放射性物質(を含んだ被災地のがれき)拡散の過ち

※我が町の市長も被災地がれきを受け入れて焼却することに積極的で、とうとうこの夏から試験的な焼却を始めるとか・・・
被災地支援なら他にいろいろとやれる事はあると思うが、どうして半永久的に消えない危険な放射性物質を含んだがれきを受け入れなければならないのか・・・強い怒りを感じます。
幸いにして知事は受入に反対で、焼却灰に含まれる放射性物質の処分方法が確立していない段階の受入は疑問との立場・・
焼却灰だけではなく大気中に拡散する物もあると思うが、飛散しないための放射性物質を除去するフィルターなどが設置されるのか疑問である。
家庭菜園で作った野菜が唯一安全を保証できたのだが、至近距離にある焼却場でがれきを燃やし始めたら、それはあきらめざるを得ない・・・
この怒りを誰にぶつけたらよいのだろうか・・
がれきは被災地でリサイクルすることが一番理にかなっている。
以下は日経板で拾った話です。
ことの真実を見つめていただきたい。。
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

こんな声も聞かれますけどね。
瓦礫は仮置き場に既に大半運ばれていて、住民の生活に支障は無い。
仮置き場は、市民の生活に支障が無い場所に設置してある。

=========================

岩手県 岩泉町長 伊達 勝身 氏
『現場からは納得できないことが多々ある。がれき処理もそうだ。あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。
山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。
もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか』
(2012年2月28日朝日新聞岩手地方版)
ttp://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001202290001


★環境総合研究所 池田こみち 副所長

●『被災地に何度も足を運んでいるが、「がれきがあるから復興が進まない」という話は聞かない。
被災地では、住宅再建や雇用の確保、原発事故の補償を求める声が圧倒的だ。
がれきは津波被害を受けた沿岸部に積まれるケースが多いが、そこに街を再建するかはまだ決まっていない。

●高台移転には、沿岸部のがれきは全く障害にならない。
がれきが復興の妨げになっているかのような論調は、国民に情緒的な圧力を加えているだけだ』

東京新聞 2012年2月)
ttp://p.twpl.jp/show/orig/op613