京都アニメーションの惨劇に思う事

京都アニメーションのスタジオで起きた放火事件で亡くなられた方のご冥福を、慎んでお祈り致します。また、怪我で入院された方の早い快方を願って止みません。世界に冠たる日本アニメの中核を、テロにより壊滅せしめた卑劣な犯行に怒りが込み上げてきます。


作画監督(キャラクター・コスチューム等を決定)原画マン(動きの構図を描く)、それを中割し動かす動画マン、トレーサー(セルに写し取る/今でもある?)、色指定・ペイント(セルに彩色する/今はない?)そして美術(背景や特殊効果)、撮影(背景やセルを重ねて撮影する/フォーカスアウトのような特殊撮影)。それぞれ一流の技師術者の能力に支えられたアニメーション作品。一人が欠けても作品の質に関わる、いわば交響楽団が壊滅した。再建するには余りにも犠牲が大きすぎる。怪我が治癒して復職しても、多くの同僚はいない・・メンタルも破壊されたであろうことは想像できる。


まだ早いのかも知れないが・・1年後、あるいは2年後、どうか京都アニメの復活に向けて行動して欲しい。それが生き残ったスタッフの責務だと思う。亡くなられた方のアニメに賭けた情熱や希望の灯を、どうか消さないでください。頑張って欲しい。それがおいらの願いです。

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