◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2017.08.05
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週も日本市場は膠着相場だったと言える。」
Ｍ「そうだな。日経平均は2万円台まで戻す場面も見られたが、やはり上値は重く
結局2万円割れ水準で今週を終えている。」
Ｔ「ただTOPIXは年初来高値を更新するなど、強さを見せている面もある。」
Ｍ「まあ今週も米国株がしっかりしており、日本株に追い風になっている。」
Ｔ「ただダウだけだ。ダウは連日で最高値更新続け、22000ドル台にも乗せてきたが
、S&P500指数は上値追えなくなっているし、ナスダック指数は調整気味とも言える
動きだ。」
Ｍ「確かにそうだな。今週はアップルの決算発表があり、これで主要なハイテク株
の決算はほぼ出尽くした格好だ。」
Ｔ「アップルの決算は良く、その決算をうけアップル株も買われたんだが、ある意
味、それがピークになっている感じだ。」
Ｍ「いわゆる出尽くし的な格好だな。ここから新たにハイテク株を買い上がる材料
が出てくるのかどうか・・。」
Ｔ「確かに米ハイテク株には好業績が相次いでおり、市場予測上回る決算も目立っ
ていた。ただそれで十分買われたともいえ、更に買い上がれるか疑問もある。」
Ｍ「そうだな。ひとまず決算も出揃い、日柄調整的な局面に入っても不思議はない
かもな。」
Ｔ「まあ米国株上値追えなくなってきたとしても、大きく崩れなければ問題はない
んだろうけど。」
Ｍ「ただ日本株の重石はやはり為替だからな。今週はドル円相場が1ドル110円割れ
となるなど、円高気味だった。」
Ｔ「その割には日本株下げ渋っていたといえるものの、やはりこの円高を止めない
ことには日本株が上げていけるような気がしない。」
Ｍ「円高止まってもダメだろう。円安へと再び進んで行かないと・・・。」
Ｔ「ただ日本企業の決算も好決算が相次いでいる。思いのほか、上方修正も目立っ
ており、見直し余地も出て来ていると言えるんだが・・・。」
Ｍ「確かに上方修正は想定より多いといえる。中間だけでなく通期業績を早くも上
方修正してくる企業も目立っており、思っていた以上に1Q決算は好調だったと言う
企業も多い。」
Ｔ「ああ。1Q決算は大幅増益続出で、市場コンセンサス上回るところも非常に多い
。」
Ｍ「ただ市場コンセンサスを上ブレることも、ある程度は織り込まれていたという
銘柄も少なくない。」
Ｔ「確かにコンセンサス上ブレるのは当たり前、問題はどの程度上ブレるかで、改
めて買われるのか、それとも出尽くしで売られるのかが決まってくるような面はあ
る。」
Ｍ「ああ。コンセンサス下ブレるようなものなら叩き売られる。」
Ｔ「つまり足元の好決算はある程度は織り込まれていると言う訳か・・。」
Ｍ「今後、更なる上ブレが期待できるかどうか現状では何とも言えないだけに、せ
めて為替が円安へと振れていくなら、更なる上ブレも強まってくるんだけどな。」
Ｔ「今回の決算で今期業績予想の前提となる想定為替を従来より円安水準となる
1ドル110円に変えてきた輸出企業も非常に多い。」
Ｍ「ああ。期初段階では105円としていた企業も非常に多いが、それを今回の決算で
110円に修正し、それに伴って上方修正するところも目立っている。」
Ｔ「そうだな。ほぼ現状の為替水準に修正してきた格好だ。」
Ｍ「つまる今の為替水準だと、為替による更なる上ブレ期待は抱かれにくい。逆に
、想定為替より円高になってしまうのではとの懸念も感じる水準だろう。」
Ｔ「そうだな。今回の決算で1ドル110円としたところは、今後もし円高へと進行し
ていくようだと業績下ブレ懸念に繋がるわけだからな。」
Ｍ「それだけに、企業が想定する為替水準より、ある程度円安水準で推移して欲し
いところだろう。その方が買うにしても安心感がある。」
Ｔ「そう考えれば、ある程度円安へと進んでいかないと日本株の上値を買い上がる
向きはそうそう出てこない恐れもあるというわけだな。」
Ｍ「まあ、為替の影響さほど受けない企業も少なくないが、やはり日経平均やTOPIX
がしっかり上げていくなら、為替が業績に影響を与える主力輸出企業が買われてい
く必要があるからな。」
Ｔ「昨晩米国では為替に大きな影響を与えることが多い、米雇用統計が発表された
。」
Ｍ「ああ。非常にしっかりとした数字となっており市場予測を上回っている。」
Ｔ「それをうけ米長期金利が上昇しドルが買われた。そのお陰でドル円相場は円安
へ振れたんだが、上値の重さも見られているな。」
Ｍ「そうだな。1ドル111円台まで円安進む場面も見られたんだが、維持出来ずだ。
まあ、それでも円安にはなっているだけに、週明けの日本株には追い風となりそう
だが・・・。」
Ｔ「ただこれで円安基調に再びなっていくような感じでもないからな。」
Ｍ「ああ。そう考えれば、日本株の膠着相場もまだ暫く続くということになるのか
もな。」
Ｔ「引き続き米国株の強さが支えになりそうだが、ダウは連騰しているだけに反動
も警戒される。」
Ｍ「変わりにナスダック指数が再び強くなってくれれば良いが、そう都合良く行く
のかどうか。」
Ｔ「取りあえず週明けは日経平均2万円台回復して始まりそうだ。それを維持して
週末までしっかりとした展開続けられるのか注目だな。」
Ｍ「ああ。来週も企業決算発表が多い。好決算続出という展開で日本株に見直し機
運強まればいいけどな。」
Ｔ「そうだな。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週も日本市場は膠着相場だったと言える。」
Ｍ「そうだな。日経平均は2万円台まで戻す場面も見られたが、やはり上値は重く
結局2万円割れ水準で今週を終えている。」
Ｔ「ただTOPIXは年初来高値を更新するなど、強さを見せている面もある。」
Ｍ「まあ今週も米国株がしっかりしており、日本株に追い風になっている。」
Ｔ「ただダウだけだ。ダウは連日で最高値更新続け、22000ドル台にも乗せてきたが
、S&P500指数は上値追えなくなっているし、ナスダック指数は調整気味とも言える
動きだ。」
Ｍ「確かにそうだな。今週はアップルの決算発表があり、これで主要なハイテク株
の決算はほぼ出尽くした格好だ。」
Ｔ「アップルの決算は良く、その決算をうけアップル株も買われたんだが、ある意
味、それがピークになっている感じだ。」
Ｍ「いわゆる出尽くし的な格好だな。ここから新たにハイテク株を買い上がる材料
が出てくるのかどうか・・。」
Ｔ「確かに米ハイテク株には好業績が相次いでおり、市場予測上回る決算も目立っ
ていた。ただそれで十分買われたともいえ、更に買い上がれるか疑問もある。」
Ｍ「そうだな。ひとまず決算も出揃い、日柄調整的な局面に入っても不思議はない
かもな。」
Ｔ「まあ米国株上値追えなくなってきたとしても、大きく崩れなければ問題はない
んだろうけど。」
Ｍ「ただ日本株の重石はやはり為替だからな。今週はドル円相場が1ドル110円割れ
となるなど、円高気味だった。」
Ｔ「その割には日本株下げ渋っていたといえるものの、やはりこの円高を止めない
ことには日本株が上げていけるような気がしない。」
Ｍ「円高止まってもダメだろう。円安へと再び進んで行かないと・・・。」
Ｔ「ただ日本企業の決算も好決算が相次いでいる。思いのほか、上方修正も目立っ
ており、見直し余地も出て来ていると言えるんだが・・・。」
Ｍ「確かに上方修正は想定より多いといえる。中間だけでなく通期業績を早くも上
方修正してくる企業も目立っており、思っていた以上に1Q決算は好調だったと言う
企業も多い。」
Ｔ「ああ。1Q決算は大幅増益続出で、市場コンセンサス上回るところも非常に多い
。」
Ｍ「ただ市場コンセンサスを上ブレることも、ある程度は織り込まれていたという
銘柄も少なくない。」
Ｔ「確かにコンセンサス上ブレるのは当たり前、問題はどの程度上ブレるかで、改
めて買われるのか、それとも出尽くしで売られるのかが決まってくるような面はあ
る。」
Ｍ「ああ。コンセンサス下ブレるようなものなら叩き売られる。」
Ｔ「つまり足元の好決算はある程度は織り込まれていると言う訳か・・。」
Ｍ「今後、更なる上ブレが期待できるかどうか現状では何とも言えないだけに、せ
めて為替が円安へと振れていくなら、更なる上ブレも強まってくるんだけどな。」
Ｔ「今回の決算で今期業績予想の前提となる想定為替を従来より円安水準となる
1ドル110円に変えてきた輸出企業も非常に多い。」
Ｍ「ああ。期初段階では105円としていた企業も非常に多いが、それを今回の決算で
110円に修正し、それに伴って上方修正するところも目立っている。」
Ｔ「そうだな。ほぼ現状の為替水準に修正してきた格好だ。」
Ｍ「つまる今の為替水準だと、為替による更なる上ブレ期待は抱かれにくい。逆に
、想定為替より円高になってしまうのではとの懸念も感じる水準だろう。」
Ｔ「そうだな。今回の決算で1ドル110円としたところは、今後もし円高へと進行し
ていくようだと業績下ブレ懸念に繋がるわけだからな。」
Ｍ「それだけに、企業が想定する為替水準より、ある程度円安水準で推移して欲し
いところだろう。その方が買うにしても安心感がある。」
Ｔ「そう考えれば、ある程度円安へと進んでいかないと日本株の上値を買い上がる
向きはそうそう出てこない恐れもあるというわけだな。」
Ｍ「まあ、為替の影響さほど受けない企業も少なくないが、やはり日経平均やTOPIX
がしっかり上げていくなら、為替が業績に影響を与える主力輸出企業が買われてい
く必要があるからな。」
Ｔ「昨晩米国では為替に大きな影響を与えることが多い、米雇用統計が発表された
。」
Ｍ「ああ。非常にしっかりとした数字となっており市場予測を上回っている。」
Ｔ「それをうけ米長期金利が上昇しドルが買われた。そのお陰でドル円相場は円安
へ振れたんだが、上値の重さも見られているな。」
Ｍ「そうだな。1ドル111円台まで円安進む場面も見られたんだが、維持出来ずだ。
まあ、それでも円安にはなっているだけに、週明けの日本株には追い風となりそう
だが・・・。」
Ｔ「ただこれで円安基調に再びなっていくような感じでもないからな。」
Ｍ「ああ。そう考えれば、日本株の膠着相場もまだ暫く続くということになるのか
もな。」
Ｔ「引き続き米国株の強さが支えになりそうだが、ダウは連騰しているだけに反動
も警戒される。」
Ｍ「変わりにナスダック指数が再び強くなってくれれば良いが、そう都合良く行く
のかどうか。」
Ｔ「取りあえず週明けは日経平均2万円台回復して始まりそうだ。それを維持して
週末までしっかりとした展開続けられるのか注目だな。」
Ｍ「ああ。来週も企業決算発表が多い。好決算続出という展開で日本株に見直し機
運強まればいいけどな。」
Ｔ「そうだな。期待したいモンだ。」
