◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2017.09.02
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本市場はしっかりと反発し、日経平均は週間ベースで7週ぶりの上昇と
なった。」
Ｍ「ようやく反発したという感じだ。ただ今週もかなり反乱含みだった。」
Ｔ「そうだな。北朝鮮が先週末にミサイル発射したものの、それは短距離ミサイル
ということもあって、懸念視はされなかった。」
Ｍ「逆にアク抜け的な動きとなった面もあるだろうな。21日から米韓合同の軍事演
習を実施しており、それを牽制するため北朝鮮が何らかの挑発行為を起こすとの懸
念もあったからな。」
Ｔ「ああ。それが短距離ミサイル数発で済んだということで、これで暫く挑発行為
はないだろうとの見方に繋がったようだ。」
Ｍ「しかし29日早朝には、北朝鮮が再度ミサイル発射した。」
Ｔ「意表突かれた格好で油断していた中でのミサイル発射だったな。」
Ｍ「しかも今度は日本上空を通過する中距離弾道ミサイルだ。事前通告もなく日本
上空を通過するミサイルを発射したのは19年ぶりだそうだ。」
Ｔ「さすがに、これはヤバイと市場も思ったんだろう。トランプ大統領も黙っちゃ
いない、米朝の軍事衝突する恐れもあるとの懸念が強まったようだ。」
Ｍ「ああ。以前宣言していたグアムへの弾道ミサイル発射作戦は、いつでも出来る
ぞという姿勢を示す為の挑発行為といえるからな。」
Ｔ「それにより、その日の為替市場は日本などアジア市場は波乱的な動きとなった
。」
Ｍ「日経平均は一時19300円割れになり、ドル円は1ドル108円台前半まで突っ込む場
面もあった。」
Ｔ「ただその日の内に落ち着きは取り戻したんだが、その晩の欧州市場が波乱とな
ったことで警戒されたんだが、米国株が売り一巡後切り返す動きとなったことで落
ち着きを取り戻した。」
Ｍ「トランプ大統領が懸念した程の強硬姿勢を示さなかったことで米朝軍事衝突懸
念が後退した。」
Ｔ「それからの米国株は強かったな。週末へ向けしっかりと上昇し、ナスダック指
数が最高値を更新してきたからな。」
Ｍ「ああ。アップル株が上場来高値を連日更新するなど、投資家心理にはかなり追
い風になったと言えるだろう。」
Ｔ「アップルは新製品の発表イベントを9/12に行うと報じられたことが好感された
。一部では今年は遅れるのではとの懸念もあっただけに、安心感に繋がり更に期待
感からアップル株には買い集まったようだ。」
Ｍ「なんせアップル株は、世界最大の時価総額銘柄だ。それだけに多くの投資家が
保有している銘柄といえ、それが連日上場来高値しているんだ。投資家心理に追い
風になるのは当然だ。」
Ｔ「だよな。アップル効果で8月の米国株はダウ、S&P500、ナスダック指数といずれ
も月間ベースで上昇した。」
Ｍ「アップル株は8月だけで10%以上も上昇した。それによる指数押し上げは結構大
きく、ある意味アップル株のお陰で、米株価指数は8月上昇できたといっても過言で
はない。」
Ｔ「だよな。アップル株が8月上げていなければ、ダウなど株価指数は8月マイナス
になっていただろう。」
Ｍ「アップル様々だ。ただ裏を返せば、アップル株が大きく調整入りしたら、米国
株か指数にはかなりの重しとなるということだ。」
Ｔ「確かに・・。ただ今回の新iPhoneはかなり期待されているからな。新製品発表
をうけて、かなり売れると見られれば、改めてアップル株買われる期待もあるだろ
う。」
Ｍ「ただ期待されているだけに失望への警戒もあるといえる。例え失望されずとも
出尽くしと言う懸念もある。」
Ｔ「確かに・・・。いずれにしろ9月の米国株も、アップルの動向は良くも悪くも大
きく影響を与えそうだ。」
Ｍ「まあ9月はアップルの新製品の発表イベント以外にも、色々とイベント多い。
FOMCもあるしな。」
Ｔ「昨日発表された米雇用統計は市場予測を下回る弱い数字となった。特に平均時
給が弱く、賃金がなかなか伸びてこない。」
Ｍ「それだけに年内利上げの可能性は一段と後退している。」
Ｔ「ただ米景気が弱いわけではなく、ISM製造業景況感指数なんてえらい強い数字と
なった。」
Ｍ「ああ。それにより昨日の米国株もしっかりとなっており、ドル円も雇用統計で
は円高へ振れたが、ISM製造業景況感指数をうけてドルが買われた。」
Ｔ「ある意味、米国株には良い流れが来ている感じなんだろうな。」
Ｍ「そうだな。この流れが今月も続いていくかどうかだな。」
Ｔ「来週からレイバーデー明けで夏休みを終えた投資家が多く市場に戻ってくるこ
とが想定されている。」
Ｍ「日本市場にも戻ってきて日本株買いに動く向きが出てくれば良いけどな。」
Ｔ「ああ。海外投資家は日本株の売り越しを続けており、8月だけでもかなり売り越
しているからな。」
Ｍ「夏休みを終えた中長期投資家が日本株に見直し買いを入れてくるのか注目だ。」
Ｔ「そうだな。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本市場はしっかりと反発し、日経平均は週間ベースで7週ぶりの上昇と
なった。」
Ｍ「ようやく反発したという感じだ。ただ今週もかなり反乱含みだった。」
Ｔ「そうだな。北朝鮮が先週末にミサイル発射したものの、それは短距離ミサイル
ということもあって、懸念視はされなかった。」
Ｍ「逆にアク抜け的な動きとなった面もあるだろうな。21日から米韓合同の軍事演
習を実施しており、それを牽制するため北朝鮮が何らかの挑発行為を起こすとの懸
念もあったからな。」
Ｔ「ああ。それが短距離ミサイル数発で済んだということで、これで暫く挑発行為
はないだろうとの見方に繋がったようだ。」
Ｍ「しかし29日早朝には、北朝鮮が再度ミサイル発射した。」
Ｔ「意表突かれた格好で油断していた中でのミサイル発射だったな。」
Ｍ「しかも今度は日本上空を通過する中距離弾道ミサイルだ。事前通告もなく日本
上空を通過するミサイルを発射したのは19年ぶりだそうだ。」
Ｔ「さすがに、これはヤバイと市場も思ったんだろう。トランプ大統領も黙っちゃ
いない、米朝の軍事衝突する恐れもあるとの懸念が強まったようだ。」
Ｍ「ああ。以前宣言していたグアムへの弾道ミサイル発射作戦は、いつでも出来る
ぞという姿勢を示す為の挑発行為といえるからな。」
Ｔ「それにより、その日の為替市場は日本などアジア市場は波乱的な動きとなった
。」
Ｍ「日経平均は一時19300円割れになり、ドル円は1ドル108円台前半まで突っ込む場
面もあった。」
Ｔ「ただその日の内に落ち着きは取り戻したんだが、その晩の欧州市場が波乱とな
ったことで警戒されたんだが、米国株が売り一巡後切り返す動きとなったことで落
ち着きを取り戻した。」
Ｍ「トランプ大統領が懸念した程の強硬姿勢を示さなかったことで米朝軍事衝突懸
念が後退した。」
Ｔ「それからの米国株は強かったな。週末へ向けしっかりと上昇し、ナスダック指
数が最高値を更新してきたからな。」
Ｍ「ああ。アップル株が上場来高値を連日更新するなど、投資家心理にはかなり追
い風になったと言えるだろう。」
Ｔ「アップルは新製品の発表イベントを9/12に行うと報じられたことが好感された
。一部では今年は遅れるのではとの懸念もあっただけに、安心感に繋がり更に期待
感からアップル株には買い集まったようだ。」
Ｍ「なんせアップル株は、世界最大の時価総額銘柄だ。それだけに多くの投資家が
保有している銘柄といえ、それが連日上場来高値しているんだ。投資家心理に追い
風になるのは当然だ。」
Ｔ「だよな。アップル効果で8月の米国株はダウ、S&P500、ナスダック指数といずれ
も月間ベースで上昇した。」
Ｍ「アップル株は8月だけで10%以上も上昇した。それによる指数押し上げは結構大
きく、ある意味アップル株のお陰で、米株価指数は8月上昇できたといっても過言で
はない。」
Ｔ「だよな。アップル株が8月上げていなければ、ダウなど株価指数は8月マイナス
になっていただろう。」
Ｍ「アップル様々だ。ただ裏を返せば、アップル株が大きく調整入りしたら、米国
株か指数にはかなりの重しとなるということだ。」
Ｔ「確かに・・。ただ今回の新iPhoneはかなり期待されているからな。新製品発表
をうけて、かなり売れると見られれば、改めてアップル株買われる期待もあるだろ
う。」
Ｍ「ただ期待されているだけに失望への警戒もあるといえる。例え失望されずとも
出尽くしと言う懸念もある。」
Ｔ「確かに・・・。いずれにしろ9月の米国株も、アップルの動向は良くも悪くも大
きく影響を与えそうだ。」
Ｍ「まあ9月はアップルの新製品の発表イベント以外にも、色々とイベント多い。
FOMCもあるしな。」
Ｔ「昨日発表された米雇用統計は市場予測を下回る弱い数字となった。特に平均時
給が弱く、賃金がなかなか伸びてこない。」
Ｍ「それだけに年内利上げの可能性は一段と後退している。」
Ｔ「ただ米景気が弱いわけではなく、ISM製造業景況感指数なんてえらい強い数字と
なった。」
Ｍ「ああ。それにより昨日の米国株もしっかりとなっており、ドル円も雇用統計で
は円高へ振れたが、ISM製造業景況感指数をうけてドルが買われた。」
Ｔ「ある意味、米国株には良い流れが来ている感じなんだろうな。」
Ｍ「そうだな。この流れが今月も続いていくかどうかだな。」
Ｔ「来週からレイバーデー明けで夏休みを終えた投資家が多く市場に戻ってくるこ
とが想定されている。」
Ｍ「日本市場にも戻ってきて日本株買いに動く向きが出てくれば良いけどな。」
Ｔ「ああ。海外投資家は日本株の売り越しを続けており、8月だけでもかなり売り越
しているからな。」
Ｍ「夏休みを終えた中長期投資家が日本株に見直し買いを入れてくるのか注目だ。」
Ｔ「そうだな。期待したいモンだ。」
