◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2017.09.23
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本市場もしっかりと続伸し、日経平均は節目の2万円台に回復した。」
Ｍ「ああ。しかも年初来高値も更新だ。先週からの戻り基調が今週も継続した格好
だが、一気に上抜けてきたな。」
Ｔ「そうだな。今週は国内で解散風が吹いたことも追い風になったとの見方が多い
。」
Ｍ「だろうな。安倍首相は来週28日から臨時国会で衆院解散に踏み切る方針を固め
たと報じられた。」
Ｔ「衆院解散総選挙となれば、日本株には上げることが非常に多い。」
Ｍ「ああ。解散から選挙投開票まで、政策期待などから日本株上げることが過去を
見ても多くなっている。」
Ｔ「そういったことから、解散風吹いてきたことは今週の日本株に追い風になった
面もあるようだ。」
Ｍ「日本株を売っていた投機筋などが慌てて買い戻しに動いたとの声が聞かれた。
先物もそうだが、個別には不動産株などショートポジ取っていた投機筋多いようだ
が、今週買い戻してきたようだ。」
Ｔ「先週も買い戻しによる上昇といわれていたが、今週も買い戻しが中心なのか
・・・。」
Ｍ「どうだろうな。ニューマネーによる買いも入ってきている可能性はあるが、ま
だ買い戻しによる面が強いのかも知れない。」
Ｔ「先週の投資主体別売買動向見ると、海外投資家は現物株は4000億円以上も売り
越しているが、先物を1兆2000億円以上も買い越している。」
Ｍ「ああ。現物、先物合算で8000億円超の買い越しだ。」
Ｔ「この動き見ても、海外の中長期資金が買ってきたという感じは見られず、やは
り先物のショートカバーの面が強そうだ。」
Ｍ「今週はそれに加えて、現物株のショートカバーも出てきているんだろう。」
Ｔ「そうだな。先々週まで空売り比率が高い日が続いていたからな。個別株にも
結構ショートが貯まっていたもの多いのかも知れない。」
Ｍ「単なる買い戻しであれば、買い戻し終われば買い手が居なくなる。ただ買い戻
しに動いてきたということは、先高感が出てきたと判断したためだろう。」
Ｔ「そうだな。ならば買い戻した後は、投機筋は今度ロングポジション積み上げて
いくという期待もあるかもな。」
Ｍ「まあ選挙期間中は上昇しやすいというアノマリーに賭けるなら、そうするかも
な。」
Ｔ「ただ今週、再度再燃したといえる北朝鮮リスクがネックとなりそうだ。」
Ｍ「ああ。今まで日本株を売っていた、つまりショートしていた投機筋は、やはり
北朝鮮リスクを理由にショートしていた向きも多い。」
Ｔ「それだけに、北朝鮮リスクまだ強い状況で、ロングポジション取ってくるとも
考えにくいか・・・。」
Ｍ「そうだな。北朝鮮は米国への対抗措置を検討と表明しているだけに、何らかの
アクションを起こす可能性が高い。」
Ｔ「北朝鮮外相によれば、史上最大の太平洋での水爆実験ではないかとの見解が伝
わっている。」
Ｍ「まあ、その辺は探り入れている感じだけどな。実際にはそんなことはしない、
いや出来ないとは思うのだが・・。」
Ｔ「ただ対抗措置を表明している以上、何らしらやってくる恐れはあるかもな。ま
た弾道ミサイルなのか、北朝鮮内ので地下で核実験を再度行うのか・・。」
Ｍ「そうだな。いずれにしろ、北朝鮮リスクがそう簡単に消えそうもなく、それを
考えれば投機筋が日本株をロングポジション積み上げていく可能性も低いのかも知
れない。」
Ｔ「なら期待は中長期資金だが・・。」
Ｍ「そうだな。日本株の見直し買いが強まってくれば、足の長い資金が買いに動く
期待はありそうだが・・・。」
Ｔ「今週は為替が円安へと大きく振れている。このまま円安の流れが続くならば日
本株の見直し余地も大きいと思うのだが、依然として北朝鮮リスクなどで振れやす
い状況だからな。」
Ｍ「やはり北朝鮮問題がある程度、落ち着いてこないことには買い安心感も出にく
いのかもな。」
Ｔ「ただ米国株は依然として強い状況続いているといえる。アップル株の下落が続
いているのが気掛かりだが、来週には税制改革の詳細が発表される見通しだ。」
Ｍ「内容次第では政策期待が強まり米国株に追い風となるが、逆に失望される恐れ
も否めない。」
Ｔ「確かにその懸念はあるが・・。」
Ｍ「それにオバマケア代替法案も来週にも上院で採決される見通しだったが、マケ
イン米上院議が反対の意向を表明しており、上院通過する可能性がかなり低くなっ
た。」
Ｔ「結局、米国は政策期待が本格的には強まらないのか・・。」
Ｍ「それが強まるようだと、米国株強い状況続く可能性が高まるんだけどな。」
Ｔ「せめて政策期待剥落し米国株売りに繋がらなければ良いけどな。」
Ｍ「そうだな。まずは来週発表される見通しの税制改革に注目だな。」
Ｔ「ああ。それに北朝鮮問題、来週は収縮していって欲しいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本市場もしっかりと続伸し、日経平均は節目の2万円台に回復した。」
Ｍ「ああ。しかも年初来高値も更新だ。先週からの戻り基調が今週も継続した格好
だが、一気に上抜けてきたな。」
Ｔ「そうだな。今週は国内で解散風が吹いたことも追い風になったとの見方が多い
。」
Ｍ「だろうな。安倍首相は来週28日から臨時国会で衆院解散に踏み切る方針を固め
たと報じられた。」
Ｔ「衆院解散総選挙となれば、日本株には上げることが非常に多い。」
Ｍ「ああ。解散から選挙投開票まで、政策期待などから日本株上げることが過去を
見ても多くなっている。」
Ｔ「そういったことから、解散風吹いてきたことは今週の日本株に追い風になった
面もあるようだ。」
Ｍ「日本株を売っていた投機筋などが慌てて買い戻しに動いたとの声が聞かれた。
先物もそうだが、個別には不動産株などショートポジ取っていた投機筋多いようだ
が、今週買い戻してきたようだ。」
Ｔ「先週も買い戻しによる上昇といわれていたが、今週も買い戻しが中心なのか
・・・。」
Ｍ「どうだろうな。ニューマネーによる買いも入ってきている可能性はあるが、ま
だ買い戻しによる面が強いのかも知れない。」
Ｔ「先週の投資主体別売買動向見ると、海外投資家は現物株は4000億円以上も売り
越しているが、先物を1兆2000億円以上も買い越している。」
Ｍ「ああ。現物、先物合算で8000億円超の買い越しだ。」
Ｔ「この動き見ても、海外の中長期資金が買ってきたという感じは見られず、やは
り先物のショートカバーの面が強そうだ。」
Ｍ「今週はそれに加えて、現物株のショートカバーも出てきているんだろう。」
Ｔ「そうだな。先々週まで空売り比率が高い日が続いていたからな。個別株にも
結構ショートが貯まっていたもの多いのかも知れない。」
Ｍ「単なる買い戻しであれば、買い戻し終われば買い手が居なくなる。ただ買い戻
しに動いてきたということは、先高感が出てきたと判断したためだろう。」
Ｔ「そうだな。ならば買い戻した後は、投機筋は今度ロングポジション積み上げて
いくという期待もあるかもな。」
Ｍ「まあ選挙期間中は上昇しやすいというアノマリーに賭けるなら、そうするかも
な。」
Ｔ「ただ今週、再度再燃したといえる北朝鮮リスクがネックとなりそうだ。」
Ｍ「ああ。今まで日本株を売っていた、つまりショートしていた投機筋は、やはり
北朝鮮リスクを理由にショートしていた向きも多い。」
Ｔ「それだけに、北朝鮮リスクまだ強い状況で、ロングポジション取ってくるとも
考えにくいか・・・。」
Ｍ「そうだな。北朝鮮は米国への対抗措置を検討と表明しているだけに、何らかの
アクションを起こす可能性が高い。」
Ｔ「北朝鮮外相によれば、史上最大の太平洋での水爆実験ではないかとの見解が伝
わっている。」
Ｍ「まあ、その辺は探り入れている感じだけどな。実際にはそんなことはしない、
いや出来ないとは思うのだが・・。」
Ｔ「ただ対抗措置を表明している以上、何らしらやってくる恐れはあるかもな。ま
た弾道ミサイルなのか、北朝鮮内ので地下で核実験を再度行うのか・・。」
Ｍ「そうだな。いずれにしろ、北朝鮮リスクがそう簡単に消えそうもなく、それを
考えれば投機筋が日本株をロングポジション積み上げていく可能性も低いのかも知
れない。」
Ｔ「なら期待は中長期資金だが・・。」
Ｍ「そうだな。日本株の見直し買いが強まってくれば、足の長い資金が買いに動く
期待はありそうだが・・・。」
Ｔ「今週は為替が円安へと大きく振れている。このまま円安の流れが続くならば日
本株の見直し余地も大きいと思うのだが、依然として北朝鮮リスクなどで振れやす
い状況だからな。」
Ｍ「やはり北朝鮮問題がある程度、落ち着いてこないことには買い安心感も出にく
いのかもな。」
Ｔ「ただ米国株は依然として強い状況続いているといえる。アップル株の下落が続
いているのが気掛かりだが、来週には税制改革の詳細が発表される見通しだ。」
Ｍ「内容次第では政策期待が強まり米国株に追い風となるが、逆に失望される恐れ
も否めない。」
Ｔ「確かにその懸念はあるが・・。」
Ｍ「それにオバマケア代替法案も来週にも上院で採決される見通しだったが、マケ
イン米上院議が反対の意向を表明しており、上院通過する可能性がかなり低くなっ
た。」
Ｔ「結局、米国は政策期待が本格的には強まらないのか・・。」
Ｍ「それが強まるようだと、米国株強い状況続く可能性が高まるんだけどな。」
Ｔ「せめて政策期待剥落し米国株売りに繋がらなければ良いけどな。」
Ｍ「そうだな。まずは来週発表される見通しの税制改革に注目だな。」
Ｔ「ああ。それに北朝鮮問題、来週は収縮していって欲しいモンだ。」
