◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆2018.09.01
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◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週もしっかりとした相場展開だったといえる。」
M「ああ。日経平均、TOPIX共に週間ベースでしっかりと上昇し、2週連続の上昇となった。」
T「中でも日経平均は木曜日まで8連騰となっている。まあ、連騰した割には言うほど上げてきてはいないんだが・・。」
M「それでも今週は節目の23000円台に乗せる場面も見せていた。」
T「やはりその水準では上値重いな。まあ連騰してきたと言うこともあるが、今までも何度も弾かれた水準だ。」
M「そりゃ手仕舞い売りも出やすい場面だろうし、積極的に上値は買いにくい場面でもなる。」
T「だよな。2月のVIXショックと言われた波乱相場で、日経平均23000円割り込んだ後、3ヶ月以上かけて5月にようやく23000円まで戻したんだが、そこでまず弾かれた。」
M「6月には再び23000円トライするもやはり弾かれ、7月にも23000円近くまで戻す場面も見られたが、やはりダメだった。」
T「そして今週再び23000円トライしたが、越える場面見せたものの、維持できずだ。」
M「ただまだ23000円射程圏の水準だけに、来週も期待は残る。」
T「これだけ何度も弾かれれば、越えてきたときには一気に上抜けるという期待もありそうだ。」
M「そうだな。その水準では何度も弾かれているだけにショートポジも入りやすい。それだけに弾かれるという動きが裏切られたとき、ショートカバーも巻き込んで一気に上値追いになりやすい。」
T「しかも上離れれば、乗り遅れまいと買い手も増えるからな。」
M「まあタイミング待ちだろうな。今すぐ越えていかない方が良いようにも思える。」
T「まあ、確かにそうだな。しっかりとエネルギーをためてから、一気に上抜いていって欲しい。」
M「というか、やはりまだまだ外部要因で不透明感が強い問題も多い。それに水を差されるのは避けたい。」
T「そうだな。今週はNAFTAの再交渉を巡り、米国とメキシコが2国間協議で大筋合意したんだが、カナダとはまだ合意に至っていない。」
M「ああ。昨日が交渉期限だったんだが、結局合意できずに来週へ持ち越しとなった。」
T「昨日の米国市場のザラバ中に伝わったんだが、嫌気する動きは限定的だった。」
M「そうだな。やはり決裂とならず、来週再協議を行うとのことで期待感に繋がったんだろう。」
T「ただ決裂する可能性もまだありそうだ。」
M「だろうな。内容的にはかなり米国に有利な条件を突きつけられているようだし、果たしてメキシコみたいに、それを受け入れるかどうかは不透明だ。」
T「それに米中の通商問題は、もっと不透明だ。」
M「ああ。トランプ大統領は、来週の6日以降にも、2000億ドル分の中国製品への追加関税発動を行う考えを示したと今週報じられた。」
T「米政府は、その追加関税に関して、企業などからの意見を募っているが、その期限が6日となる。」
M「その期限到来後、すぐにでもトランプ大統領は関税発動させたい意向のようだ。」
T「ハナからやる気なら、何でわざわざ意見公募なんてするんだろうな。」
M「反対意見は非常に多いようだが、そんなことお構いなしに、今まで追加関税してきただけに、今回は見送られるという期待は乏しいだろうな。」
T「まあ、あとは中国がもっと譲歩姿勢を示して、何とか阻止に動くという期待だが、それも難しそうだ。」
M「9/9には北朝鮮建国70周年となり、式典を行う予定だ。そこに習近平主席が訪朝して出席予定する予定となっている。」
T「トランプ大統領は、中国が北朝鮮の非核化を妨害しているとの見解を示している。それだけに北朝鮮問題に絡んで、米中衝突への懸念もある。」
M「それだけに、トランプ大統領が通商問題で中国に圧力かけ続ける可能性は高く、もしかすれば9/9前に、対中追加関税第3弾となる2000億ドル分への関税発動を決断するかも知れない。」
T「こりゃ来週は、対中追加関税第3弾の発動をトランプ大統領が決断するのかどうかが注目されそうだ。」
M「ああ。そういった不透明感もあるだけに、今はまだ23000円トライしに行かず、射程圏の水準でエネルギーためておく方が良いだろう。」
T「新興国通貨安の問題も懸念だしな。」
M「そうだな。来週末どういった状況で1週間を終えているのか注目だな。」
T「ああ。良い方向に向かって行っていれば良いけどな。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話~番外編~◇◆
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T「今週もしっかりとした相場展開だったといえる。」
M「ああ。日経平均、TOPIX共に週間ベースでしっかりと上昇し、2週連続の上昇となった。」
T「中でも日経平均は木曜日まで8連騰となっている。まあ、連騰した割には言うほど上げてきてはいないんだが・・。」
M「それでも今週は節目の23000円台に乗せる場面も見せていた。」
T「やはりその水準では上値重いな。まあ連騰してきたと言うこともあるが、今までも何度も弾かれた水準だ。」
M「そりゃ手仕舞い売りも出やすい場面だろうし、積極的に上値は買いにくい場面でもなる。」
T「だよな。2月のVIXショックと言われた波乱相場で、日経平均23000円割り込んだ後、3ヶ月以上かけて5月にようやく23000円まで戻したんだが、そこでまず弾かれた。」
M「6月には再び23000円トライするもやはり弾かれ、7月にも23000円近くまで戻す場面も見られたが、やはりダメだった。」
T「そして今週再び23000円トライしたが、越える場面見せたものの、維持できずだ。」
M「ただまだ23000円射程圏の水準だけに、来週も期待は残る。」
T「これだけ何度も弾かれれば、越えてきたときには一気に上抜けるという期待もありそうだ。」
M「そうだな。その水準では何度も弾かれているだけにショートポジも入りやすい。それだけに弾かれるという動きが裏切られたとき、ショートカバーも巻き込んで一気に上値追いになりやすい。」
T「しかも上離れれば、乗り遅れまいと買い手も増えるからな。」
M「まあタイミング待ちだろうな。今すぐ越えていかない方が良いようにも思える。」
T「まあ、確かにそうだな。しっかりとエネルギーをためてから、一気に上抜いていって欲しい。」
M「というか、やはりまだまだ外部要因で不透明感が強い問題も多い。それに水を差されるのは避けたい。」
T「そうだな。今週はNAFTAの再交渉を巡り、米国とメキシコが2国間協議で大筋合意したんだが、カナダとはまだ合意に至っていない。」
M「ああ。昨日が交渉期限だったんだが、結局合意できずに来週へ持ち越しとなった。」
T「昨日の米国市場のザラバ中に伝わったんだが、嫌気する動きは限定的だった。」
M「そうだな。やはり決裂とならず、来週再協議を行うとのことで期待感に繋がったんだろう。」
T「ただ決裂する可能性もまだありそうだ。」
M「だろうな。内容的にはかなり米国に有利な条件を突きつけられているようだし、果たしてメキシコみたいに、それを受け入れるかどうかは不透明だ。」
T「それに米中の通商問題は、もっと不透明だ。」
M「ああ。トランプ大統領は、来週の6日以降にも、2000億ドル分の中国製品への追加関税発動を行う考えを示したと今週報じられた。」
T「米政府は、その追加関税に関して、企業などからの意見を募っているが、その期限が6日となる。」
M「その期限到来後、すぐにでもトランプ大統領は関税発動させたい意向のようだ。」
T「ハナからやる気なら、何でわざわざ意見公募なんてするんだろうな。」
M「反対意見は非常に多いようだが、そんなことお構いなしに、今まで追加関税してきただけに、今回は見送られるという期待は乏しいだろうな。」
T「まあ、あとは中国がもっと譲歩姿勢を示して、何とか阻止に動くという期待だが、それも難しそうだ。」
M「9/9には北朝鮮建国70周年となり、式典を行う予定だ。そこに習近平主席が訪朝して出席予定する予定となっている。」
T「トランプ大統領は、中国が北朝鮮の非核化を妨害しているとの見解を示している。それだけに北朝鮮問題に絡んで、米中衝突への懸念もある。」
M「それだけに、トランプ大統領が通商問題で中国に圧力かけ続ける可能性は高く、もしかすれば9/9前に、対中追加関税第3弾となる2000億ドル分への関税発動を決断するかも知れない。」
T「こりゃ来週は、対中追加関税第3弾の発動をトランプ大統領が決断するのかどうかが注目されそうだ。」
M「ああ。そういった不透明感もあるだけに、今はまだ23000円トライしに行かず、射程圏の水準でエネルギーためておく方が良いだろう。」
T「新興国通貨安の問題も懸念だしな。」
M「そうだな。来週末どういった状況で1週間を終えているのか注目だな。」
T「ああ。良い方向に向かって行っていれば良いけどな。期待したいモンだ。」