本当に好きなことで生きていける?YouTuberのぶっちゃけ収入事情

本当に好きなことで生きていける?YouTuberのぶっちゃけ収入事情


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99%のチャンネルは、年間収益額が約1万円を下回っているといわれています。
ユーチューバーの収入を調べられるSOCIAL BLADE(ソーシャルブレード)というサイトで、日本のトップユーチューバーであるヒカキンさんの収入を調べてみると月収2,000万円と結果が出ました(あくまでも推測ですが)。
年間1万円から月収2,000万円への道は、こうでなければいけないという決まりも、どれだけ働けば…という時間の制約もありません。
もしかしたら、明日、あなたも億万長者になっているかもしれません。その夢を捨てきれないユーチューバーが、今日もコツコツと動画を投稿しているのです。
今回はそんなユーチューバー達の収入事情に迫りたいと思います。

YouTuberになって収入を得るまでの流れを簡単におさらい

YouTubeで収入を得るまでのおおまかな流れはこんな感じです。
① YouTubeのパートナープログラムに登録する
② YouTubeに動画をアップする
③ パートナープログラムに参加できる条件をクリアする
  ┗チャンネルの過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間
  ┗チャンネル登録者が 1,000 人
④ YouTube側で違法動画などに該当しないか審査がされた後、広告が掲載される
⑤ 視聴者が動画内で広告を再生、クリックされる
⑥ 収入が発生
あくまでも、参加条件をそれぞれ満たしていないと、収入は発生しません。
なぜこういった条件があるかというと、コピペ動画や過激、暴力的な動画で視聴数をあげる悪質なユーチューバー達を取り締まるためといわれています。

ユーチューバーの収入源は広告収入がすべて

YouTube内の広告の種類と広告収入が発生するタイミングを説明します。動画の再生回数は、実際には収入にあまり関係ないといわれています。
〇動画広告
テレビのCMのように流れ、5秒後などにスキップできる広告。広告へのクリック、30秒以上または最後まで広告を視聴することで収入が発生。
〇オーバーレイ広告
動画下部に表示される長方形サイズの広告。広告へのクリックで収入が発生。
〇ディスプレイ広告
動画右側に表示される広告。広告へのクリックで収入が発生。

やっぱりYouTubeで稼げている人は少ない

ユーチューバーとして広告収入が得られるためには、参加条件や広告へのクリック数、視聴時間などのいくつもの壁を越えなくてはいけません。
そのため99%のチャンネルは、年間収益額が約1万円を下回っているといわれています。現実は厳しいですね。

残りの1%のユーチューバーはどれくらい稼いでいるの?

日本で人気のユーチューバーといえば、ヒカキンさんが有名です。
今は、ユーチューバーの収入を調べられるSOCIAL BLADE(ソーシャルブレード)というサイトがあり、そこで調べると…あくまでも推測ですが、ヒカキンさんの月収は2,000万円と結果が出ました。
ヒカキンさんの動画撮影や編集で使用している自宅は、港区赤坂にある高級マンションといわれ、家賃は月100万円を超えているとの情報があるので、この計算結果はあながち外れていないかも。
また、ヒカキンさんの場合はYouTube以外にもメディア活動や書籍の出版などの活動をされていますから、YouTube以外の収入もあわせるととんでもない額になりそうです。

まとめ

YouTubeの広告は、種類によって単価が変わってきます。しかしユーチューバーは自分では広告を選ぶことができません。
そのため、同じ視聴時間であっても人によって、また月によって収入が変わることもあるようです。
現在、ユーチューバーとして活躍している人達は、YouTubeで広告収入が得られる前から動画をアップしていました。
すぐに月100万円を稼ぐことは難しいかもしれませんが、ユーチューバーに興味がある人は、小遣い程度の収入を得られるようにゆっくりと活動してみてはいかがでしょうか。