エアコンや扇風機火災多発 5年で350件、7人死亡
エアコンや扇風機火災多発 5年で350件、7人死亡
製品評価技術基盤機構(NITE)は27日、昨年3月までの5年間に、エアコンや扇風機の火災事故が計354件あり、うち7人が死亡したと発表した。使用頻度が増える夏場に事故が急増するとして、注意を呼び掛けている。
NITEによると、火災以外も含めた事故はエアコンで286件、扇風機で118件起きた。
エアコンの火災の原因は、コードの線をねじって接続したり、洗浄液が機器内部に入ってショートしたりしたことが原因。リコール対象製品を使用し続けたケースもあった。
平成27年9月には、電源コードが異常発熱して出火し、愛知県の80代の男性が火災で死亡した。
NITEは「製品がリコール対象かどうか必ず確認し、異常がある時は使用を中止してほしい」としている。