銀河系外から謎の「反復する電波」を観測…科学者も頭を抱える

銀河系外から謎の「反復する電波」を観測…科学者も頭を抱える

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カナダの電波望遠鏡「CHIME」“Canadian Hydrogen Intensity Mapping Experiment”が、銀河系外で発生した高速電波バースト(FRB)を13回観測したと公表しました。

そのうちの1回は、史上2度目の観測となる「反復するFRB」であり、現段階では解明されていない現象であることから、知的生命体のメッセージではないかとの意見も上がっています。


CHIME Telescope captures fast radio bursts (FRBs) - YouTube

銀河系外から届く「高速電波バースト」(FRB)は、数ミリ秒間継続する電波閃光であり、どのような領域からどのようにして発生するのかわかっていません。マグネターとよばれる中性子星が発した説など、さまざまな仮説が立てられている段階です。
今回の反復FRBは6回の反復が検出されており、中性子星の爆発や崩壊が複数回起きるとは考えられないことから、専門家たちは頭を抱えているとのこと。
このため海外メディアやSNSなどでは、宇宙人のメッセージではないかと盛り上がっていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。

天文学者だが、現在、その結果を発表したアメリ天文学会に来て、今プレスルームから書いている! プレスカンファレンスは30分後。
この件に関しては「高速電波バースト」(FRB)がこの10年くらいで観測された総数は60回ほどで、今回の結果はとても注目されている。
この電波望遠鏡「CHIME」は、元々はダークエネルギーに関する疑問を解くため水素密度をマッピングするためにデザインされた最新のもの。今回の結果により、今後1年くらいの間に観測される数は何百回にもなるだろうと期待されている。
そしてその数がこれからの研究に必要になると思う。現在FRBは統計といえる母数ではなく、研究者は雪の結晶を感心しながら見ているようなものだが、雪全体を研究していかなければならないと主張していた。そして「CHIME」が大きく貢献してそれを可能してくれるであろうとも。
最後に明白にしておくと、現状これらに天体物理学的な物という以外の証拠は何ひとつない。さらにこの分野のほとんどの人がこの「反復するFRB」を若いマグネター中性子星)からのものだと考えている。
ここでは地球外知的生命を期待する議論が沸き上がっているが、「エイリアン」のような並外れた仮説には並外れた証拠が必要になる。そしてFRBはすごいものだとは思うが、現在のところそれは自然発生以外のものと信じる根拠は見つかっていない。

↑わかるが、でも心の奥底深くではエイリアンを期待しないかい?

↑(最初の天文学者)天文分野にいる人ほどエイリアンを発見したい人はいないでのはないかと思う。ただ間違っていたと傷つきたくないんだ。

↑いい答えだね、ありがとう。あなたが見つけますように。

●きっとエイリアンではないだろうが、人類は何か宇宙の説明に長くかかる新しい事実を学んでいるところなんだ。

●これは偉大だよ。現在のところFRBが自然発生のものだと説明するものもない。しかも反復している。多くのことは説明できないが、反復するものがマグネターや自然発生だとは解明されていないし、初めてのものなので注目だ。
少なくとも前にはなかった自然現象を観測している。それは宇宙をさらに理解することにつながる。

↑他の可能性が全部なくならない限りは宇宙人ということにならない。それでもいったい何が原因となっているのか興味深くはある。

●これって、実は休憩室の電子レンジだったという可能性はないのかな。

↑真面目な質問だが、人類はいったい自分たちの存在を知らせるために何をしているんだ?

↑賛成も反対もしないが、ホーキング博士は、我々が地球外生命体に発見されることは人類にとって偉大なことかわからないと述べていた。たとえ人類が平和を求めていたとしても、文明がやや遅れている側にとってうまくいかないことがほとんどである。うん、やっぱりホーキング博士に賛成だ。

↑ここまでやってこれる地球外知的生命にとっては、人類なんてアリに等しいよ。惑星間航行するのに必要なエネルギーやそのテクノロジーの進歩度合は恐ろしい。

●エイリアンでありますように、エイリアンでありますように、エイリアンでありますように!!


現段階では宇宙人のメッセージの可能性は低いようですが、ほとんど謎が解明されていないのもたしか。

もしかしたらとロマンを馳せてしまう気持ちもわかりますね。
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