小惑星「リュウグウ」 地表に無数の岩塊
小惑星「リュウグウ」 地表に無数の岩塊
2018年8月8日 4時17分
探査機「はやぶさ2」が着陸を目指している小惑星「リュウグウ」について、地表には無数の岩の塊が存在していることが、上空1000メートルまで近づいて撮影した画像からわかり、JAXA=宇宙航空研究開発機構では慎重に着陸地点を探すことにしています。
探査機「はやぶさ2」はことし6月に地球からおよそ3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」の上空2万メートルに到着し、高度を変えながら地表の様子を詳しく調べています。
7日は、これまでで最も近い上空1000メートルで「リュウグウ」の地表を撮影し、その結果、これまで確認できていなかった大きさ数メートル以下の岩の塊が無数に存在している様子が確認されました。
「はやぶさ2」は来月か10月には「リュウグウ」への最初の着陸を行って岩石を採取する計画ですが、周囲に岩の塊があると機体を損傷するおそれがあるため平らな場所を選ぶ必要があるということです。
JAXAの吉川真ミッションマネージャは「着陸地点を選ぶことがより難しくなることが示唆されるが、安全に着陸できる場所をぜひとも見つけていきたい」とコメントしています。
7日は、これまでで最も近い上空1000メートルで「リュウグウ」の地表を撮影し、その結果、これまで確認できていなかった大きさ数メートル以下の岩の塊が無数に存在している様子が確認されました。
「はやぶさ2」は来月か10月には「リュウグウ」への最初の着陸を行って岩石を採取する計画ですが、周囲に岩の塊があると機体を損傷するおそれがあるため平らな場所を選ぶ必要があるということです。
JAXAの吉川真ミッションマネージャは「着陸地点を選ぶことがより難しくなることが示唆されるが、安全に着陸できる場所をぜひとも見つけていきたい」とコメントしています。