世界のベスト&ワースト航空会社-最新のランキング
世界のベスト&ワースト航空会社-最新のランキング
Nikki Ekstein 2018年6月8日 6:33 JST
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カタール航空が会社別1位-定時運航率89%
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空港では羽田が3位、中部が6位にランクイン

航空会社のフライト遅延や欠航に見舞われた乗客の補償受け取りを支援する米エアヘルプが最新の航空会社番付を発表した。
同社にとって6回目となる年次調査を基に、国際線を飛ぶ72の航空会社を対象に「2018年エアヘルプ・スコア」をまとめた。運航時間の正確さとサービスの質、クレームへの対応がランキング全体の3要素だ。
航空会社ベスト10

カタール航空の旅客機(シカゴ)
写真家:Jeff Schear /ゲッティイメージズ北米
- 1位:カタール航空(定時運航率89%)
- 2位:ルフトハンザ航空(76%)
- 3位:エティハド航空(86%)
- 4位:シンガポール航空(85%)
- 5位:南アフリカ航空(85%)
- 6位:オーストリア航空(80%)
- 7位:エーゲ航空(90%)
- 8位:カンタス航空(89%)
- 9位:エアマルタ(86%)
- 10位:ヴァージンアトランティック航空(82%)
航空会社ワースト10

WOWエア
写真家:中尾由紀子/ゲッティイメージズヨーロッパ
- 63位:ジェットエアウェイズ(定時運航率65%)
- 64位:アルゼンチン航空(85%)
- 65位:イベリア航空(84%)
- 66位:大韓航空(64%)
- 67位:ライアンエア(86%)
- 68位:モーリシャス航空(69%)
- 69位:イージージェット(79%)
- 70位:パキスタン航空(61%)
- 71位:ヨルダン航空(83%)
- 72位:WOWエア(75%)
航空業界を分析する別の企業フライトスタッツが昨年発表した定時運航率だけに基づく同様の番付では、イベリア航空はベストクラスに分類されたが、エアヘルプではワーストクラス入りした。「クレーム処理のスコア」が悪かったことを反映した。米国の航空会社への評価も高くなかった。最高位のアメリカン航空が23位、ユナイテッド航空は37位、デルタ航空は47位にとどまった。
エアヘルプが141空港を対象にまとめた空港ランキングも意外な結果となった。定時運航率とサービスの質を重視したほか、オンラインでの消費者評価も参考にまとめたが、米国の空港はトップ30入りを果たせなかった。
空港ベスト10

ハマド空港(ドーハ)
フォトグラファー:Veronica Garbutt / Lonely Planet Images
- 1位:ハマド空港(ドーハ、DOH)
- 2位:アテネ(エレフテリオス・ベニゼロス)空港(ATH)
- 3位:東京国際(羽田)空港(HND)
- 4位:ケルン・ボン空港(ドイツ、CGN)
- 5位:シンガポール(チャンギ)空港(SIN)
- 6位:中部国際空港(名古屋、NGO)
- 7位:ビラコポス国際空港(ブラジルのカンピーナス、VCP)
- 8位:アンマン(クイーンアリア)空港(AMM)
- 9位:グアララペス・ジルベルト・フレイレ国際空港(ブラジルのレシフェ、REC)
- 10位:マリスカル・スクレ(キト)国際空港(エクアドル、UIO)
空港ワースト10

クウェート空港
写真家:JD Dallet / arabianEye