寝言に返事をしてはいけないって本当? その理由とは?
寝言に返事をしてはいけないって本当? その理由とは?
昔からの言い伝えで、「寝言に返事をしてはいけない」と聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、なぜ、いけないのか?その理由についてご存知の方は少ないのでは?そこで今回は、寝言に返事をしてはいけない、その理由についてご紹介します。
よく聞く寝言に返事をしてはいけない理由
昔からよく聞くのはこんな説ではないでしょうか?
1)眠っている間は身体から魂が抜け、あの世に行っており、寝言は魂があの世の人と会話している状態なので、話しかけられてしまうと魂が戻って来られなくなってしまうという説
2)逆に霊魂があの世から、こちらの世界に舞い戻り、寝ている人と会話をしているため、邪魔をすると祟りがあるという説
いずれもどこかで耳にしたこともあるかもしれませんが、もちろん科学的な根拠はなさそうです。しかし、科学的な根拠がなくても、昔からの言い伝えは、何らかの体験や事実から広まっていったと考えることもできます。
もしかしたら、寝言に返事をしたら、その相手が本当に亡くなってしまった。あるいは体調を崩したという事実が本当に起こり、周囲の人へ注意を促すために、そのような言い伝えが広まっていったのかもしれませんね。
1)眠っている間は身体から魂が抜け、あの世に行っており、寝言は魂があの世の人と会話している状態なので、話しかけられてしまうと魂が戻って来られなくなってしまうという説
2)逆に霊魂があの世から、こちらの世界に舞い戻り、寝ている人と会話をしているため、邪魔をすると祟りがあるという説
いずれもどこかで耳にしたこともあるかもしれませんが、もちろん科学的な根拠はなさそうです。しかし、科学的な根拠がなくても、昔からの言い伝えは、何らかの体験や事実から広まっていったと考えることもできます。
もしかしたら、寝言に返事をしたら、その相手が本当に亡くなってしまった。あるいは体調を崩したという事実が本当に起こり、周囲の人へ注意を促すために、そのような言い伝えが広まっていったのかもしれませんね。
「寝言に返事をしてはいけない」の科学的な根拠とは?
寝言に返事をしてはいけないのは、「その人の睡眠の質を下げて、心身の健康を損ねる心配が出てくるから」、というのが、寝言に返事をしてはいけない理由です。
寝言の多くは、レム睡眠時に起こりやすいと考えられています。レム睡眠時は、身体は休んでいるものの、脳が活動している状態です。レム睡眠時に、脳は、記憶や感情の整理を行いながら、ストレスを解消するなどの心身の健康を維持するために活動しています。
従って、寝言に返事をすることは、レム睡眠時の脳の活動を妨げることになり、結果的に、記憶力の低下、ストレスの蓄積など、心身の不調につながりやすくなるようです。
ちなみに、ノンレム睡眠時の寝言は、脳もぐっすり眠っているために、返事をしても本人が認識できないため、それほど大きな影響はないと考えられているようですが、そっとしておいてあげたほうが良さそうです。
寝言の多くは、レム睡眠時に起こりやすいと考えられています。レム睡眠時は、身体は休んでいるものの、脳が活動している状態です。レム睡眠時に、脳は、記憶や感情の整理を行いながら、ストレスを解消するなどの心身の健康を維持するために活動しています。
従って、寝言に返事をすることは、レム睡眠時の脳の活動を妨げることになり、結果的に、記憶力の低下、ストレスの蓄積など、心身の不調につながりやすくなるようです。
ちなみに、ノンレム睡眠時の寝言は、脳もぐっすり眠っているために、返事をしても本人が認識できないため、それほど大きな影響はないと考えられているようですが、そっとしておいてあげたほうが良さそうです。
「寝言に返事をするか?」より大切! 実は病気の前兆の可能性も!?
実は、寝言に返事うんぬんよりも、注目すべき点があります。それは、その寝言が、ハッキリとした口調なのか否かです。
ハッキリとした口調の寝言をいうとき、脳は正常に休めていない可能性が高いです。要は脳が正常ではない状況です。
このような場合、「うつ」や、レビー小体型認知症などの兆候であることも多いようです。
ハッキリとした寝言が続く場合や、睡眠中に大きな動きを伴うような場合は、早めに病院で相談するといいかもしれません。
ハッキリとした口調の寝言をいうとき、脳は正常に休めていない可能性が高いです。要は脳が正常ではない状況です。
このような場合、「うつ」や、レビー小体型認知症などの兆候であることも多いようです。
ハッキリとした寝言が続く場合や、睡眠中に大きな動きを伴うような場合は、早めに病院で相談するといいかもしれません。