茹で汁に牛乳!?「くっつくパスタをどうにかしたい!

茹で汁に牛乳!?「くっつくパスタをどうにかしたい! 」パスタが【くっつかない茹で方5つ】

パスタって、茹でている最中にパスタ同士がくっついたり、鍋底にくっついてしまいますよね。茹で上がったパスタを置いておくと、くっついて固まってしまうことも・・・。そこで今回は、【パスタがくっつかない茹で方5つ】と、【パスタソースを絡めるタイミング】についてご紹介します。

【パスタ・くっつかない茹で方1】茹でる量に適した水量を

Retina pixta 2523946 s
パスタがくっつくのは、茹でた際にパスタからデンプン質が出てくることが理由です。

また、パスタを茹でるためのお湯が少ないと、お湯の中でパスタが動くことが出来ず、くっつきやすくなってしまいます。

基本は、1人前のパスタの量(80〜100g)に水1ℓ程度だそうです。

ちなみに、1人前のパスタ80〜100gは、茹で上がると200〜250g程度になります。これを目安に、食べたい量や家族の人数に応じて調節してくださいね。

【パスタ・くっつかない茹で方2】グラグラ煮ない

Retina s img 4096
パスタを沸騰したお湯に入れたら、その後の火加減も大切です。お湯の中でゆらゆらとパスタが揺れ、吹きこぼれない程度の火加減にします。

早く茹でようと吹きこぼれるくらいグラグラと煮てしまうと、パスタの表面が溶けてベタベタしやすくなるそうです。火加減は気をつけてくださいね。

【パスタ・くっつかない茹で方3】差し水はNG

Retina pixta 26423203 s
吹きこぼれそうになると差し水をしたくなるところですね。でも差し水をするとパスタの茹で時間が変わり、パッケージ通りに載っている時間より長めに茹でる必要があります。また、長い時間茹でると、パスタの表面が溶けてべたついてしまいがちだとか。

茹でている間、差し水をするのは避けましょう。吹きこぼれそうになったら火加減を調整して対応してくださいね。

【パスタ・くっつかない茹で方4】時々かき混ぜる

Retina pixta 2556819 s
茹でている間は、様子を見てパスタをかき混ぜましょう。

特に、パスタを入れた直後は、デンプンが出始めくっつきやすいです。入れた後ある程度しんなりしてお湯の中にパスタが隠れたら、鍋の中で動くようになるまで混ぜ、その後も様子を見ながら時々かき混ぜます。

鍋底にくっつくのを防ぐため、鍋底に菜箸やヘラを当て、底からもかき混ぜましょう。

【パスタ・くっつかない茹で方5】鍋底にくっつかない茹で方

Retina pixta 20090403 s
パスタって鍋底にもくっついたりしますよね。

茹でる時に、少し牛乳を垂らすと、パスタが鍋底にくっつきにくくなるそうですよ。牛乳が鍋底に膜を張るからだそうです。牛乳のニオイは、パスタにつかないとか。

実際に以下の通り実験してみました。大さじ1杯ほど牛乳を入れてパスタを茹でた様子です。
Retina s img 4045
Retina s img 4094
牛乳が入ったため、茹で汁は白っぽくなっています。
Retina s img 4102
パスタは鍋の底にくっついておらず、またパスタにも牛乳の味や香りは感じられませんでした。気になる方はぜひお試しを!

パスタソースが美味しく絡むタイミング

Retina pixta 19511509 s
パスタ料理を美味しく仕上げるには、茹でたパスタをパスタソースに絡めるタイミングも重要です。

パスタを茹で上げ、お湯を切った段階ですぐにパスタソースと絡めましょう。パスタの表面のでんぷんがソースに絡まり、美味しく仕上がります。

パスタを少し置いておく場合は、オリーブオイルを少し絡めておくとくっつきにくくなりますが、やはり美味しさは劣ります。どんな料理も出来たてが美味しいもの。茹で上がったパスタは、すぐに調理してくださいね。

おわりに

今回は、「パスタがくっつかない茹で方5つ」と、「パスタソースを絡めるタイミング」についてご紹介しました。パスタの美味しさを左右する「茹で加減」。ご自宅の調理器具によって条件はさまざまなので、火加減や茹で時間、混ぜ方など調整しながら、試してみてくださいね。