中国駐在の米外交官が一部帰国、原因不明の病気=米国務省
中国駐在の米外交官が一部帰国、原因不明の病気=米国務省
ナウアート報道官によると、広州市にある米総領事館の職員1人に病気の症状が確認されたことを受けて、国務省は総領事館の職員やその家族を検査するチームを派遣した。
「さらに詳しい診断と職員が訴えている症状や検査結果を総合的に判断するため、複数名を帰国させた」と説明した。原因を突き止め、政府職員が体調不良を訴えたこれまでの事案と関係があるかどうかを明らかにするため、医療専門家が調査するとした。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は6日、キューバと中国に駐在する米外交官に、音に関連した原因不明の病気が相次いでいる問題で、国務省が中国で異常な音を聞いてから体調を壊した外交官をさらに少なくとも2人退避させたと報じた。