◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆2018.01.13
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◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本株はやや反落となった。」
Ｍ「ああ。先週日本株は好スタートを切り、その勢いもあって今週は高く始まったんだけどな。」
Ｔ「連休明けとなる火曜日には日経平均24000円近くまで上昇する場面も見られ、SQ週だったこともあり24000円以上のコールオプションが高騰する場面も見られた。」
Ｍ「たださすがに急ピッチに上昇してきたこともあり、その水準では売り圧力も強かったと言える。」
Ｔ「そうだな。火曜日の寄り前に日経先物が24000円タッチしたんだが、それがピークとなった。」
Ｍ「まるで達成感が出てきたかのように、火曜日は日経平均もTOPIXもほぼ寄り高となっている。」
Ｔ「その後、水曜日から週末まで日経平均は3日続落となっている。」
Ｍ「連休明けとなる火曜日の上昇分を吐き出してしまった格好だな。」
Ｔ「米国株は相変わらず堅調で、下げた日もあったが小幅安程度にとどまっており、最高値更新し続けているんだが・・。」
Ｍ「ああ。米国株は今週から企業決算発表が始まっており、業績見通しなどに早くも税制改革による好影響が見られてきている。」
Ｔ「そうだな。それに決算説明会でCEOなどが法人税減税による恩恵に言及するところも目立っている。」
Ｍ「それによりこれから本格化する企業決算発表への期待が一段と高まっている格好だ。」
Ｔ「決算発表が一巡してくるまでは、そういった期待感も消えないと思われ、米国株は底堅い動き続けそうだな。」
Ｍ「まあ既に期待感で買われてきているだけに、中には出尽くし的に売られるモノも出てくるだろうけど、派手に売り込まれていくような展開はちょっと想定しにくくなっている。」
Ｔ「ただ上昇がやはり急ピッチだ。それだけに何かをきっかけに反動が出てくる懸念も否めない。」
Ｍ「昨日も米国株は連休前だというのに強く上昇しており、ダウなんて連日で200ドル超の上昇だ。」
Ｔ「ああ。先週25000ドル突破したばかりであり、早くも26000ドルが見えてきている。」
Ｍ「ただ日本株はついて行けてない。先週こそ、派手に上げたものの、早くも力尽きている印象だ。」
Ｔ「先週は海外勢が買い越しに転じており、ニューマネーも入ってきていた印象だが、その買いも一巡感出てきたのかもな。」
Ｍ「まあ、個別にまだその手の買いが入っているような銘柄は見られるが、構わず上値買い向かう動きは乏しくなってきたのは確かだろうな。」
Ｔ「やはり日本株は円高が重しとなっていると言えるだろう。先週は円安へ振れてきたんだが、今週は方向転換し、円高へ大きく進んだ。」
Ｍ「まあ、中長期資金にしてみれば目先の為替動向なんて関係なく買ってくるんだろうけど、やはり短期資金は売り材料にすることが多い。」
Ｔ「そういう意味でも中長期資金の買いは一服感出てきているとも言えそうだ。もしくは、中長期資金の買い以上に、短期資金による手仕舞い売りや空売りが入ってきている可能性もあるが・・。」
Ｍ「昨日は約1ヶ月ぶりに空売り比率が40%を越えてきている。まあ昨日はオプションSQ算出日ということもあって、それに絡んだ空売りも多かったんだろうけどな。」
Ｔ「そうだな。空売り比率が高い状況続くようだと、ヘッジファンドなど投機筋が売り目線で日本株を見てきている可能性も高まる。」
Ｍ「投機筋は為替も一緒に絡めてくることも多いだけに、円買い株売りという動き強まらなければ良いのだが・・・。」
Ｔ「シカゴ投機筋による円売り越し枚数は更に拡大している。この動き見る限り、投機筋はまだ円売りに傾いている向きが多いように思えるが・・。」
Ｍ「そうだな。ただ逆に円売りポジション抱えている投機筋が多いということは、その巻き戻しの動きが出てきている可能性もあるし、今後も出てくる懸念もあるだろう。」
Ｔ「円売りポジションの巻き戻しの動きが強まれば、円買い圧力となり円高要因になるからな。」
Ｍ「まあ、この水準でその手の動き出てくるとすれば、諦めて損失覚悟のポジション整理なんだろうけどな。」
Ｔ「今週9日に日銀が実施した超長期国債の買入オペが減額された。これにより、日銀はテーパリングに動き出すのではとの警戒に繋がり、円買い要因となっている。」
Ｍ「ああ。それだけにそれ以降は、投機筋による円売りポジションの巻き戻しが出てきている可能性がある。」
Ｔ「そうだな。それにより円高進行しているとも言えるのかもな。」
Ｍ「まあ日銀がテーパリングに踏み切るなんて懸念は時期尚早であり、考えすぎだろう。減額したのは単なる調整に過ぎず、そういった懸念が続くとも思えない。」
Ｔ「取りあえず来週、超長期国債の買入オペを実施する予定だけに、注目されそうだな。」
Ｍ「それでテーパリング懸念が後退すれば良いけどな。」
Ｔ「ああ。来週はどういった展開になるのか注目したい。期待したいモンだ。」
◆◇地場者の立ち話～番外編～◇◆
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Ｔ「今週の日本株はやや反落となった。」
Ｍ「ああ。先週日本株は好スタートを切り、その勢いもあって今週は高く始まったんだけどな。」
Ｔ「連休明けとなる火曜日には日経平均24000円近くまで上昇する場面も見られ、SQ週だったこともあり24000円以上のコールオプションが高騰する場面も見られた。」
Ｍ「たださすがに急ピッチに上昇してきたこともあり、その水準では売り圧力も強かったと言える。」
Ｔ「そうだな。火曜日の寄り前に日経先物が24000円タッチしたんだが、それがピークとなった。」
Ｍ「まるで達成感が出てきたかのように、火曜日は日経平均もTOPIXもほぼ寄り高となっている。」
Ｔ「その後、水曜日から週末まで日経平均は3日続落となっている。」
Ｍ「連休明けとなる火曜日の上昇分を吐き出してしまった格好だな。」
Ｔ「米国株は相変わらず堅調で、下げた日もあったが小幅安程度にとどまっており、最高値更新し続けているんだが・・。」
Ｍ「ああ。米国株は今週から企業決算発表が始まっており、業績見通しなどに早くも税制改革による好影響が見られてきている。」
Ｔ「そうだな。それに決算説明会でCEOなどが法人税減税による恩恵に言及するところも目立っている。」
Ｍ「それによりこれから本格化する企業決算発表への期待が一段と高まっている格好だ。」
Ｔ「決算発表が一巡してくるまでは、そういった期待感も消えないと思われ、米国株は底堅い動き続けそうだな。」
Ｍ「まあ既に期待感で買われてきているだけに、中には出尽くし的に売られるモノも出てくるだろうけど、派手に売り込まれていくような展開はちょっと想定しにくくなっている。」
Ｔ「ただ上昇がやはり急ピッチだ。それだけに何かをきっかけに反動が出てくる懸念も否めない。」
Ｍ「昨日も米国株は連休前だというのに強く上昇しており、ダウなんて連日で200ドル超の上昇だ。」
Ｔ「ああ。先週25000ドル突破したばかりであり、早くも26000ドルが見えてきている。」
Ｍ「ただ日本株はついて行けてない。先週こそ、派手に上げたものの、早くも力尽きている印象だ。」
Ｔ「先週は海外勢が買い越しに転じており、ニューマネーも入ってきていた印象だが、その買いも一巡感出てきたのかもな。」
Ｍ「まあ、個別にまだその手の買いが入っているような銘柄は見られるが、構わず上値買い向かう動きは乏しくなってきたのは確かだろうな。」
Ｔ「やはり日本株は円高が重しとなっていると言えるだろう。先週は円安へ振れてきたんだが、今週は方向転換し、円高へ大きく進んだ。」
Ｍ「まあ、中長期資金にしてみれば目先の為替動向なんて関係なく買ってくるんだろうけど、やはり短期資金は売り材料にすることが多い。」
Ｔ「そういう意味でも中長期資金の買いは一服感出てきているとも言えそうだ。もしくは、中長期資金の買い以上に、短期資金による手仕舞い売りや空売りが入ってきている可能性もあるが・・。」
Ｍ「昨日は約1ヶ月ぶりに空売り比率が40%を越えてきている。まあ昨日はオプションSQ算出日ということもあって、それに絡んだ空売りも多かったんだろうけどな。」
Ｔ「そうだな。空売り比率が高い状況続くようだと、ヘッジファンドなど投機筋が売り目線で日本株を見てきている可能性も高まる。」
Ｍ「投機筋は為替も一緒に絡めてくることも多いだけに、円買い株売りという動き強まらなければ良いのだが・・・。」
Ｔ「シカゴ投機筋による円売り越し枚数は更に拡大している。この動き見る限り、投機筋はまだ円売りに傾いている向きが多いように思えるが・・。」
Ｍ「そうだな。ただ逆に円売りポジション抱えている投機筋が多いということは、その巻き戻しの動きが出てきている可能性もあるし、今後も出てくる懸念もあるだろう。」
Ｔ「円売りポジションの巻き戻しの動きが強まれば、円買い圧力となり円高要因になるからな。」
Ｍ「まあ、この水準でその手の動き出てくるとすれば、諦めて損失覚悟のポジション整理なんだろうけどな。」
Ｔ「今週9日に日銀が実施した超長期国債の買入オペが減額された。これにより、日銀はテーパリングに動き出すのではとの警戒に繋がり、円買い要因となっている。」
Ｍ「ああ。それだけにそれ以降は、投機筋による円売りポジションの巻き戻しが出てきている可能性がある。」
Ｔ「そうだな。それにより円高進行しているとも言えるのかもな。」
Ｍ「まあ日銀がテーパリングに踏み切るなんて懸念は時期尚早であり、考えすぎだろう。減額したのは単なる調整に過ぎず、そういった懸念が続くとも思えない。」
Ｔ「取りあえず来週、超長期国債の買入オペを実施する予定だけに、注目されそうだな。」
Ｍ「それでテーパリング懸念が後退すれば良いけどな。」
Ｔ「ああ。来週はどういった展開になるのか注目したい。期待したいモンだ。」
