ウォール街と成功の秘訣-デスクに残された「私が学んだこと」
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ドナルドソン・ラフキン・アンド・ジェンレットの共同創業者が死去
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金融と人生で成功する24のルールを書き留めたリストが残されていた
ウォール街で40年のキャリアを持ち、投資銀行ドナルドソン・ラフキン・アンド・ジェンレットを1959年に共同で創業したリチャード・ジェンレット氏が、がんの合併症で89歳で亡くなった。デスクに残されていた「私が学んだこと」と題する手書きのリストには、金融と人生で成功する24のルールが書き留められており、4月29日の告別式で親族と友人らに披露された。
手書きのリストはこちらをクリックしてください
リストに書き留められていた24のルールの主な内容は次の通り。
ゲームに出続けること。やめてはいけない
引き返せない状況をつくってはいけない
忘れるな-親友ほど恵みをもたらす存在は人生にない
- それはいくらあってもよいものだ
- 古い友人を捨ててはいけない。必要になるかもしれない
怖がること- 必要以上に準備すること
誇りを持ち、ユライア・ヒープ(おべっか使い)になってはならない!だが思い上がってはいけない。身の程を知ること
前もって計画し、チャンスが訪れる時に備えよう
問題をチャンスに変えよう。問題は変化の機会を生む
身だしなみをよくし、きれいにひげをそること
変化を受け入れよ。しかし、ぬかるみにはまってはいけない
天使の側に立ち、正義の味方であれ
フォールバック(退却)ポジションを取ること。全てのお金を一つの場所に置いてはいけない
外国語を学ぶこと
できれば世界中を旅行しよう
他人の前で誰かを批判してはいけない
立派な仕事を称賛することを忘れずに(だが、下手な仕事を褒めてはいけない)
負けるのは好きではないが、負けた場合は潔く負けを認めること
自分が行う全ての基準を高く保つこと
物事の大局を追い求めること。しかし、ディテールを忘れてはいけない