日本「慰安婦強制連行は証明されていない…性奴隷という表現は合意違反」

日本「慰安婦強制連行は証明されていない…性奴隷という表現は合意違反」

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日本「慰安婦強制連行は証明されていない…性奴隷という表現は合意違反」

堀井政務官慰安婦問題は韓日の合意で解決済み」

【ソウル=ニューシス】キムヘギョン記者

日本政府がカンギョンファ外交部長官が国連人権理事会(UNHRC)総会で韓日慰安婦合意で慰安婦問題が解決していないという立場を明らかにしたことと関連し、「慰安婦強制連行は証明されていない」などの反論を繰り広げた。

日本の外務省がホームページを通じて公開した資料によると、堀井学外務政務官は27日(現地時間)、スイス・ジュネーブで開催されているUNHRCで演説を通じて慰安婦問題は「韓日合意で解決した」と強調し、「軍と官憲(政府)による慰安婦強制連行は確認されなかった」と主張した。

彼は演説で「日本政府は韓日慰安婦問題が政治・外交的問題になった1990年代初め以降、慰安婦問題に関する本格的な調査をしたが、入手した資料では、軍や官憲によるいわゆる『強制連行』を確認できるものはなかった」と主張した。

それと共に慰安婦が強制連行されたという見解は、故吉田清治が虚偽の事実を捏造して流布したものとした。

堀井政務官はまた、チョンヒョンベク女性家族部長官が22日、ジュネーブで開かれた国連女性差別撤廃条約(CEDAW)審議で慰安婦問題について「性奴隷」という表現を使用したことにも反論した。

彼は「『性奴隷』という言葉は事実に反するもので使用してはならないというのが日本側の考え」とし「この点は韓日合意時に韓国側とも確認した」と主張した。

また2015年の韓日慰安婦合意について、「国と国の約束」とし「政権が変わっても責任を持って実施することが国際的普遍原則である」、「日本側は合意と約束していたすべてのことを誠実に実行しており、合意が着実に履行されることが重要である」と主張した。

また「日韓両国は日韓合意で国連など国際社会で相互非難・批判することを自制することにした」とし、国連人権委員会慰安婦関連で批判をしたカン長官を批判した。

これに先立ってカンギョンファ長官は26日、国連人権理事会(UNHRC)総会ハイレベル会合の基調演説で、日本軍慰安婦問題について、「これまでの努力は、被害者中心の取り組みが確実に欠けていた」とし、韓日合意で慰安婦問題が解決していないという立場を重ねて明らかにした。
カン長官はまた、「韓国政府は被害者の心の傷を癒し、尊厳と名誉の回復のための対策をとる」と述べた。