厚生年金基金の資産残高は2012年度末で約18兆円・・

厚生年金基金の資産残高は2012年度末で約18兆円です。そのうち、「国内株式」の投資比率は約20%ですから、3.6兆円ほどの国内株式を持っていたことになります。この4月から施行された改正厚生年金保険法によって、9割ほどの厚生年金基金が解散に向かうと報道されています(11日付日本経済新聞 「年金改革の衝撃~厚年『大解散時代』」)から、解散によって3.2兆円ほどの「国内株式」が売却される可能性があるということになります。

GPIFのトップに、「株式投資による利回りの改善などを主張しており、国債に偏った運用からの転換を主導するとみられる」米沢教授を据えるのは、厚生年金基金解散によって出て来る可能性がある3.2兆円ほどの売りを、GPIFが「国内株式」の構成比率を2.5%ほど高めることで吸収しようという狙いがあることは間違いありません。

株式投資による利回りの改善」を目指した結果、解散に追い込まれた厚生年金基金保有する「国内株式」を引き取るために、GPIFが「株式投資による利回りの改善」という尤もらしい理由を掲げるというのは、歪んだ論理的でしかありません。


日経板で拾ってきた話です。
これは、覚えておいて損はない話ですね。<(´0`)>

ところで、おいらは、Textreamの「へっぽこトレー道」で、トレードを続けておりますです。
少しずつ、昔の感が戻って来たような・・・来ないような・・(^^;