おいしいおにぎりのコツ4つ

握り方? 塩加減?「おいしいおにぎりの握り方」コツ4つ&やりがちなNG行動

日々のお弁当やレジャーはもちろん、夜食やおやつにも重宝する「おにぎり」。おいしいおにぎりを食べると思わず頬がほころびますね。上手に握ると、おにぎりは冷めてもおいしいのが特徴。持ち上げても崩れないのに、口に入れるとホロッと崩れます。でも、おいしいおにぎりを握るのって意外と難しいですよね。今回は【おいしいおにぎりを握るコツ】とやりがちなNG行動についてご紹介します。

おいしいおにぎりのコツ4つ

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まずおいしいおにぎりを握るコツは4つあります。

1. ご飯を炊く時は水加減を控えめに
2. 炊き上がったご飯を切り混ぜる
3. ほどよい塩加減
4. 熱いうちに頑張って握る&力加減は優しく

この4つのコツをつかむと、おいしいおにぎりに。
それぞれの詳細と、さらにおいしくおにぎりを作る方法、やりがちなNG行動についてご紹介します。

【おにぎりのコツ1】ご飯を炊く時は水加減を控えめに

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ご飯の炊きあがりは「やや固め」の仕上がりになるように、水加減を通常より少なめで炊くのがおすすめです。固めに炊くことで、後にご飯を「切る」時にご飯がつぶれたり、ダマになるのを防いでくれます。

お米の種類やその時の気温に合わせて、吸水時間を調節しながら炊き上げましょう。

【おにぎりのコツ2】炊き上がったご飯を切り混ぜる

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ご飯が炊きあがり、蒸らしを十分に済ませたら、ご飯をバットや大きめのお皿などにあけます。平らに広げることで、ご飯の間に残っている余分な水分が飛びやすくなります。

そして米粒が離れるように、しゃもじを縦に使ってご飯を切っていきます。「ご飯を切る」ことによって、炊飯器の中で密着していたお米に空気の層が生まれ、握った際にふんわりとした口あたりになります。

「ご飯を切る」イメージがしづらい方は、お寿司屋さんが寿司桶でご飯を切っている様子をイメージしてみてください。

ご飯に斜めに切れ目を入れるように、しゃもじをサッサと動かします。この時、ご飯を混ぜないように注意しましょう。ご飯にねばり気が出てしまいます。あくまで「切る」ことを意識してくださいね。

【おにぎりのコツ3】ほどよい塩加減

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迷いがちな「塩加減」。どのくらいの塩の量が適正なんでしょう。「付けすぎ? それとも足りない? 」と気になったことはありませんか。

手を軽く濡らしたあと、指2本、もしくは3本の指の腹に塩をつけて、手になじませます。
「少し多いかな? 」と感じるかもしれませんが、塩は手になじんで程よくおにぎりに付きます。お好みによって調節してくださいね。

【おにぎりのコツ4】熱いうちに頑張って握る!

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ご飯の熱が冷めないうちに、素早くおにぎりを握りましょう。はじめはちょっと熱いですが、そこを頑張って握ります。

氷を入れた冷水をボウルに用意して、手を冷やしながら握ると良いですよ。既に冷めているご飯でおにぎりを握る際は、人肌程度に温めてから握ると良いようです。

握る時は、赤ちゃんの手を握るようなイメージでふんわりと握りましょう。ご飯は冷めると固くなるため、ギュッギュッと強く握ると、おにぎりが冷めた時に固くなってしまいます。

温かいご飯をふんわり握ることが、冷めてもおいしいおにぎりを握るコツですよ。

おにぎりをラップで握る時のコツと、やりがちなNG行動は?

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衛生面の観点から、おにぎりを握る際ラップを使用することもありますね。手荒れが気になる方も、ラップを使用すれば気兼ねなく握ることができます。

ラップを使っておにぎりを握る時にやりがちな「NG」について、確認しておきましょう。

ラップを使って握った後、そのままラップで包んでいませんか? 実はこれ、NGなんです。
温かいご飯をラップにくるんでおにぎりを握り、そのまま包んでしまうと、ご飯の水蒸気が抜けずに食べる頃にはべたっとしてしまいます。

ラップでおにぎりを握った後は、一旦ラップを外して冷まします。お弁当として携帯する際は、再度新しいラップで包みましょう。

「冷めてもおいしいご飯」は鍋で炊くのがおすすめ

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ガスコンロとお鍋でご飯を炊いたことはありますか?

ガスコンロで炊いたご飯は冷めてもおいしいのが特徴。お弁当にももってこいですね。

強火ですばやく炊くことで、高温の水分をお米の芯まで行き渡らせ、デンプンを十分に糊化させることができるから。十分に糊化が行われたご飯は、冷めてもおいしさが損なわれにくいのが特徴です。炊きたてはもちろん、冷めた状態でも水分を多く含み、軟らかさを保ってくれます。

【ガスコンロ】の「自動炊飯」ならスイッチ一つ

「ガスコンロ」(ピピッとコンロ)で自動で簡単にご飯が炊けること、ご存知でしたか?


ガスコンロの「自動炊飯」機能は、ボタン1つで火加減の調節から消火まで全て自動で「かまど炊きのようなご飯」を炊きあげます。

1合から美味しく炊けて、しかも炊飯時間は3合で約20分程度!(蒸らし時間は除く)

「自動炊飯」機能では、ご家庭にある蓋付きで深めの金属製のお鍋(アルミ、ステンレス、ホーロー製など)で簡単にご飯を炊くことができます。

水位目盛りが付いた水加減が簡単な自動炊飯専用鍋などもあります。
土鍋など一部「自動炊飯」機能に対応していない鍋があります。詳しくはコンロの取扱説明書をご確認ください。


その他にも、自動で火加減を調整する揚げ物・焼き物に便利な「温度調節」機能や、お湯が沸いたり、設定した時間になると消火する「湯わかし」や「コンロタイマー」機能。

魚だけでなく肉や野菜料理、手軽にオーブン料理も楽しめる「グリル」など、調理をサポートする機能がいっぱい!


「ガスコンロ&グリル」には自動でおまかせの便利な機能がいっぱいあるので、「おいしい」がもっと簡単に!レパートリーもグンと増えますよ。

(※各機能は搭載されていない機種もあります。機種によって機能名は異なります。専用容器の対応有無、種類は機種ごとに異なります。専用容器は別売の場合もございます。/各画像はイメージです。)

東京ガスがおすすめするガスコンロ
なぜ美味しい鍋でのご飯の炊き方

おわりに

おいしいおにぎりを握るコツ4つをおさらいしておきましょう。

1. ご飯の状態をベストに、やや硬めに炊き上げる
2. 炊き上がったご飯は切る
3. ほどよい塩加減は「指2~3本」
4. 熱いうちに頑張って握る&力加減はふんわりやさしく

ガスコンロでご飯を炊けば、冷めてもおいしいおにぎりに!
上記のコツを覚えて、おいしいおにぎりを握ってくださいね。