慰安婦問題の合意に「裏面合意」が存在することになった理由

慰安婦問題の合意に「裏面合意」が存在することになった理由

バンダービルド

27日マスコミは韓日慰安婦合意に「裏面合意」があったと報じた。
裏面合意は下記の4つだったとマスコミは伝えた。

①挺対協を説得するために韓国政府が努力する
②韓国政府は海外の慰安婦像や碑などについて建設支援をしない
③「性奴隷」ではなく、「慰安婦被害者問題」という表現を使う
④韓国政府は日本大使館前の慰安婦像問題の解決に努力する

このうち④番の項目は裏面合意ではない。
公開された合意文には、すでに以下のような内容が出ているからである。

<韓国政府は、日本政府が日本大使館前の少女像について、公館の安寧とリスクの維持という観点から懸念していることを理解して、可能な対応策について関連団体との協議を通じて適切に解決するよう努力する。>

また、両国間の慰安婦問題の合意の趣旨に照らして見たとき、裏面合意に分類されている①〜③の内容は、公開された合意文に正式に入るのが望ましい性質の内容である。
つまり慰安婦問題に合意する方針を決めた以上は、当然遵守すべき事項になるという話だ。

①の場合、慰安婦問題で合意に反対するのが明らかな挺対協を韓国政府が説得するのは、韓国政府の履行義務だと言える。
②の場合も、慰安婦問題の合意に至った以上は、海外で日本を恥さらしにする目的で設置する慰安婦像や碑に韓国政府が建設支援をしないのはあまりにも当然のことでなる。
③の場合、「性奴隷」というものを証明するだけの客観的証拠がない現実に照らして見れば、当然の事項だといえる。

つまり①〜③の項目は、当初なら合意するような性格ではなくて、むしろ公開するのが適当な事項だったといえる。
しかし韓国社会の非正常性(過剰な反日)のため、やむなく裏面合意という形式で別に指定しなければならなかったという事情があったのだろうと見るのが正確である。

結論として、本当の問題は「裏面合意」の規定自体ではなく、当然の内容を公開せず「裏面合意」としてしか処理することができない根本的な原因の「韓国の非正常性」(過剰な反日)だと見ることができる。

したがって、裏面合意をする原因である韓国の過剰な反日現象を指摘せず、裏面合意(①〜③)自体を指摘するのは、主客の転倒であり、偽善で矛盾である。

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