韓国造船、18年受注量で7年ぶり世界首位 英社調べ

韓国造船、18年受注量で7年ぶり世界首位 英社調べ

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アジアBiz
2019/1/24 20:18
【ソウル=山田健一】韓国産業通商資源省は24日、2018年の船舶の国別新規受注量で韓国が7年ぶりに中国を抜いて世界首位になったと発表した。18年に世界で発注された2860万CGT(標準貨物船換算トン数)の船舶のうち、韓国が4割超の1263万CGTを受注した。
韓国最大手の現代重工業は18年に163隻の船舶を受注した(写真は同国南東部・蔚山の造船所)
英調査会社クラークソンリサーチが24日まとめた18年の受注データを基に韓国産業通商資源省が発表した。18年は2位の中国の受注量が915万CGT、3位の日本が360万CGT。
韓国は前年の757万CGTから受注量を67%増やした。世界全体の発注に占める受注量の比率は44.2%と、11年の40.3%を上回って過去最高を更新した。
韓国の船舶受注を巡っては、韓国政府の自国の造船会社に対する支援が国際的な貿易ルールに違反しているとして、日本政府が問題視している。