は当然あるといえる。」
Ｔ「そうだな。今回それほど下へ突っ込まなければ、結構早く日柄調整終える期待もあるだろう。」
Ｍ「取りあえず目先はまだ暫く乱高下の可能性もあり、下値突っ込む恐れもあるが、何処まで突っ込むかだな。」
Ｔ「企業業績は好調だし、今の日本株には割高感乏しいとの見方多いからな。それほど下値取りに行かない可能性もあるかもな。」
Ｍ「まあ、突っ込んでもそこが買い場になるとの見方が多いし、今回の上昇に乗り損ねている向きは多いだけに、そういった向きは喜んで買い向かうだろう。」
Ｔ「だろうな。そう考えれば、やはり中長期的なトレンドは崩れておらず、今回の日柄調整は買い場ということになるかもな。」
Ｍ「今月23日の米感謝祭までは、海外投資家、特に投機筋の手仕舞い売りは出やすそうだが、それ以降は売り圧力も減ってくる期待はある。」
Ｔ「そうだな。米国の税制改革案への不透明さはあるが、米国企業の決算も好調だし、米国株も下げれば買われる展開は続きそうだけどな。」
Ｍ「取りあえず来週、日本株が落ち着いてくるか注目したい。またどの水準で落ち着くのかも注目だな。」
Ｔ「ああ、さほど押さずに落ち着いて欲しいところだけどな。期待したいモンだ。」
