◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2018.09.08
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は軟調な1週間となった。」
Ｍ「ああ。名実共に9月相場入りとなったが、いきなり波乱的な1週間となったな。」
Ｔ「そうだな。今月は三日新甫だけに、波乱相場を警戒する声も聞かれたが、まさか日経平均もTOPIXも、1週間下げ続けるとは・・。」
Ｍ「先週から数えて、日経平均は6日続落となっており、TOPIXなんて7日続落だ。」
Ｔ「先週途中まで日経平均は8連騰していたんだが・・。」
Ｍ「8連騰の後に、6日続落か。週明けはしっかり反発してくれれば良いのだが。」
Ｔ「今週は色々とあったからな。国内では大型台風21号や、北海道の大きな地震、株式市場ではTATERUショックが関連株にも波及し、個人投資家の心理を冷やした。」
Ｍ「そうだな。それだけに新興市場も今週は軟調だった。」
Ｔ「それにやはり米国の貿易摩擦懸念も重石になったと言えるだろう。」
Ｍ「ああ。NAFTAを巡りカナダとの協議が再開されたが、未だに合意に至っていない。もしかしたら決裂となるのではとの懸念も意識された。」
Ｔ「それにやはり中国だよな。対中追加関税に関する企業などからの意見公募、いわゆるパブリックコメントが6日で期限を迎えた。」
Ｍ「ああ。トランプ大統領は期限到来後、すぐにでも発動させたい考えを示していた。それだけに警戒感強かったと言えるだろう。」
Ｔ「そうだな。でも現時点では、その事に関しての言及は出て来ていない。果たして今週末に何らかのコメントを出してくるのか、それとも来週まで黙り決め込むのか・・。」
Ｍ「いずれにしろ警戒感は来週も続きそうだな。まさか対中追加関税を見送るなんて事は言わないだろうし・・。」
Ｔ「それはないだろうな。昨晩には、計画している2000億ドル分以外に、新たに2670億ドル相当の中国製品に対して追加関税を課す用意があるとトランプ大統領が明らかにしたと報じられている。」
Ｍ「やはりトランプ大統領は、中国からの輸入品全てに追加関税を課す気なのかもな。」
Ｔ「取りあえずは2000億ドル分の追加関税がいつ決断され、いつどのように発動されるかだな。」
Ｍ「ああ。」
Ｔ「まあ既に市場では2000億ドルの追加関税は実施されるとの見方になっているだけに、ある程度は織り込んでいるとは思うのだが。」
Ｍ「どういう形で発動させるかにもよるかもな。何回かに分けて発動させるのか、それとも一気に発動させるのか・・。」
Ｔ「あとは発動のタイミングだろうな。結構先になるのか、それとも即座に発動させるのか、それによっても市場の反応は変わってきそうだ。」
Ｍ「それに今週は日本に対しても、トランプ大統領は言及してきている。」
Ｔ「ああ。トランプ大統領が対日貿易の赤字に対しても不満を示し、対日貿易問題を検討する可能性を明らかにしたと報じられた。」
Ｍ「今月下旬にも日米通商協議が再び行われる予定だからな。なおさら警戒感も出やすいだろう。」
Ｔ「そうだな。日米首脳会談も行われる。日本だけ例外というわけにも行かないだろうし、やはりそれなりに厳しい条件を突きつけてくるかもな。」
Ｍ「まあ自動車だろうな。その辺をやはり米国側は突いてくるだろう。」
Ｔ「結局は米国が望む、二国間の自由貿易協定、いわゆる日米FTAに持ち込まれそうだ。」
Ｍ「そうだな。いずれにしろ日本側もいきなり、日米FTAを受け入れるとは思えず、やはりそう簡単に合意は出来そうもないだろう。」
Ｔ「となると協議も長引くだろうし、今月下旬に行われる見込みの会合では決まらない可能性が高そうだ。」
Ｍ「だろうな。となれば継続的に会合を行い、協議を続けることになるだろうな。」
Ｔ「まあ、逆に日本にしてみれば時間をかけて引っ張った方が良いのかも知れない。米中間選挙終われば、トランプ大統領も緩くなる期待もあるだろうし。」
Ｍ「そりゃないだろう。それに長引けば長引くほど、懸念が燻り続けることになる。」
Ｔ「まあ確かにそうだな。企業側も米国との貿易問題ハッキリしないと海外戦略や設備投資計画など決めらないだろうしな。」
Ｍ「ああ。早期に決まった方が、ある意味良いのかも知れない。下手に長引かせるより・・。」
Ｔ「長引かせて日本に有利な条件で合意出来るなら良いが、その可能性は低いだろうし、結局は日本が譲歩することになるなら、とっとと決めてしまった方が良いと言うわけだな。」
Ｍ「いずれにしろ、次回の会合までは懸念が燻り続ける恐れはありそうだ。」
Ｔ「ただ今月は自民党総裁選もあるからな。」
Ｍ「まあ石破氏勝利なんてサプライズはないだろうけど、やはり蓋を開けてみないことにはな・・。」
Ｔ「とにかくまずは、米中貿易問題だな。まずはそれがハッキリ決まらないと・・・。」
Ｍ「ただトランプ大統領が対中追加関税を決断したら、中国は報復することは既に表明している。そうなった場合、トランプ大統領も黙ってないだろう。」
Ｔ「更に貿易戦争が活発になっていく恐れもある訳か・・・。」
Ｍ「来週はメジャーSQ週だけに、引き続き波乱含みと言えそうだが、どういう状況で来週末を向けているのか注目だな。」
Ｔ「ああ。相場の景色が良い方向にガラッと変わっていれば良いけどな。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週は軟調な1週間となった。」
Ｍ「ああ。名実共に9月相場入りとなったが、いきなり波乱的な1週間となったな。」
Ｔ「そうだな。今月は三日新甫だけに、波乱相場を警戒する声も聞かれたが、まさか日経平均もTOPIXも、1週間下げ続けるとは・・。」
Ｍ「先週から数えて、日経平均は6日続落となっており、TOPIXなんて7日続落だ。」
Ｔ「先週途中まで日経平均は8連騰していたんだが・・。」
Ｍ「8連騰の後に、6日続落か。週明けはしっかり反発してくれれば良いのだが。」
Ｔ「今週は色々とあったからな。国内では大型台風21号や、北海道の大きな地震、株式市場ではTATERUショックが関連株にも波及し、個人投資家の心理を冷やした。」
Ｍ「そうだな。それだけに新興市場も今週は軟調だった。」
Ｔ「それにやはり米国の貿易摩擦懸念も重石になったと言えるだろう。」
Ｍ「ああ。NAFTAを巡りカナダとの協議が再開されたが、未だに合意に至っていない。もしかしたら決裂となるのではとの懸念も意識された。」
Ｔ「それにやはり中国だよな。対中追加関税に関する企業などからの意見公募、いわゆるパブリックコメントが6日で期限を迎えた。」
Ｍ「ああ。トランプ大統領は期限到来後、すぐにでも発動させたい考えを示していた。それだけに警戒感強かったと言えるだろう。」
Ｔ「そうだな。でも現時点では、その事に関しての言及は出て来ていない。果たして今週末に何らかのコメントを出してくるのか、それとも来週まで黙り決め込むのか・・。」
Ｍ「いずれにしろ警戒感は来週も続きそうだな。まさか対中追加関税を見送るなんて事は言わないだろうし・・。」
Ｔ「それはないだろうな。昨晩には、計画している2000億ドル分以外に、新たに2670億ドル相当の中国製品に対して追加関税を課す用意があるとトランプ大統領が明らかにしたと報じられている。」
Ｍ「やはりトランプ大統領は、中国からの輸入品全てに追加関税を課す気なのかもな。」
Ｔ「取りあえずは2000億ドル分の追加関税がいつ決断され、いつどのように発動されるかだな。」
Ｍ「ああ。」
Ｔ「まあ既に市場では2000億ドルの追加関税は実施されるとの見方になっているだけに、ある程度は織り込んでいるとは思うのだが。」
Ｍ「どういう形で発動させるかにもよるかもな。何回かに分けて発動させるのか、それとも一気に発動させるのか・・。」
Ｔ「あとは発動のタイミングだろうな。結構先になるのか、それとも即座に発動させるのか、それによっても市場の反応は変わってきそうだ。」
Ｍ「それに今週は日本に対しても、トランプ大統領は言及してきている。」
Ｔ「ああ。トランプ大統領が対日貿易の赤字に対しても不満を示し、対日貿易問題を検討する可能性を明らかにしたと報じられた。」
Ｍ「今月下旬にも日米通商協議が再び行われる予定だからな。なおさら警戒感も出やすいだろう。」
Ｔ「そうだな。日米首脳会談も行われる。日本だけ例外というわけにも行かないだろうし、やはりそれなりに厳しい条件を突きつけてくるかもな。」
Ｍ「まあ自動車だろうな。その辺をやはり米国側は突いてくるだろう。」
Ｔ「結局は米国が望む、二国間の自由貿易協定、いわゆる日米FTAに持ち込まれそうだ。」
Ｍ「そうだな。いずれにしろ日本側もいきなり、日米FTAを受け入れるとは思えず、やはりそう簡単に合意は出来そうもないだろう。」
Ｔ「となると協議も長引くだろうし、今月下旬に行われる見込みの会合では決まらない可能性が高そうだ。」
Ｍ「だろうな。となれば継続的に会合を行い、協議を続けることになるだろうな。」
Ｔ「まあ、逆に日本にしてみれば時間をかけて引っ張った方が良いのかも知れない。米中間選挙終われば、トランプ大統領も緩くなる期待もあるだろうし。」
Ｍ「そりゃないだろう。それに長引けば長引くほど、懸念が燻り続けることになる。」
Ｔ「まあ確かにそうだな。企業側も米国との貿易問題ハッキリしないと海外戦略や設備投資計画など決めらないだろうしな。」
Ｍ「ああ。早期に決まった方が、ある意味良いのかも知れない。下手に長引かせるより・・。」
Ｔ「長引かせて日本に有利な条件で合意出来るなら良いが、その可能性は低いだろうし、結局は日本が譲歩することになるなら、とっとと決めてしまった方が良いと言うわけだな。」
Ｍ「いずれにしろ、次回の会合までは懸念が燻り続ける恐れはありそうだ。」
Ｔ「ただ今月は自民党総裁選もあるからな。」
Ｍ「まあ石破氏勝利なんてサプライズはないだろうけど、やはり蓋を開けてみないことにはな・・。」
Ｔ「とにかくまずは、米中貿易問題だな。まずはそれがハッキリ決まらないと・・・。」
Ｍ「ただトランプ大統領が対中追加関税を決断したら、中国は報復することは既に表明している。そうなった場合、トランプ大統領も黙ってないだろう。」
Ｔ「更に貿易戦争が活発になっていく恐れもある訳か・・・。」
Ｍ「来週はメジャーSQ週だけに、引き続き波乱含みと言えそうだが、どういう状況で来週末を向けているのか注目だな。」
Ｔ「ああ。相場の景色が良い方向にガラッと変わっていれば良いけどな。期待したいモンだ。」
